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哲学の講義で困っています

 現在大学一年の者です。 私は文系ではないのですが、単位の関係で、先週から哲学関係の講義を受講しています(二週間連続の講義です、汗)。  しかし、授業に全く付いて行けないです。 デカルトの『方法序説』などを読んでくるのが毎日の課題なのですが、一応読んではいるのですが、何が何だか分からないです(『方法序説』は別にデカルトが自分の経験談・これからのことを書いているだけなので無意味な本だなぁと思ったりもしますが。しかも偉そうな口調がちょっと・・・、汗)。   認識論・ドイツ観念論とか、初学者にも分かり易い様な解説書はないでしょうか?(広く浅く解説してあるのが良いですが。)  友人・先輩に相談しても、相手にされないです(出席だけしていれば良い授業なので、汗)。 前の方で座っている男子は授業理解しているみたいで(教授の話しを聞いて笑ってるので)、勉強の仕方を聞きたいのですが、勇気が出せずに、聞けず。 教授に相談にも行きましたが、「それはしょうがないよ。」と一蹴されます。  ということで、質問しました。 回答御願いします。  語彙力は、少ないです(基本的な「概念」「混沌」等を知っている程度の大学受験レベルの語彙力です、汗)。

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回答No.1

 二週間連続というのがどういう形態かわかりませんが、二週間毎日ある としても、もう3~4日しか残っていませんね。出席だけなさって単位を 取得しておけばよろしかろうと思います。  ただ、せっかく興味を持っていらっしゃるならば、そのデカルトについ て、だのドイツ観念論についての解説書、入門書を読むより、哲学通史を 初心者向けに解説した本を読んで下さい。たとえば「誰でも分かる○○」 シリーズのような、いろんなことをイラスト入りで広く浅く書いてある、 ちょっと見には安っぽく見える本が色々あると思います。そういう本か、 高校の教科書、あるいは参考書か資料集のようなもので、ソクラテス以来 の一人の哲学者ごとに見開き程度の文章量でまとめてある本を読んで、思 想史の流れをざっとつかむのが一番いいと思います。それ以上の本は、そ こからさらに興味を持ってからで十分です。  デカルトの扱った問題だけを、ポンと与えられ考えてもわけが分からな いのが当然です。デカルトがなぜそれを思索したか、なぜそのことによっ て哲学史に残る学者となったか、ということは哲学で扱われてきた問題の 歴史的な流れをざっとわかっていないと、わからない、はずです。  理解力がなくて、とかではなく、土台のないところに屋根を作るような もので無理な話だから、「それはしょうがないよ」となります。「わから なくても単位くれるんだからやっときなよ」です。  回答をまとめますと、「誰でも分かる○○シリーズ」または、高校の教 科書、参考書か資料集です。具体的な書名は私も心当たりがありませんの で、お調べ下さい。大学生なら文系でなくても自分で調べられるはず。 私の頃は倫理社会という科目が高校にありました。今はあるでしょうか。

sakura-044
質問者

お礼

 やはり基礎知識は必要ですね。 デカルト二元論等は大学の受験勉強の時に、かなり学習したので、自信はあったのですが、大学の講義では全く意味が無かったです(何を言っているのか、書いてあるのかは多少分かるのですが・・・)。  倫理という手段もありますね。 取り敢えず、与えられた課題をこなして行こうと思っていますし、大学受験の時に御世話になった現代文の先生に相談しに行こうと思っています。  回答ありがとうございました。

その他の回答 (3)

回答No.4

 講義する先生、そのテーマ・内容の主題に自分も入っていかれるといいですね。  入っていかれなかったり、ずれていると、哲学くらい面白くないものはないでしょうね。  なにもかも抛って、その中にのめりこむようにするといいと存じますが、難しいでしょうね。がんばってください。どこまで自分をなくせるか。  書物との格闘ではなく、先生という人間の口がある以上、それは楽なはずですよ。  先生につっかかるようにしてください。お願いします。

sakura-044
質問者

お礼

 教授の板垣・口頭の説明は分かる場合は分かるのですが、難解な用語を使われて説明されると分からなくなります(辞書を引いても分からないという、汗)。  大学受験時代に御世話になった現代文の先生の所へ相談しに行こうと思っています。  回答ありがとうございます。

noname#155689
noname#155689
回答No.3

あんまり役に立ちそうもない、雑談に近い回答になりますが お許しを。 > 教授に相談にも行きましたが、「それはしょうがないよ。」と一蹴されます。 正直な教授で感心しました。 出席だけしてれば良いというのも、ある意味良心的だと思います。 だって、2週間で方法序説が(少しでも)理解できたら その人は哲学的才人ですよ>その道に進むべきです。 ですから、とりあえず単位だけもらって デカルトの理解は10年先~20年先に伸ばしてしまっても イイのではないでしょうか? > 前の方で座っている男子は授業理解しているみたいで >(教授の話しを聞いて笑ってるので) 教授のゼミの生徒さんとか、そんな人たちですかね? ゼミ生だけの笑いのツボがあるとか・・・ そうじゃないのに(今時)理解していたら、尊敬しちゃいます。 > 認識論・ドイツ観念論とか、初学者にも分かり易い様な > 解説書はないでしょうか?(広く浅く解説してあるのが良いですが。) ○○論の、広く浅い解説書はつまらないし、あんまり役に立たないと思いますよ。 (映画の予告編だけ見て、本編を理解したと錯覚するようなもんです。) それならむしろ、ざっと歴史を理解した方が 個人的には役立つのではないかと思います。 http://okwave.jp/qa4151019.html このサイト↓など、とても要領よくまとまっていると思いますが。 http://www.geocities.jp/enten_eller1120/easy/phileasyindex.html 話はいきなり変わりますが 今、リサ・ランドールの「ワープする宇宙」という本を読んでいます。 http://www.amazon.co.jp/%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%97%E3%81%99%E3%82%8B%E5%AE%87%E5%AE%99%E2%80%955%E6%AC%A1%E5%85%83%E6%99%82%E7%A9%BA%E3%81%AE%E8%AC%8E%E3%82%92%E8%A7%A3%E3%81%8F-%E3%83%AA%E3%82%B5%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%AB/dp/4140812397 これは、20世紀以降の、アインシュタイン以降の物理学について書かれた本です。 元文系のオジサンである私には、そう簡単に読みこなせる内容ではないので ゆっくりゆっくり読んでいますが 例えば、このような記述にぶつかって ●私たちは現在、重力-あなたの足を地面につけ、私たちの銀河を  宇宙と束ねあわせている力-が物体に直接作用する力ではなく、  時空の幾何の帰結だと理解している。 驚いて椅子からズリ落ちそうになりました。 ご質問者さまは理系の方ですか? 理系の学生さんには、例えばこんな記述はあたり前なんですかねぇ。 何を言いたいかというと おそらく私のような一般人というのは 天動説は卒業したものの まだアインシュタインとヴィトゲンシュタイン以降の世界観は理解していないんだ・・・ まだ、ニュートンとデカルトの世界~17世紀の世界観の中で生きているんだ・・・ ということです。 方法序説は理解できなくても、私たちの価値観はすっかりデカルトに染まっているんだ・・・ ということです。 それはむしろ、近代科学と現代科学、近代哲学と現代哲学を比較すると 否が応でも納得する筈です。 私が個人的に大事だと思うことは 認識論・ドイツ観念論を浅く理解することよりも 1564年にガリレオが生まれ 1596年にデカルトが生まれ 1642年にニュートンが生まれ 人々は神よりも理性と科学を信じるようになり その延長線上に今の私たちがいる、という歴史理解ではないでしょうか。

sakura-044
質問者

お礼

 教授の説明は分かり易い時と、全く分からない時があります。 しかも教授の解説は、全体の約三割を抜粋して解説している講義なので、やはり自習学習が不可欠ですね。 しかし、自主学習でも追い付けない部分が多過ぎます。  そういう事柄を質問しに行って、「しょうがない。」と言ってたので、まぁ、分からなくて当然という意味かもしれないですね。  昨日は宗教の話しで、「神の存在論証」の講義をされていたのですが、もう御手上げでしたね、汗。  『ワープする宇宙』は昨年辺り、凄い宣伝をしていましたね。 父は読んでいたみたいですが・・・。  父いわく、三次元世界に於いての二次元とか・五次元とかしか人間は分からないらしいです(正直、そんなに熱く語られても・・・と思います)、苦笑。 >方法序説は理解できなくても、私たちの価値観はすっかりデカルトに染まっているんだ・・・。  それは分かる気がします。 人間ネットワークの話しを聞いていて、そう思いました。  説明が下手ですが、他者との関係に於いて、初めて自分が存在するみたいな話しだった気がしますが(簡単に言うと)。  道元(?)という方も、そういう考え方をしていた様で(仏教関係ですが)。  用語は違えど、考え方は、構図は一緒という事に驚きました(デカルトと道元という方の考え方が)。  今の私から見て、『方法序説』の内容はデカルトの自慢話しじゃん!と思ってしまいます、苦笑(まぁ、宗教裁判があった時代なので、デカルトが何か躊躇っているのは文面から伝わりますが)。  『方法序説』の内容よりも、それに引用されている書籍(引用元の書籍)を読んだ方が意味がある気がして仕方がないです。  本題なんですが、大学受験の時に御世話になった現代文の先生に相談しに行こうと思います。  回答ありがとうございました。

  • v7nV1dZjx
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回答No.2

哲学ってのは各論が面白いのです。 他人が要約した概説はわかりにくい上に間違って いることもしばしばです。マンガでデカルトが理解 できたら誰も本家のデカルトを読まなくなりますよね。 サルトルなんかひどいもんです。

sakura-044
質問者

お礼

 そういう話を教授もガイダンスの時に話していました。 そういう意味で、解説書等は役に立たないという持論があるみたいです。  哲学の背景知識を手っ取り早く身に着けたいという気持ちもあります。 しかし、哲学じゃなくとも、やはり学問はコツコツ積み上げていくしかないみたいですね。  本屋さんにも行き、大学受験の頃に御世話になった現代文の先生の所へ相談しに行こうと思います。  回答ありがとうございました。

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