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究極の「純愛」小説は?

一時期「純愛ブーム」なんてものがありましたが、いま無性に「純愛」を描いた小説が読みたくてたまりません。 「これは究極の純愛小説!」というような作品があれば、教えていただけませんか? 尚、お願いする身でありながら、ワガママを言って恐縮ですが「世界の中心で、愛をさけぶ」のような作品は好みではないので、こういうタイプの作品以外でお願いします。 ちなみに、現在私が一番好きな「純愛」小説は、泉鏡花の「外科室」です。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • nagihno3
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回答No.1

私が純愛だと感じた小説は、ドストエフスキーの「貧しきひとびと」です。 往復書簡の形で展開される、役人と若い女性の物語。 ただ、恋愛が主題というわけでもないので、お求めのものとは違うかもしれません。それと、ちょっとテーマが重いです。 でも私は大好きです。

noname#57154
質問者

お礼

恥ずかしながら、ドフトエフスキーはまだ「白夜」しか読んだことがありませんでしたので、非常に参考になりました。 書簡体小説は大好きですので、今度読んでみます。 ご回答、ありがとうございました。

その他の回答 (5)

回答No.6

『外科室』、玉三郎さんの映画もよかったですね! エンディング字幕の背景で、金色に燃えながら沈んでいく太陽と、ヨーヨーマのチェロが、全てを表現していたと思います。 海外のサスペンス作品で、ご望みのものとはちょっと外れるかもしれませんが、 ●フランシス・アイルズ 『レディに捧げる殺人物語』  金にも女にもだらしないが顔だけは良い男に恋して、結婚してしまうお嬢様の話です。  今風に言うと「ダメンズ」の一言で片付けられそうですが、ある意味これも純愛かな?と思いました。最後にヒロインの取った行動が、復讐なのか愛情なのか判別できないところに、哀しみと底知れぬ恐ろしさを感じました。 日本文学で『外科室』的な香りのするのは、谷崎潤一郎の『春琴抄』でしょうか。既読だと思われますが。。。

noname#57154
質問者

お礼

お礼が遅くなってしまい、申し訳ありません。 「外科室」の映画はまだ観たことがないんです。 でも、yuyuchan200のコメントで観たくなってきました! 今度レンタルビデオ等で探してみます。 「レディに捧げる殺人物語」、面白そうですね! 『ダメンズ』に惹かれるお嬢様ですか...。 「桜の園」のラネーフスカヤ夫人とかけっこう好きなので、こちらも今度読んでみようと思います。 「春琴抄」は私も好きです! ご回答、どうもありがとうございました。

  • _________
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回答No.5

恋愛ばかりじゃないのですが赤毛のアンはどうでしょうか。 清々しいですよ。

noname#57154
質問者

お礼

「赤毛のアン」シリーズは、第4作目の「アンの幸福」まで読みました。 アンの成長や恋心の描写など、とても微笑ましいですよね。 「アンの夢の家」と「炉辺荘のアン」も読みたいと思っています。 ご回答、ありがとうございました。

  • mat983
  • ベストアンサー率39% (10264/25669)
回答No.4
noname#57154
質問者

お礼

恥ずかしながら、こちらもまだ読んだことがありません…。 三島由紀夫はまだまだ読んでいない作品が多いので、ご紹介いただいた作品を優先的に、もっと読んでみたいと思います。 ご回答、ありがとうございました。

回答No.3

江國香織さんの「神様のボート」ですかね。 作者が後書きで「狂気の物語」と位置づけたことで酷評されていましたが、私は究極の純愛だなーと思いましたね。 ここまで一人の人を思い続けられて、信じて待てることは凄いな、と。 江國さんの作品で一番心に残っていますし、好きなお話です。 ちなみに私も「世界の中心で、愛を叫ぶ」は好みではないです(笑)

noname#57154
質問者

お礼

「神様のボート」は私も読みました。 「骨ごと溶けるような云々」というコピー(popかな?)が印象的でした。 アドバイス、どうもありがとうございました。

  • isatake
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回答No.2

三島由紀夫の「春の海」かな?

noname#57154
質問者

お礼

先日映画化もされた作品ですね。 三島由紀夫の代表作でありながら、まだ読んだことがありませんでした。 今度読んでみようと思います。 ご回答、ありがとうございました。

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