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自分、歴史とか全然知らない人間なんですが・・・w;
実は僕は小説を書いているのですが、新たに作りたい小説ができましたので、そこでふと思った疑問を言いたいと思います。 よく、SFファンタジー小説などに、タイムスリップというテーマが使われますが、その際タイムスリップした時代の住民が使う、古語などの言語はどのようにして翻訳しているのでしょうか? 自分の憶測だと、言語の専門家の人に翻訳してもらったりするか、あるいは最悪自分でその時代(たとえば戦国時代ならその時代に使われていた喋り方や方言等)を研究して調べていると考えています・・・。 もちろん、本当は後者を選ぶべきだと思います。 ですが、自分にはそこまでして徹底的に調べられる自信はないし、かといって最近話題の「もんじろう」で武士語翻訳に頼るなんて以ての外ですし、一体どうすれば現代語を古語に翻訳・変換することが出来るのでしょうか? この翻訳・変換さえ出来れば、タイムスリップを題材にした小説が創れそうなのです。誰か教えて下さい!
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国語の授業で古文をやったことがあると思いますが、 実際当時の言葉をそのまま「」にしたら、全く分からないでしょ? 雰囲気です。その当時の人ってこんなしゃべりかただなっていう雰囲気です。 時代劇みませんか?あの要領です。 江戸っ子の言葉、戦国武将の言葉、平安貴族の言葉 など、 もしそれっぽい言葉遣いをまるで知らずできないというのであれば、 それこそ国語能力として問題ですが、、、、
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翻訳(元にある言葉を、別の言語に訳す)をしているのでなくて、 作者が直接そのまま書いているのです。 また、他の方々がおっしゃるように、本気で古語にしたら今の読者が読めません。 面白いQ&Aを見つけました。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1348867.html No.1さんや他の方々がおっしゃっているように、時代劇レベルの雰囲気で言葉が書けないのであれば、小説を書くこと自体が危ぶまれます。 小説でなくてマンガを読んでみたらもっと分かるかもしれませんが、 たとえば『あさきゆめみし』も『はいからさんが通る』も『ベルサイユのバラ』も、滅茶苦茶といえば滅茶苦茶なんだと思いますよ(笑) 今のNHK大河ドラマの『篤姫』だって滅茶苦茶といえば滅茶苦茶です。 言葉がまったく訛ってないし! なのに、どうして西郷さんだけ訛ってるの!?(笑)
- outerlimit
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歴史物でも SFでも 小説(なぜ小説と言われるかの元も調べるとよろしいでしょう)は 時代背景を その作者が 過去もしくは未来はそうであったろうと妄想を抱いている背景に合わせて表現した、作者生存当時の常識感性思想を表現したものに過ぎません 歴史小説で歴史を学ぶなどはとんでもない勘違いです 歴史学的な歴史小説など 著者の思い上がりです 小説の語源が理解できれ明確になります
- ultraCS
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質問者様は、創作に関して、なにか大きな勘違いをしています。 小説で海外が舞台の時、登場人物と外国人が外国語で喋っているような小説はそんなには無いでしょう。実際には外国語で喋っていたとしても、小説作法としては日本語で記されているはずです。外国語が喋れなかったとしても、ただ、外国語のダイアログを記すだけではなく、どう通じないかを「日本語で」表現するのが小説というものです。 時代を遡る場合も同じです。読者にわかる言葉で雰囲気を伝えられるのが作者の力量というもので、正しい古語を使ってそれでよしとするのは作者の独りよがり以外の何者でもありません。 では、もし、タイムスリップ物を書くとして、未来にタイムスリップする場合は質問者はどうするつもりなのでしょう。未来の言葉なんて誰にもわかりませんよ。 あるいは異世界のファンタジーでは、誰にもわからない言葉を使うのですか(そういうレベルの低いファンタジーも散見しますが)。
- nene-k
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私は、未だかつて、タイムスリップした時代の住民が使う、古語などの言語を忠実に再現している小説やドラマを見た事がありません。 実際には、幕末あたりの人とでも、現代人が会話しようとすると難しいと聞いた事があります。 それだけ、言葉は流動的で変化するものだと思います。 現在わかりうる限りの当時の言葉で時代劇を造ったら、おそらく字幕スーパーなしでは、視聴者には理解できないと思いますよ。 だから、時代劇や小説では、そこのところは半分無視して、見ている人、読んでいる人にわかりやすい言葉で表現されていると思います。 もし、その時代の言葉を忠実に再現する事にこだわれば、当然、タイムスリップした主人公と、その時代の人との会話は成立しない事になりますから、物語を綴っていく事は不可能だと思います。 たとえば、「精神的に・・」とかの「精神」という名詞は、杉田玄白が解体新書を書いた時に造った造語なので、成立年代がはっきりしている名詞ですが、それ以前の時代である暴れん坊将軍や水戸黄門なんかでも使われていたと思います。 単語だけでなく発音も違います。 室町時代頃までは、母音は「あいうえお」の五つではなく、七つか八つあったそうなので、戦国時代にタイムスリップしたら、江戸時代の比じゃないくらいに会話が困難だと思います。 長文になってしまいましたが、要するに、私の個人的な意見としては、そこにこだわってしまっては、タイムスリップの小説は書けないと思います。 外来語さえ気をつければ、それほど気にする事はないのでは? 主人公が、いちいち通訳をつれてウロウロしていては、SFファンタジーの魅力が半減するような気がします。 #1さんがおっしゃるように、今の時代劇で使われているそれらしい言葉でいいんじゃないでしょうか。
- tyr134
- ベストアンサー率51% (851/1656)
私も雰囲気を如何に出すかにつきると思いますよ。 小説なんですし、ましてや歴史学や言語学の専門書を書こうというのではないのでしたら、多少間違ったって構いませんよ。 読者もそのつもりで読んでるんですから。 あの司馬遼太郎先生だって、当時の言葉そのままで書いてる訳ではないんですから。 雰囲気を残しつつ、現代人にもわかりやすい言葉使いや台詞の言い回しを工夫して書くんですよ。 もちろん、その為の知識は必要ですけど。 司馬遼太郎のような、なるべく史実に忠実な歴史小説を考えているならなおさらですね。 そのために、彼は猛勉強してますから。 厳しく言えば、「史実に忠実な歴史小説」を謳うなら、一朝一夕の勉強では不可能です。 一方で「ファンタジー世界」というかフィクションモノであるなら、雰囲気さえでればそれでOKです。 極論すれば、「A時代の人は関西弁で、B時代の人は東北弁で~」みたいにしたって構わないんです。 つまり、演出の問題です。 なんなら、自分で作ってしまったって良いんですよ。 例えば、1オクターブ分の五線譜の音符に、「いろは」を当てはめて、なにかを語らせるときは「チューリップ」の音符を「いろは」で歌わせて、それを主人公が持ってた翻訳機が翻訳してくれてるって設定にしたりして。。。 まぁ今思いついた陳腐な方法ですけどね(笑) フィクションだけど、リアリティを求めてどうしても翻訳したい、、、というなら古語辞典を活用するのが一番手っ取り早いですかね。 「逆引き」と合わせて使うと、効率もUPしますよ。文法もちゃんとした辞典ならのってますのでおすすめです。 小説なんですから、あまり肩肘はって「事実に乗っ取って~」なんて考えなくても良いと思いますよ。 読者も小説と分かってて読むんですから。 「これが事実だったんだ~」なんて鵜呑みにするのは、情報リテラシーがなってない証拠で、受取手・読み手の問題ですから。 極論いえば、研究者が書く歴史書も「8割はフィクション」と思った方が良い位ですから。(それくらい、歴史の真実なんて分かりません) ただし、あなたが「史実に忠実な歴史小説」を謳いたいならば、それ相応の覚悟を持って勉強することが必要です。 そうしないと、小説家潰しを生業とする歴史家さんが手ぐすね引いてまってますから(笑)
- re0na
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大学院にて日本史を研究する者です。お力になれればと思い書き込みました。 残念ですが、簡単に翻訳や変換をすることは難しいと思います。 私の大学では3年生から研究室に配属され日本史を学びます。その為に資料を解読するわけですが、やはり慣れるまでに(すらすらと解読できるまでに)少なくとも1年程かかっています。そうしてその知識を使って卒業論文を書くのです。 慣れれば「なんとなくこんな話し方するんだろうな」という事が分かると思いますが、やはり何も学ばずに翻訳・変換ができるほど歴史の世界は甘くないと思います。(歴史家の立つ瀬もなくなっちゃいます^^;) 小説を書かれているとの事で、小説を読むことも多いと思います。 ではここで考えて欲しいのですが、例えば医療問題をテーマとした小説を書く人がいたとします。この人は医療について何も知らないまま小説を書いているでしょうか?そんな事をしたら薄っぺらい小説しかかけませんよね。皆さんそれなりにテーマについて勉強なされていますし、自分の知識でフォローしきれない点はアドバイザーさんについてもらっているようですよ。 ここまで読んでいただいて、私が言いたい事はひとつ。 質問者様がどの程度のレベルの小説を書きたいのかということが重要だとおもいます。 特に力を入れるつもりが無ければ、ゲームや漫画の世界のように臨機応変に現代語を喋る武士なんかがいてもおかしくないとおもいます。ただ、どうしてもきちんとした物が作りたいとお望みでしたら時間はかかりますがご自分で少し勉強なさってはいかがですか?そのほうが、歴史や文化にも理解が深まって、内容の濃い説得力のある小説が書けるのだと思います。