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泉 鏡花 「外科室」について
泉鏡花の「外科室」の作品がすごい気になってます。 最近古典、漢文などを勉強し始めたのですが、未だ文章を理解して読むことができないので困っています。貴船伯爵夫人と高峰の複雑な恋愛関係をテーマにしているのはわかるのですが… よろしければ、「外科室」における恋愛背景や泉鏡花自身がこの作品に込めているものを教えていただけたら幸いです。 宜しくお願いします。
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- maaaaaatin
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外科室、いい作品ですよね。 これは複雑な関係というよりは、むしろものすごく単純な関係にあったと思います。 何年も昔に一度すれ違っただけでありながら、お互い忘れることが出来ないほど強く想い、そして再会するも、立場ゆえ決して気持ちを明かすことがないまま、その想いを永遠に隠してしまった。 ものすごく単純でありながら、単純だからこそ『ひとめぼれ』とかいう軽いものでは無い、狂気すら覚える程の強い思いを感じます。 そして相手にすら想いを伝えること無く死を選んだ気高さも、この作品が魅力的な理由のひとつだと思います。
こんにちは。 「外科室」は、究極のプラトニック・ラブがテーマだと 私は思いますが・・・。 この時代、”姦通罪”が存在していたのではないでしょうか。 また、たとえ、肉体関係を持たなくても、妻が夫以外の男性に 思いを馳せるなどというのは、言語道断といった感じだったのだと 思います。 現代の感覚では、なかなか理解できないものがありますよね。 「外科室」に限らず、昔の傑作の多くは、現代の感覚で読んで しまうと、なかなか、理解できないものになってしまいましたよね。
- yuyuyunn
- ベストアンサー率41% (20359/48650)
こんにちは 私個人の解釈ですけど 泉鏡花のというか、その時代の 女性の貞操観念というのを感じますが・・ それと秘めた恋(恋心)というのは 美しいということですね ご参考までに