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法人か、個人事業主か。

今度、起業するにあたり、法人化するか、個人事業主としてするか、悩んでいます。 自己資金はある程度用意できるめどが立ったのですが、それをもとに国金の「無担保・無保証人」の融資制度を申し込もうと思っています。 まず、その際に法人化して融資を申し込んでおくべきか、個人事業主として融資を申し込み、事業が軌道に乗った後、法人化するべきか悩んでいます。 また、個人事業主として、融資をしてもらった後に法人化した場合、 手続きはどのようなものがあるのでしょうか。 ほかに、個人、法人のメリット、デメリットがあればお教えください。 ちなみに、古着店を創業しようと思っています。

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  • sionn123
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回答No.3

 724430さん こんばんは  事業を始める時に、法人で始めるか個人事業主で始めるかには理由が有ります。まずは法人で始めた方が有利な場合のみ、法人で始めるべきだと思います。法人で初めて有利な場合は、「節税対策になる場合」と「法人で始める事によって売上が上がる可能性が高い場合」とが考えられます。 (1)法人で始めると節税対策になる場合  まず税法上は、個人事業主は「給料をもらえない」事をご存知でしょうか???給料がもらえなくても生活していかないとならないですよね。ですから個人事業主の生活費は、経理上は「事業の利益の中から個人的な使用の出費」と言う事で処理します。逆に言えば、事業の利益全てを個人的な使用(例えば生活費)として出費しても良い訳です。(実際は事業の利益全てを生活費に出費してしまうと、後々困る事も有るのでそうする人はほぼ居ないでしょうけど・・・)税務上以上の様な処理をする関係で、個人事業主は事業の利益に対して課税される方式になっています。  法人の場合は法人の役員でも給料をもらえます。(正確には「役員報酬」と言いますが、話がややこしくなるのでここでは「給料」と言う事で話しますね。)したがって法人の役員の場合は、法人税と言う事業の利益に対しての税金と役員個人の給料に対しての税金と言うダブルの税金を払う事になります。  ところで個人事業主が利益に対してだけの税金を払い法人は法人税と役員本人の給料に対してのダブルでの税金を払う関係で、一般的感覚では税金額は「個人事業主<法人」と考えがちです。これは利益が低額の場合はその通りなのですが、法人税の課税率が個人事業主の課税率よ低い関係である一定の利益額を超えると税額が「個人事業主>法人」となる点があります。この点は「利益額(間違っても売上額出ない事に注意して下さい)が1000万円を超えた時」と言われています。この1000万円は、行っている事業の利益率や役員の給料によって細かくは違う額なんですけど・・・・。  以上よりお解りになったかと思いますけど、利益(しつこい様ですがここで言う利益は、間違っても「売上」出ない事に注意して下さい。)が1000万円を超えた場合は、節税の意味で法人にした方が徳ですね。 (2)法人で始めた方が売上が上がる可能性が高い場合  個人事業主と法人の違いは色々有るのですが、1つは「個人事業主より信用度の高い法人」と言う事が上げられます。法人は確定申告時に個人事業主より多くの帳票を提出しないとならないのですけど、その結果として個人事業主より会社の内容を明らかにしている法人と言う事が言えると思います。そう言う関係で、対法人又は対役所の仕事を受けおいたい場合はほぼ法人じゃないと受けられない場合が殆どです。したがって対法人又は対役所の仕事を請け負いたい場合は、利益云々じゃなくて開業時から法人で開業した方が売上が上がる場合が考えられます。これが「信用度」と言う感点からです。  ところでこれから724430さんが始めようとしている古着屋さんは、対法人又は対役所に対しての商売ではなくて個人のお客様(ここで言う「個人」とは、「個人事業主」と言う事では無くて「個々の人々」と言う意味です。)に対しての商売ですよね。したがって個々のお客様が「あの古着屋さんは、法人だから質の良い古着を売っているお店だよ」とは誰も考えないと思います。そう言う意味で法人で始めたからって決して売上が上がるとは一言もいえませんよね。もちろん私の知らない特殊な例で、公立学校の制服等で古着を使うなんて場合が有るのかも知れませんけど、有ったとしても特殊な例だと思いますから考え無くて良いでしょう。  以上の2点を良く考えて、法人で始めた方が良いのかどうかを考えると良いでしょう。開業当初は、どんな有能な経営者が経営しようとも街のお客様にお店の存在すらが知られてない関係で思う様に売上は上がりません。そんな関係も有って、利益で1000万円なんて夢の又夢で先の話だと思います。ですから、まずは「個人事業主」で開業するのが妥当だと私は考えます。  開業する時は、思うより物入りで色々な出費が多いです。と言う時に法人登記の費用すらもバカにならない費用だと私は思います。ですから見栄とハッタリででも「法人」で開業したいのは凄く解るのですけど、諸費用の事を考えると「個人事業主」で開業出来るならその方が良いかと思います。開業資金を準備されたとの事ですが、多分頑張って何年か掛けて貯めた費用だと思います。そう言う大切な費用を無駄にしないためにも、「個人事業主」での開業が良いのでは・・・と思います。「法人」で開業すれば当然「法人登記費用」が掛かるのですけど、私だったらその費用を商品を揃える方に回すと思います。  以上何かの参考になれば幸いです。

その他の回答 (2)

回答No.2

取引先との関係などでどうしても対法人でなければならないという理由が無いならば、個人事業ではじめるほうが手堅いでしょう。法人はやはりある程度の事業規模になっていくとメリットが出てくるという類のもので、小規模な事業ではデメリットの方が多いと思います。 法人だと、まず設立時点であれこれと結構お金が飛びます。事業がうまくいけば良いのですが、上手くいかないときにやっぱりやめて方針変更!というのもやりにくくなります。 厚生年金・健康保険などにくわえ決算の面倒さなども個人の比ではありませんし、ある程度(おおむね数千万円くらいかな?)売り上げが立っていく状況でもなければ税金面でのメリットもほとんど無い・・むしろマイナスでしょうか。 事業を立ち上げるときはそうでなくても色々と面倒があったり細かいトラブルも起こりやすいものです。本業たる仕事以外にかかる手間が最小限ですむ個人事業に留めて余計な事はなるべく考えずに済むようにして、ある程度軌道に乗って余裕ができた時点で法人化を考えるという二段構えで計画しておいたほうが良いのではないかと思います。

回答No.1

起業について個人か法人化を選択する場合に、今後の事業計画が基本的な答えになっているのではないでしょうか? 古着店と言う事ですが、店舗の運営を1店舗で済ますのか、5年後10年後に2店舗目を出店するのかにも関わってきます。 要は、事業計画にて大まかな粗筋にて店舗を運営し、ゆくゆくは2店舗目3店舗目を出店と考えている程度なら個人事業にて法人化するまでの過程をじっくり考えながら事業展開するのも一つの手ですが、現時点で起業するにあたり既に何社かの企業との仕入れ提携や業務提携などが決まっているのであれば法人化し相手企業のことも考慮するのが良いと思います。 個人・法人でのメリットデメリットはネット検索で沢山の事例などが検索できますが、先ずは自身の構想?事業計画ではないでしょうか? ちなみに私は農作物のネット販売を行なっておりますが、当初は法人化も視野に入れており事業計画の前に行動と言った安易なパターンで個人事業として始めました。結果、法人にするメリットもありましたが個人事業で十分な利益も取引も出来るので現状法人化は考えておりません。 今後、今は北海道ですが関東や関西にアンテナショップを出店するとか提携ショップ(八百屋)との取引が増えて来るようでしたら法人化も視野に入れようと考えています。 また、融資の件ですがきちんとした事業計画書を提出する事により融資が決められますので個人での融資後に法人化しても返済が法人名義になるだけで困ることは無いかと思います。 手続きに関しても、国民金融公庫が融資した相手には定期的に調査が入りますので、融資者の名義変更など行なえば済むことになると思います。 私の場合、融資の審査を受けようと考えましたが、現状個人事業で経営する時に自由度が効かないと言ったデメリットを考査し、自己資金での起業を行ないました。 税金や確定申告時の資料に関しても融資を受けていると個人事業ならではの利点(自己融通)も訂正されて不自由することもある場合がありますから… 自己資金がある程度用意できるめどがあるならば、先ずは自己資金にて起業を行い、どうしても必要なときに融資を受けたら良いのではないでしょうか? 結果、融資を受けるにせよどの程度の来客でどれくらいの単価で仕入で利益が生まれ、どれくらいの返済でどれくらいのペースで返済できると言った結局は事業計画での融資選考になります、自己資金があって事業計画があるのであれば、自ずと現状の自己資金でどれくらいの期間で幾らの利益が生まれてと言った計算もつくはずですので、融資を受けてもあまり変わらないのではと思います。 逆に事前に融資を受けて自己資金を豊富に持っておきたいと言う考えなら話は別ですが…。 私個人の意見ですが、私同様にお金の無いところからはじめてみると以外に知らず知らず無駄なお金も使わず経費も最小限に抑え、利益に直結した経営と行動が出来るのではと思います。 お金があるに越したことはないですが、あればあったで多少無駄にお金を掛けてしまう面が増えることも考えられますから… 長文になりましたが、ご参考にどうぞ。

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