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苛性ソーダの内容物について
初めまして。 下記の苛性ソーダについて質問させてください。 海外で手づくり石けんの為の苛性ソーダを購入。 100%のものが手に入らず、購入したものはメーカーに問い合わせた所95%でした。 内容は NAOH 95% Sodium carbonate5% monometyleter(モノメチルエーテル?)上記1%内 以前、別の国に住んでいた時は100%の苛性ソーダで石けんを作っていてそれは水とあわせると無色透明だったのに、この苛性ソーダ水はやや黄色、混ぜても底に塩のような沈殿物が出来ます。 (沈殿物は水をたくさん入れると溶けますが石けんの材料分の水では溶け残ります) 現在いくつか石けんを作って乾燥中ですが、少し不安です。 上記の内容の苛性ソーダで石けんを作って問題ないか、また沈殿物の正体は何か、もし分かる方がいらっしゃったら是非教えてください。
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>Sodium carbonate5% monometyleter(モノメチルエーテル?)上記1%内 通常、このほかに、不純物としての金属の記載があるのですが。 Sodium carbonate5%は、保存中に生成します。すなわち、純度100%のものでも、空気中の炭酸ガスと反応すると生成します(この反応を避けるのは現実的には不可能)。ですから、純度の高いハズの特級品を購入しても、空気と接触している限り、100%とは書いておらず98%くらいです。100%のものを購入するのは、無理です。 気になるのは、monometyleter。スペルを確認してください。私の知識では、予想さえできません(メチルは、有機物なので苛性ソーダの製造中に混入することは考えられません。それに、methylのハズ)。問題がありそうなら、追記します。 白いはずの薬品が、黄色になるのは、不純物があるので。薬の錠剤が、黄色である一つの原因は、不純物を完全に除去できず、白くできないので黄色に着色、なんぞを聞いたことがあります。また、ビタミンAの結晶は、長い間黄色と信じられていましたが、完全に生成すると白であった、という論文を読みました。 この場合、特別な意図が無い限り有機物の混入は考えられないので、鉄分ではないかと。子供の頃、井戸を使っていた時代に、赤茶けた水がでた経験があります。これは、鉄分で、薄い場合は黄色になったりします。 >混ぜても底に塩のような沈殿物 何と混ぜられたのか分かりませんが、石鹸の製造の為に油と混ぜると、初めて沈殿ができるのでしょうか。そうだとすると、No1の方が書き込まれたように、石鹸の水溶性の部分であるカルボキシル基と金属(カルシウムの可能性が最も高い)と結合している可能性は、あります。ただ、軟水では考えにくいのですが。そうすると、苛性ソーダにかなり大量にカルシウムが入っていたとしか。 苛性ソーダーだけを溶かした場合、沈殿が白色があり、水を増やすと、溶けるのなら、不純物のSodium carbonateでしょう。これは、溶けないことはないのですが、溶けやすい化合物ではありません。 というわけで、特に問題は感じません。 NaOHは、強アルカリで、腐食性があります。硫酸をスターに掛けたなんぞの事件があったりして、硫酸は怖いのイメージがありますが、硫酸よりも危ない化合物と理解してください。 操作中には、眼鏡をかけて下さい。また、後の処理や保存にもご注意を。釈迦に説法の点は、ご容赦を。
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- kgu-2
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>エーテルの場合だと たびたび済みません。エーテルとお書きなのに、勝手にエステルにしてしまいました。理由は、あとで。 エーテルの代表は、C2H5-O-C2H5のジエチルエーテルがあり、これは単にエーテルと省略される場合があります。麻酔に使い、エーテル麻酔といわれるもので、動物実験ではこれを使います。 ですから、モノメチルエステルだと、CH3-O-C2H5といえなくもありません。しかし、、正式名称はメチルエチルエーテルで、混乱を避けるためこのように書くと想うのですが。 なぜエステルと勘違いしたのかは、エステルは、室温で液体のものもあります。固体も。ですから、苛性ソーダに混入させることは可能なのです。 ところが、エーテルは、室温で気体なのです。ですから、固体の苛性ソーダーと混ぜるのは、不可能です。蓋を開けた途端に蒸発します。 また、ジエチルエーテルには特有のにおいがあるので、メチルエチルエーテルも似たような化合物なので、匂いがあると想います。すなわち、そのとき、気がつくはずなのです。 麻酔性もあるので、こんなものが入っていると、まず販売しないでしよう。 さらに、エーテルは引火性の強いので、それだけでも嫌がられると。今はやりませんが、アスピレータを使ってエーテルを蒸発させていて、タバコの灰をポンポンと流しに捨てた途端に、目の前でボーッと、ちょうどアルコールでフランベスル時のように一瞬炎が、という経験があります(私は、タバコをすった経験は、一切ありません。念のため)。 というわけで、エーテルは、頭からすっぽり抜け、エステルとすり替わってしまいました。
お礼
こんにちは。 うーん、なんだかややこしくなってきました^^; 1%以下の混入、しかも気体なのであればこの化合物に神経質になる必要はないのでしょうか?(初めてあけた時は無臭でした) 日本で販売されている苛性ソーダも95%とかありますけど、みなさんさほど気にされないのかな? メーカーも応対する人によってこの製品は100%だという人もいるし、今回のように詳細を教えてくれる人もいるんですが、使用してみて私はこれは100%ではないな、と思いました。 今日精製水を購入したので近いうちに石けんを作ってみようと思います。(もし、沈殿物が発生しなければ万歳なのですが・・・) お忙しい中何度も回答いただきありがとうございました。
- kgu-2
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>monometyleterと記載されており、英語にするとMonomethyl Etherになると思い モノメチルエステルが不明なので、なんとも。というのも、まず、エステルは有機物なので、無機物の苛性ソーダーの製造過程に混入することは想像さえできません。また、エステルは、酸とアルコールの化合物で、酸もアルコールも製造過程で混入することも、私には想像できません。 エステルと分類される化合物は、酸やアルカリでは分解されて、元の化合物になります。エステルには化学平衡があり、分解反応でも一部(化合物によってはかなり)はエステルのまま残るというのが教科書的な記述です。 都市ガスなどは、ガス漏れが危ないので、異臭のする化合物をわざわざ添加している場合はあります。危険だの警告の意味で、無害なものを添加しているのかもしれませんが。 石鹸の使用目的によりますが、私なら正体不明のものが混入している物は、使いたくありません。 >その時混ぜても溶けきらない結晶が発生します。 結晶ではなく、沈殿と表現した方が理解しやすいと想うのですが、通常ろ過で除きます。実験室だとろ紙があるのですが、ご家庭なら、まず上澄みを移す(あとは捨てるという選択肢も)。沈殿も移りそうになったら、コーヒーフィルーの上から、流し込んで、沈殿がフィルター上に残ればOK。ただ、コーヒー用のフィルターペーパーは、目が粗いので、沈殿が細かいと無理です。また、サーバーは、苛性ソーダーで曇りガラスになるので、日本だと100金ショップ(アメリカだと1ドルショップでしょうか)で購入しますが。 以上、思いつくままに。
お礼
ご回答ありがとうございます。 モノメチルエーテルとモノメチルエステルは違う物ですか? エーテル=Ether エステル=Ester 今回の苛性ソーダに含まれているのはモノメチルエーテルのようですのでkgu-2さんの説明ととまた違った話になるのではないかと思いました。 エーテルの場合だとどうでしょうか?もし何かお分かりになることがあれば教えてください。 度々この回答にお時間をいただきありがとうございました。
- myeyesonly
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こんにちは。 Sodium carbonate は炭酸ナトリウムですので、石鹸作成に問題になる事はありませんし、水によく溶けるのでこれが沈殿してる、という事はないはずです。 エーテルは少量ならば水がにごる事はありますが、石鹸を作るのに影響はしません。 沈殿物ですが、記述内容だけでは沈殿するものがありません。 想像に過ぎないですが、使ってる水は何でしょう? 水が硬水だと、カルシウムやマグネシウムが含まれていて、これらが上記の中の炭酸ナトリウムと反応して、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、もしくは、出来た石鹸が反応して脂肪酸カルシウム、脂肪酸マグネシウム(金属石鹸)が沈殿する可能性があります。 炭酸塩は白色なので、恐らく後者の金属石鹸ではないかと思われます。 少量ならこれらの存在も影響はありません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 使用したのは一度煮沸した普通の水です。 軟水の地域ですがこの中の成分が反応したのでしょうか・・・? 金属石けんと聞くと不安になってしまいました。 石けんはカットしてみましたが塩のような結晶もありませんでした。(でも、溶けて残っているのでしょうか?) 炭酸塩が今回の犯人だったんですね。次回は精製水で試してみます。 ありがとうございました^^
お礼
こんにちは。 ご回答ありがとうございます。私の質問が不十分だったようなので補足させていただきます。 メーカーから回答を得たのはスウェーデン語で monometyleter と記載されており、英語にするとMonomethyl Etherになると思いそう書かせていただきました。 苛性ソーダはこちらではペイントやパイプなどの掃除に使われる為比較的簡単に入手できるのですが石けん作りが目的ではない製品の為、純度が下がり、他のものが混じってるものが多いようです。 苛性ソーダは単品では白色ですが水に入れるとと薄い黄色の液体になります。その時混ぜても溶けきらない結晶が発生します。 油と混ぜる前の段階です。 もし結晶に問題がないようでしたら、苛性ソーダ液と油を混ぜ合わせる時にもあまり気にしないで良いのですが・・・。(混ぜてるうちに溶けるのか、完成した石けんに結晶は残りません) 今まではこういう経験がなかったので、戸惑ってます。 以上宜しくお願いします。 また石けん作成時はゴーグル、手袋着用してますので安心してください^^。