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でんぷん・デンプン
小学校理科では、でんぷんとひらがなで書くのに、中学校理科では、デンプンとカタカナで書くようですが、なぜでしょう。受験問題の場合、どちらかで書かなければ、間違いとか言うこともあるのでしょうか?
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これは、正式な「学名」は、読みとり困難な難しい漢字ではなく、「カタカナ」で表記するという、多分、文部省の方針あるいは規定の結果だと言えます。 小学校の時、「澱粉」を「でんぷん」と書くのは、漢字が難し過ぎて、小学校で教えている範囲を超えるので、その「読み方」を教えているのです。 他方、中学校になると、読み方ではなく、その正式(と一応される)「学名」を教えているのです。「澱粉」は学名ではなく、「デンプン」とカタカナで書くのが学名です。 「蛋白質」も漢字では、元々こう書きますが、学名では、「タンパク質」になります。動物や植物の日本語での学名を見ますと、すべてカタカナに統一されています。「銀杏(いちょう)」は、日本語学名では、「イチョウ」と言います。 虎や犬やライオンも、「虎・犬・獅子」ではなく、「トラ・イヌ・ライオン」が学名になっています。「猫」も「ネコ」が日本での学名です。 化学の物質名も、慣用的に「塩酸」とか「硫酸」という表記はいまでもあるようですが、複雑な物質になって来ると、かつては漢字での表記があったものが、カタカナに変化しています。 実際、膨大な化学物質の名前については、カタカナが標準で、漢字表記されるのは、ごく一部です。それも、慣用的な、簡単なものが多いです。 >受験問題の場合、どちらかで書かなければ、間違いとか言うこともあるのでしょうか? それは採点する人の判断次第です。「デンプン」と書いておけば、ほぼすべての場合で、OKだと思います。試験の場合、採点結果に異議を唱えるというのは、まず認めてもらえません。 「澱粉・でんぷん」でOKの場合もありますが、「駄目だ」という場合は、多分、抗議しても通らないと思います。中学で「デンプン」と習ったはずだとか、他のほとんどの受験生は「デンプン」と書いていると言われれば、抗議しようがないです。 試験というのは、正しいか間違っているかよりも、「学んだことを正しく答えられるか」を試験しています。 教科書に書かれていることや、学習指導要領に書かれていることを、正しく知っているかを試験しているのです。
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カタカナで書く理由は.「ぶしつ名はカタカナで表記する」というたしか.文部省の通達が有るためです。小学校ではわかりません。
- naoppe
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おそらく『澱粉』の『澱』が常用漢字に無い(未確認です)からではないでしょうか。 科学などでは『蓚酸』を『シュウ酸』と書いたり、『硼酸』を『ホウ酸』、『沃素』を『ヨウ素』と書いたりしますよね。 要するに教育の現場で学習しない漢字が含まれる場合は、その漢字がカタカナで表されるという事のような気がします。 ただ『澱粉』の『粉』が『酸』のように漢字のままではなく、全て『デンプン』とカタカナになってしまうのはどうしてでしょうね(笑) 考えられるのは『粉』が『粉末』の意味ですが、『酸』の場合と違って粉末である事は化学的性質と関係がないので、あまり粉末である事に重要性が無いという理由でカタカナに変えてしまっても構わないという事かもしれません。 どちらにしても『デンプン』を『でんぷん』と書いても『澱粉』と書いても間違いとされたら、理科の先生に抗議できると思いますよ。 ussunさんの仰るようにどちらでも◎を貰えると思います(笑) テストの採点の部分では『自信あり』ですが、常用漢字の部分は自信が無いので『自信無し』にチェックしておきます^^
お礼
ありがとうございました。とかく教育の現場は、おかしな所にこだわりがあるようで、漢字で書かないと間違いになってしまったり、することがよくあるので、子供達も戸惑ってしまいます。そんなところから、デンプンも、どっちかな‐。と思ったわけです。
- ussun
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特に違いはないと思います。小学生にはカタカナよりひらがなの方が簡単に思えるからではないでしょうか。 したがって、テストではどちらも○をもらえると思います。
お礼
さっそくありがとうございます。
お礼
たいへんよくわかりました。わたしのしりたかったのは、そう言うことだと思います。ありがとうございました。