- 締切済み
無声母音と有声子音
以前、大学の公開講座で音声学の講義を受講しました。 その後、音声学に興味を持ち、音声学関連の本を読み漁ったのですが、無声母音と有声子音の説明が分かり難く、イマイチ理解できませんでした。 何か、簡単な解釈の仕方はないでしょうか? 身近なものを例にした説明など、ありましたら教えていただけると嬉しいです。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
みんなの回答
- mide
- ベストアンサー率44% (333/745)
まず「有声音」と「無声音」の区別は大丈夫ですか? のどに手を当てて発音したとき、振動が分かるのが有声音、そうでないのが無声音です。ささやき声で話すと全ての音が無声音になります。 日本語では基本的に「あいうえお」の全母音と、ガ行ザ行など濁音の子音と、ナ行マ行など清濁のない子音が有声音、カ行サ行など濁音でない子音が無声音です。英語では基本的に全母音と、b, d, g 等が有声音、p, t, k 等が無声音です。 「基本的に」と上で書いたのは、場合により有声音が無声で発音されたりその逆もあるからです。「有声子音」はごく普通の子音なので特に難しくないと思いますが、もともとは有声である母音が無声化することもあり、これは前後の音はアクセントの有無などの音環境によることが多いです。また方言による違いもあります(東日本では母音の無声化や消失が起こりやすい等)。
- mide
- ベストアンサー率44% (333/745)
まず、「有声音」と「無声音」の区別は大丈夫ですか? のどに手を当てて発音したとき、振動が分かるのが有声音、そうでないのが無声音です。ささやき声で話すと全ての音が無声音になります。 日本語では基本的に「あいうえお」の全母音と、濁音の子音、清濁のない子音が有声音、濁音でない子音が無声音です。英語では基本的に全母音と、b, d, g 等が有声音、p, t, k 等が無声音です。 「基本的に」と上で書いたのは、場合により有声音が無声で発音されたりその逆もあるからです。「有声子音」はごく普通の子音なので特に難しくないと思いますが、もともとは有声である母音が無声化することもあり、これは前後の音はアクセントの有無などの音環境によることが多いです。また方言による違いもあります(東日本では母音の無声化や消失が起こりやすい等)。
- jo-zen
- ベストアンサー率42% (848/1995)
「母音の無声化」については、以下のURLが、詳しくかつ分かりやすいと思います。参考にしてみてください。 http://www.lingua.tsukuba.ac.jp/~ippan/JGL/1999/1999-MiFuSuUSi.pdf 「有声子音」については、以下のURLを参考にしてみてください。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%90%E9%9F%B3 ※日本語の子音の項 http://nihongo.human.metro-u.ac.jp/~nishigori/paper/voAsp-Shanghai.pdf 実際に言葉をはなす場合、音声学的なパターンによらないケースも多く、また意識して使っているわけではないので、非常にわかりづらくて当然と言えば当然です。また、方言などでも多く変わってくることもあります。
- sanori
- ベストアンサー率48% (5664/11798)
こんばんは。 1. 無声母音(というか、母音の無声化) 文字を見る限り母音がある箇所であるはずなのに、母音がなくなっているもの。 例 ごちそう ・・・ go chi so とは読まずに go ch so と読む 息子 ・・・ mu su ko とは読まずに mu s ko と読む 落胆 ・・・ ra ku ta n とは読まずに ra k ta n と読む 2. 有声子音 英語の [b] [d] [g] [dろ] [m] [n] [v] [z] など 例: tab, liquid, bag, stage, ham, turn, active, bags これらは、語尾がすべて有声子音になっています。 なお、有声子音は、必ず語尾にあるということではありません。 途中にある場合もあります。(例: exam の[g]の音)