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法人と個人事業主どちらがいいか?
親から事業継承(個人事業)をするのですが、法人にしようか個人事業のままにしようか、検討中です。 実際に、今年度は売上で1.5億・当期利益で1200万程度あがるのですが、相場に左右されやすい商売なので、落ちる時は売上で半分、当期利益だと10分の1程度まで下がった事があります。 ここ数年は相場も安定しているので売上は1億・当期利益で300万は確保できています。 さて、このよな状況で、法人になる事に果たしてメリットがあるか?という事です。 法人になるメリットやデメリット、個人事業主のメリットやデメリットは本やネットなどで把握しています。 ただ、一つ疑問に思うのは、税理士や会計士が法人になるメリットを宣伝するのが胡散臭いのです。 法人になれば税理士や会計士はお客が自動的に付くから、法人になれと個人事業主のデメリットと法人のメリットばかりを押しつけてきます。 しかし、自分の売上と利益では、当面大きなメリットは感じられないのですが、宣伝文句のように本当にメリットがあるのでしょうか? 現状では取引先から法人化を勧められた事もないし、銀行から多額の融資を受けなければやっていけないという事もありません。 当然、それなりの事業規模になれば必要かと思いますが、売上が年1億ちょっとで、当期利益が数100万から1000万を少し超えるくらいのレベルの会社が法人化するメリットって、信用以外にあるのでしょうか? むしろ、面倒な税務調査が定期的に来たり、法人化した場合の税理士などにかかる費用を考えれば、節税分を軽く取られてしまう気がします。 まぁ、給与控除や社会保険加入とか赤字の繰り越しなんかはありますが… 倒産した場合の減免だって、零細に近い法人では経営者に連帯保証をしっかりかけてくるだろうし… どなたか、個人事業から法人化する本当のメリットを教えて頂けないでしょうか?
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- mumu62
- ベストアンサー率0% (0/0)
私はつい最近法人化しました! 確かに質問者様のおっしゃるように、税理士さんとかが法人化 するメリットとして税金対策になるとか信用ができるからとか 言っておられるのをいっぱい聞いてためらっていました。ちょ っと営業っぽいなあと。。。 私はそれほと売上があるわけでもなく、税金もそんなに払って ないのであんまり意味ないかなあと思ってたんです。 でも私が法人化した理由は社会保険と生命保険です。社会保険 はかなり国民健康保険より保障が分厚いので色々調べて、やっ ぱり社会保険に入りたいってなったので、そうしました。比較 してくれてるホームページとかってすごく少ないんですが、コ コの社会保険労務士さんだか税理士さんだかが、具体的な数値 を示してくれてますので参考になるかと思います。URL添付 しておきます。 http://www.cg1.org/client/201011.html あとは、生命保険ですね。保険料が法人の経費になるというの と、退職金をためることができるというので法人にしたほうが かなり有利になると思いました。 どれもこれも守りの話ですが、法人化のメリットって税理士さ んが言うような、税金対策に当てはまるケースってすごく少な いと思います。税理士さんに惑わされずに、考えたら私はやっ ぱり社会保険が一番大きいかなと思います。 私の経験なので参考になるかどうかわかりませんが、よかった ら調べてみてください!
- ben0514
- ベストアンサー率48% (2966/6105)
回答から再度書かせていただきます。 ただ、私の行う事業は法人あり気です。個人事業では税金対策的な要素が強いので、参考にとどめてください。 法人化によるメリットは、 事業主や事業主家族などに対する支払いを経費化しやすいということですね。 給料なども個人の場合専従でなければならないところ、法人では家族をパートのように使うことも可能です。役員とすることも可能です。 さらに、不動産を事業に使うような場合、個人事業ではあいまいになりやすく、そのためか事業主や生計を一にする親族への支払いが経費となりません。法人であれば、相場どおりの賃貸契約などであれば、経費にできます。 これらは、法人における法人税の税率がおよそ一定であるにもかかわらず、個人の所得税の税率が超過累進にであることで、メリットを生み出すことが可能ですね。個人の所得を計画的に考えれば、法人の税率より低い金額になるような支払いをすることで、法人の税金を減らし、個人の低い税率で税負担をすることにつながります。 欠損金の控除なども法人のほうが長いです。計画的に役員報酬を決定することなどで、法人を赤字にし、法人での税負担をなくし、個人での税負担にすることも可能でしょう。それも家族を役員にし分散させることで超過累進で低い税率となるように分散させることも可能でしょう。 個人資産を会社に貸すことで、給与収入と賃貸収入を得ることが可能です。会社の業績にあわせて計画的にこれらの金額を設定することで、法人は経費を支出することで税金対策ができ、個人側では、給与収入については概算経費的な給与所得控除、賃貸収入については不動産所得として青色申告特別控除も受けられます。不動産での臨時支出(土地の整備や建物の修繕)で赤字となれば、給与所得との損益通算が可能ですので、個人側で所得税対策も可能でしょう。 政府系融資や金融機関での融資の際も連帯保証をすることになり、実質借りるのには影響が無いように見えます。しかし、法人組織として法律上別人格である手続きが必要な法人とその経営者という形のほうが評価が高いでしょう。もちろん、実質個人事業と変わらないという意見もありますが、幾分かは違うでしょう。 デメリットとしては、 個人事業は事業主個人の人格で行うため、あらゆる面で手続きが簡略化されることでしょう。融資などの際も個人の戸籍や住民票、免許証などが証明書類となります。 法人は人格が異なりますので、登記簿謄本や印鑑証明の入手が法務局となり、入手費用が高くなるほか、連帯保証人として、個人の証明も必要になります。 法人は人格が異なるため、赤字であっても住民税の均等割が発生し、金額的には個人に比べて高額となる、最低2万円+5万円が発生することになります。 さらに、会社名や所在地などが変わるたびに登記変更の義務が発生し、登記手続きの事務負担又は専門家への費用のほか、登録免許税なども発生してしまうことでしょう。 さらに、個人事業の廃業は廃業と事業主が判断したときが廃業であり、税務署への届出などは結果報告的なものです。しかし、法人は、登記の閉鎖なども必要で、倒産となれば裁判所での手続きも必要です。なかには、リスクから逃げるため実質休眠とさせてしまう経営者もいるぐらいです。 これらとは別に、人格が異なるがゆえの責任の所在が変わってきます。 法的な部分はわかりませんので一概には言えませんが、事業で取引先などに損害を与え、損害賠償を請求された場合には、個人事業を廃業を問わず、全責任を個人で負わなければなりません。損害賠償などは債務ではありませんし、未納税金なども同様で、自己破産をしても責任を免れることはできないでしょう。 しかし、法人の場合、経営者の経営責任を問われるようなことが無い限り、会社を倒産させれば、経営者の個人の連帯保証がない限り、責任から逃げることも可能でしょう。 私の知人は、法人で経営し税務調査により数千万円の追徴を求められました。結果払えないため倒産させ、別会社を設立の上で同様の仕事をしていますね。もちろん取引上の信用のため、個人での借金などをした上で、倒産前に取引先のみ支払いを行っていますがね。 法人化というのは個人の人格以外の人格を作ることにあります。法人と個人を明確に区分することで、二つの顔でのやり取りが可能です。 メリットなどは人それぞれ感じ方も違いますし、同じ方法でも状況によってデメリットになってしまう場合もあります。いろいろな取引の中での天秤をかけるわけですから、説明しきれるものではないでしょう。特に多くの税理士は個人事業者です。法人経営をしたことがない人も多いことでしょう。そして税理士は税務のプロ、会計士は財務のプロです。経営のアドバイスのプロ出ない場合も多いことでしょう。 長文失礼しました。
- PU2
- ベストアンサー率38% (1101/2843)
あくまで経験から答えると 賠償問題が生じない仕事なら 法人化は今のままならやらないほうがいいかなって思います。 まず税理士のお客が自動的に付く、、、、 そんな甘いわけがないのは経営者なら貴殿ご自身がご存知だと思います。 確かに増えるかもしれませんが微々たるものでしょうね ただ、仕入先が増えるっていう面をいうなら正しいとは思います。 (法人しか取引しない企業はありますからね) あとは貴方の意見通りです。 その会計士は胡散臭いですというか欲が隠せてませんね (世の中の多くの会計士がそうだと思うけど) 金銭的はマイナス面の方が大きいと思います。 よって大きくするつもりがなければ(目先の金だけ考えたら) 法人化によるメリットは少ないでしょう。 あえてその規模で法人化するメリットを上げるとすれば保証人になった 契約以外のいろいろな責任からつぶせば逃げられるって事かな (借金などは法人でも連帯保証人にならされますので逃げられないけどね) まぁー最近では経営者責任も問われる事多いようなので完璧ではありませんけどね
- intercity123
- ベストアンサー率85% (6/7)
中小企業診断士のたまごです。 本職診断士の方から聞いた話や、実際に独立した人(診断士以外含む)からの 経験談を聞く限り、大きいのはやっぱり税制度と信用、助成金等の国制度のようです。 ただ、QNo.6325229さんの場合は、それらに魅力がないケースのようなので、 無理に会社にせず、必要になったら法人成りでも良い気がします。 ただ、税金の損益シミュレーション比較だけはした方がいいと思います。 税理士ですが、知合いの税理士に聞く限り、 最近は、料金が下がってきていて、 顧問料が月5000円で、決算報告時に臨時で10万円(20万円だったかも)なども あるようです。 あと、不景気など有事の事まで考えれば、間違いなく会社の方が良いと思います。 株式会社よりも、会計報告制度などが容易な「合同会社」という会社形態もあります。 米国にも似た形態があり、向こうではメジャーで採用も多いです。 ご参考まで。 個人事業で規模が小さいとおっしゃっていますが、それでも売上1.5億もあるという事は物売り商売でしょうか。 売上高利益率が10%程度と高いようなので単純な小売でもないですよね。 業態によりますが、個人的には立派な数字だと思いました(^_^)
お礼
回答有難うございます。 税制については興味がないと言えば嘘になります。 ただ、基本的な税制を除いては、臨時税制や助成金は「短期的」なものであって、自分自身、経営は「長期的」という捉え方をしています。 なので、短期的なものにとらわれ過ぎて、道を急ぎたくないとも思います。 税理士の報酬もかなり下がっていますよね。 現在使っている税理士も、支払い報酬的に不満は無いのですが、会計のソフト化(弥生などを使用する事)に反対するんですよ。 要は、「昔ながら」のやり方に間違いは無いという方で。 今は、母親が主に経理をしているのですが、やはり、昔ながらの帳簿と伝票と台帳を手書きでやってるんです。 税理士さんも母親に気兼ねして言ってるのかと思って確認したのですが、そうでもないらしく… どうも、反対する理由が納得いかないので、他も検討してみようかと。(母親曰く、「ソフト化するとかなり税理士の仕事が減るからでは?」と。) 合同会社は確かに興味があるのですが、まだメジャーで無いのでメリットとデメリットがハッキリしないし、取引先や金融機関への信用度も相手がどう感じるかという部分では微妙ですよね。 FXや介護事業では使われ始めているし、メジャーでは西友やユニバーサル・ミュージック・ジャパンが合同会社みたいですね。 もう少し詳しく調べてみます。 あと、この分野に詳しい税理士さんも探してみます。 あくまで、興味の範囲ですが… うちはスクラップ問屋で、ある部分では相場に非常に左右されます。 現在は相場がいいので数字が出ていますが、やはりリーマンやその前のスクラップ不況の時は、売上げで3分の2、利益で4分の1くらい減少してます。 製造業の影響をもろに受けるので、そこが欠点です。(製造業の影響を受けるのは卸売業の宿命ですが…) なので、自分の代では、いろんな意味(名前ではなく中身)で「優良」な取引先と仕入先を増やすことで、取引先のリスクを減らせるようにしたいと思ってます。
- ben0514
- ベストアンサー率48% (2966/6105)
知識をかじった程度で、現状維持的な発想であれば、法人化にはメリットを感じないでしょうね。 相場に左右される商売であっても、その事業の拡大を考えたときに、法人での実績や組織が重要視される場合があります。必要になったときに設立では遅いときあるかもしれません。 法人のほうが税務上に優遇されることも多いですね。事業の方針や考え方次第でしょうが節税対策などを十分活用できるのが法人でしょう。 欠損金の繰越も法人であれば7年です。法人化により消費税の免税が新たに受けられるかもしれません。 売上金額からすれば、消費税の課税事業者ですよね。消費税の納税も高額負担ではありませんか? その消費税が2年間免税であれば、十分な運転資金が残るかもしれませんね。 個人事業主やその家族の不動産を事業に使っても、ほとんど税金対策は出来ません。しかし、法人となれば、法人と個人の間での賃貸契約も相場の範囲であれば認められることでしょうね。 法人化したから絶対に税理士への依頼が必要ではありません。 実際、私自身税理士事務所での補助者経験などを活かし、経営する法人の申告などはすべて税理士を使わずに行っていますね。 ただ、法人の申告などは個人事業に比べたら、大変な労力と時間、知識も必要となるかもしれません。その時間的な部分などを金銭に変えるのであれば、税理士への依頼でしょうね。 税務調査も個人と法人で変わるものではないでしょう。どちらもそれぞれの実態に合わせ税法解釈を正しく行った申告をすれば、怖いものではないでしょう。 会社を作ったからといっても、個人事業主やその家族が役員となるだけでしょう。役員だけの会社であれば、社会保険に加入しなくても問題視されにくいでしょうね。 私は、株式会社と合同会社の役員をしつつ、個人事業主でもあります。それぞれもともとの事業を細分化しただけです。しかし、それぞれ人格が異なるため、相互間の取引により資金の融通的取引も可能ですし、税金対策も可能です。2社から役員報酬を得ながら、個人事業主としての所得があるわけですが、主たる業務である株式会社でしか社会保険に加入していません。そして、社会保険は加入会社からの給与だけで算定するため、1社の給料で算定した社会保険料しか負担していませんね。 利益が出れば、配当を出したり、役員報酬の見直しをするだけですからね。 法人を経営するということは、法人と個人のそれぞれの人格を用いた税金対策などが可能ですから、便利ですね。 あとは、個人事業で顧客などに大きな損害を与えれば、個人事業主の責任となるでしょう。賠償や税金については、自己破産で消えるものではありません。 しかし、法人での顧客などの場合には、経営者などが個人での連帯保証を約束しない限り、法人を倒産させれば、よほどの悪質で無い限り、個人の連帯義務は無いでしょうね。 知人は、法人として事業を行い、税務署から数千万円の追徴を求められました。しかし、法人を倒産させ、別な場所であらたな法人を設立し、同一業種で事業を行っています。結果、税金から逃げることに成功したわけですね。 何度も言いますが、法人は経営者とは別な人格を持つことになります。連帯保証を除けば、経営責任以外は経営者は負わないことになるでしょう。また、別人格であるが故の節税対策もあります。 税理士などは、個人事業者には多くの本人申告者がいますが、法人となればその負担などから税理士へ依頼する人が多いでしょう。個人のときから依頼を受けている場合でも、法人化に伴い顧問料の値上げにもなります。安易な法人化の勧めにはのる必要は無いと思いますが、法人化によるメリットが大きい場合があるかもしれないことを念頭に置くべきでしょうね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 非常に勉強になります。 それだけの経験があるben0514さんにお願いです。 ben0514さんの経験で、個人でメリットを感じた事、法人でデメリットを感じた事を詳しく教えて頂けないでしょうか? いろいろご教授頂いたご回答の他に、本やネットで調べて法人化するメリットは理解できました。 なので、個人事業主のメリットと法人のデメリットも比較したいのです。 なぜなら、ここを詳しく説明してくれる税理士さんが少ないので。 表面的には対比表みたいので紹介してはくれているのですが。 やはり、本質を知るには、逆もまた知っておきたいので。 お手数おかけしますが、この回答を見たらよろしくお願いします。
- river1
- ベストアンサー率46% (1254/2672)
個人事業から法人へのデメリットとしては、 1.会計方法が複雑となります。 2.定期的に官庁等への報告義務が発生します。 3.上記の仕事をさせる為に専用の人を雇う必要が出てきます。
お礼
ありがとうございます!
- bluefox-13
- ベストアンサー率33% (201/593)
いわゆる「士業」ではありませんが、個人事業主です。 法人化はしておりません。 私の知人でも、法人化した個人事業主がいます。 最大のメリットは「親族にも従業員として給料を払える」ことだと、その人は言います。 それと、商号に「株式会社」と名乗ることができ、外見上は立派に見える、ということでしょう。 私自身は、登記に必要な費用等を考慮し、個人事業のままです。 特に不便は感じておりません。 参考になるかどうかわかりませんが、慎重に判断されると良いでしょう。
お礼
ご回答有難うございます。 確かに、親族に給与が払えたり、給与控除の適用があったりと、「個人的な収入」という部分では魅力がありますね。 「株式会社」ということへの憧れはありますが、それだけで法人化の道を歩むには抵抗がありまして…。 もっとも、それだけの実力を兼ね備えていれば、節税という面からも「法人化」は歩むべき道だと思います。 ただ、あくまで魅力とか憧れだけで、もう少し自分の名前で商売が出来るようになってからでも遅くないかなとは思っています。 節税やら手取りの給与ばかりに気を取られて、本業がおろそかになってもまずいですし。 もっと、経営を大きな目を持って考えられるようになったら「法人化」しようかと思います。
お礼
ご回答有難うございます。 ちょっと言葉が過ぎました。 自動的に客が付くという訳ではありませんが、パイが広がるというか、市場が広がるという感じですね。 それにしても、ホント、もう少し営業ってものを勉強して欲しいと思いました。 こちらも少なからず、調べた上で相談に行ってるのに、いかにも…という感じだったので。 >保証人になった契約以外のいろいろな責任からつぶせば逃げられるって事かな 確かに、PU2さんのおっしゃる通りです。 今の規模に甘んじてる訳ではないですが、とはいえ、身の丈に合わない事をしても…という感じなので。