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中国の食文化
皆さんこんにちは。 中国人は、四本足は机以外、二本足は両親以外、 飛ぶ物は飛行機以外、水中の物は潜水艦以外なんでも食べる。 と、いう冗談か本当なのかわからないような、話がある みたいなのですが、もし本当だとすれば両親以外の人肉は 食べたこと(歴史)がある。ということなのでしょうか? それとも、面白おかしく大げさにしたジョークなのでしょうか? 何卒よろしくお願い致します。
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中国の歴史で「人肉」「人食い」という言葉で思い出した人物は、「孔子」「韓非子」「魯迅」です。かれらが人肉食をしていたというのではなく、彼らの著書や言行から、彼らの周囲に人肉食の例があったことが見えるのです。検索して、確認しました。 韓非子: 『巧詐不如拙誠(巧詐は拙誠に如かず)』 魏の将軍「楽洋」が「文候」の命を受けて中山国を攻めた時の話。当時、中山国に楽洋の息子がいたが、中山国王に煮殺され、スープにされてしまった。しかも、そのスープを中山国王は包囲軍の将軍・楽洋に送った。 楽洋は、息子の人肉スープをどうしたか? 食べつくしたのである! 軍の志気を高めるパフォーマンスの為に。 このことを知った魏の文候は、側近の堵師賛に、「楽洋は予のために自分の息子の肉を喰らったのだ」と理解しようとした。しかし側近は、「自分の子供ですら食べたのです。一体誰なら食べないというのでしょう」と不信を答えます。これを聞いた文候は心中穏やかならず、やがて帰国した楽洋の功績を称賛しましたが、同時にその心を疑いました。 韓非子が書く教訓は、「人の心を動かすものは、手練手管の権謀術数などでなく、決して見返りを求めない心からの誠意であるということなのである」です。でも、その例に自分の息子の肉を食べた将軍の例が出てくるのです。 他にも有りますが、長くなるので省略します。検索すれば出てきます。キーワードの例は、 「韓非子 桓公 管仲 易牙」(韓非子:出典.桓公:君主.管仲:宰相.易牙:君主に自分の息子の頭を蒸し肉料理にして献上した忠臣) 「孔子 子路 醢」(孔子:師匠.子路:高弟だが敵国で憤死.醢:肉の塩漬けという料理だが、罪人などの人肉も多かったらしい) 「魯迅 狂人日記 人食い」(魯迅:20世紀の作家.狂人日記:彼が1918年に発表した作品.人食い:作品中に出てくる「狂人の妄想」と思っていたが、どうも実在かもしれなく感じてきた)
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- questman
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こんにちは。 中国の人食いは、飢餓や遭難(冬山や飛行機事故など)の理由ではなく、人肉を食べる行為が復讐を意味しました。相手に対する最大限の侮辱とでも申しましょうか。 ですから戦国時代は敵の大将を生け捕った場合、肉を削いでナマスにしたり肝臓を生食(レバ刺?)で食べたという記録もありますし、戦争じゃなくても政治抗争の末に政敵を逮捕して処刑して食べたという例もあります。実際においしいのかどうかは分かりませんが、そういう精神的な要素の方が大きい感じがします。 あと周の皇帝だったかと思いますが、類まれなる美食家で、一度で良いから人肉を食べて見たい、ということで料理番の子供を料理させ、食べたということも聞いたことがあります。恐ろしいですね。 因みに宋の時代以前は、犬も普通に食べられてました。今でも中国の田舎では残っているようですし、朝鮮なんかまさにこの名残です。 「羊頭狗肉」という通り、犬は羊や豚より卑しい食べ物でした。 猫・亀・蛇・猿・サソリなどゲテモノ料理の本場は、南部の広東省です。食べ初めた発端は飢餓とのことですが、最近はバブルの成金が「精をつけるために」あるいは「金の力を誇示するために」買い求めるケースが多く、さすがに他の地域の中国人も気味悪がります。 数年前のSARSの発端も広東で食べられたハクビシンが原因です。 またあのパンダもこっそり食べられているらしく「すっぱい味がする」と聞いたことがあります。 日本ではせいぜい変わった肉といえばスッポンやハブ・熊・タヌキ・クジラ・トドくらいですけど、中国の食欲はすごいですね。
お礼
こんにちはー そうでしょうね。 精神的なもの好奇心もあるでしょうし、 とにかく、何でも食べてみる。という 貪欲なところもあるのでしょうね。 私の友人もなんでも食べれる奴でハクビシンも 蜂の子供も食べてました。 魚は目玉が大好物で、「魚全部が目玉だったら 良いのに~」と、この前も言っていました。 お前は中国か!と言いたいくらいです ご回答ありがとうございました。
- Shirozaru9
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No.6です。 人肉でなく人血なら、20世紀の庶民レベルでも、一種の薬として食されていた可能性が有ります。 No.6で書いた魯迅の「狂人日記」の解説ページを読んでいたら、魯迅の別の作品に「先頃、市内で処刑が行なわれ、その血を饅頭に付けて食べた者がいる」という記述があるようです。 これを読んで思い出したのは、芥川龍之介・原作、富田靖子・主演の「南京の基督」という映画の一場面です。時代は、1920年ごろ。娼婦をしていて梅毒を持つ主人公は、それを治す民間伝承として、「罪人の血を餅(中国の「餅」は小麦製)に付けて食べると治る」と聞き、罪人か革命家の公開銃殺の場に出かけ、地面に流れた血を餅に吸い取らせて食べるという場面がありました。 原作は短くて、この場面は無さそうです。話を映画の長さにするために、魯迅の小品なども入れたのかもしれません。 弱い病人ですら「血を食せば病気が治る」と20世紀になっても信じていたのです。もっと前の戦乱の時代の武将や高官なら、自分を強くしたり権威付けするために、人肉を食べた可能性は想像に難くありません。
お礼
こんにちはー 芥川龍之介は新聞社の特派員で中国で、 取材をしたことがあるそうですね。 ちょうど5・4運動のときくらいでしょうか、 排日運動が盛んな時期に行っているようです。 勇を鼓舞するというのですか、自分に勢いを つけるため、食べている可能性もありそうですね~ ご回答ありがとうございました。
- dulatour
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中国文学の中野美代子さんが専門書を書いています。 カニバリズム(人肉嗜食)論 / 中野美代子. -- 潮出版社, 1975 是非ご一読を!
お礼
こんにちはー ありがとうございます。 ぜひ、読んでみます。 ご回答ありがとうございました。
- Yelm
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例えば「水滸伝」ではヒーローである筈の梁山泊の好漢達が平気で人肉を食べ、しかもそれを当然の事として描いています。 主人公、宋江を陥れようとした黄文炳は少しずつ肉をえぐられ、目の前で食べられると言う残酷な仕打ちをされていますし、それ以外にも多数の実例があります。 こうして見ると、当時の中国ではヒーローが人肉を食べる事も何ら問題ではなかったことが分かります。
お礼
こんにちはー マンガの蒼天航路だったでしょうか トウタクが人を刻み大きな釜に人を入れて 食べていたのは。。。 ご回答ありがとうございました。
猫スープ レストランに批判集まる 湖南省湘潭市 http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&d=0327&f=national_0327_006.shtml あの可愛くて人間の次に頭のいい猫さんを食べる野蛮な文化があるということは他の話もジョークではなくおそらくは事実なんでしょう。
お礼
こんにちはー 犬なら終戦直後の食糧難のときに、日本でも 食べた、ということを聞いたことがあるのですが 猫は食べたらいかないですよね~ ご回答ありがとうございました。
- homeshomes
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私も人肉に関しては聞いた事があります。 赤ちゃんを食べる人がいる と聞いた事があります。 事実かどうかは知りませんが^^;恐ろしい人種ですね。
お礼
こんにちはー 私も何かで赤ちゃんのスープだったか、 聞いたことがあるのですが、本当だったら 恐ろしいですよね~ ご回答ありがとうございました。
- myeyesonly
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こんにちは。 他のやつについては詳細は知りませんけど、人肉食は昔からの伝統?みたいですよ。 今もやってるかどうかは不明ですが。 三国志で有名な諸葛孔明も、罪人の肉の塩漬けをよく食べていたといいます。 罪人を食べるのは、あちらの国ではごく普通の慣習だったようです。
お礼
こんにちはー 日本でも映画「ひかりごけ」 外国でも映画「生きてこそ」 で、餓死寸前の緊急の場合、人肉をたべるのが ありましたが、伝統や習慣は怖いですよね~ ご回答ありがとうございました。
お礼
こんにちはー 横山光輝さんのマンガで題名は忘れましたが、 中国で自分の娘を包丁で刻んでいた料理人が いました。 食してはなかったと思うのですが、それでも 残酷で怖いですよね~ ご回答ありがとうございました。