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苛性ソーダがすごい事に!
六年前位に石鹸作りのため苛性ソーダ450グラムを薬局で購入しました。 数回作ったのですが、この劇薬を使いきれず、ドレッサーの中にそのまましまいっぱなしにしていました。 そして、今日、奥から取り出そうとしたら、すごい事になっていました。 蓋はしっかり閉まっているのですが、その蓋と容器の間の一か所から白くカチカチに固まったカリフラワーのような形の物が、こびりついているのです。固まった紙粘土のようです。 いま、手で崩す事ができましたが、結構硬いです。まだ残っています。 苛性ソーダの隣に、消毒用エタノールやグリセリンも一緒にしまってあったのですが、これがまずかったのでしょうか? 「苛性ソーダ 廃棄」で検索してみましたら、廃棄するのはとても大変な事を知り、安易に買ってしまった事を深く反省しております。 ここで詳しい方にお聞きしたいのですが、このカチカチになった白い物は普通に捨てて良いのでしょうか。 そして、まだまだ残っている苛性ソーダをどうしたらよいか悩んでいます。 怖くて蓋はあけていないのですが、廃棄は大変そうなのでいっその事なくなるまで石鹸をつくるか、電話で廃棄してもらえる所を捜すか・・。 残った苛性ソーダで石鹸作りをして問題ないのでしょうか。 言葉だけではわからないかもしれませんが・・。 今はとりあえず、エタノール等から離してビニールを二重にしてしまっておきました。 劇物を安易に扱ってしまったこと、大変反省しています。 この苛性ソーダをどう対処したら最善かアドバイス頂けたら大変ありがたいです。 どうか、よろしくお願い致します。
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>>蓋はしっかり閉まっているのですが、その蓋と容器の間の一か所から白くカチカチに固まったカリフラワーのような形の物が、こびりついているのです。固まった紙粘土のようです。 >>苛性ソーダの隣に、消毒用エタノールやグリセリンも一緒にしまってあったのですが、これがまずかったのでしょうか? ● できているのは炭酸ナトリウムです。空気中のCO2を吸収し反応したものでしょう。身近なものでは、重曹に近いものです。水酸化ナトリウム自体は廃棄できませんが、このようになったものは、食品に使うぐらいのものなので、比較的安全です。水には良く溶けるので、十分に水で薄めて、下水等に流し捨ててもかまいません。 >>そして、まだまだ残っている苛性ソーダをどうしたらよいか悩んでいます。 >>残った苛性ソーダで石鹸作りをして問題ないのでしょうか。 ●水酸化ナトリウムは非常に強い吸湿性があり、長期に使うとどうしても空気中の水を吸い、べちゃべちゃとしてきます。ふたをしても隙間が有ることがありますので、口のところをビニールテープ等で巻いてしっかりと空気と遮断しておけば大丈夫です。二重にしたビニール袋に入れているとのことですが、それで大丈夫です。 ●周囲にエタノール等を置いていたとのことですが、これとは関係が有りません。強い酸性のものと一緒に保管するのはまずいと思いますがそれ以外なら一緒でも大丈夫でしょう。 ●すでに内部の薬品が吸湿していないかが心配ですが、容器を軽く振って乾いた粒状であることがわかるような音がするようならまだ使えると思います。少々湿った状態でも石鹸作りぐらいならまだ使えます。 ●高校等では年間に使う薬品のうちの一番多い薬品の部類に入ります。最近は物騒なことも多く、受け入れてはもらえないかもしれませんが、近くの学校の理科の先生(化学の先生)に電話をして相談するのもひとつの方法かもしれません。事情を良く話せば、実験に使うものばかりですから、もらってもらえるかもしれません。ただ、これは学校と地域の信頼関係がどうか?にかかっていると思いますが・・・。
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- the_sphere
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以前、石鹸会社で石鹸の試作開発をしてました。 実験室であれば、酸と中和してしまえば廃棄も簡単なんですが、一般家庭ではそうはいきませんよね。他の回答者様が書かれているとおり、蓋のところに固まっているものは水に流してしまって大丈夫ですが、瓶の底に残っているものが未だNaOH(苛性ソーダ)である場合、そのまま廃棄はできません。そこで、自治体のゴミ処理係に相談するのも一つの手ですが、手っ取り早いのは、他にも材料が残っていることですから、石鹸にしてしまうことです。鹸化反応自体、中和反応ですので。 エタノールとグリセリンが横にあったということは、エタノール透明石鹸を作られていたのでしょうか?その場合、処方によって異なりますが、型に流し込む石鹸原液の5~7%くらいのNaOHを使用するはずです。ということは、仮に瓶の中の300gがNaOHとして残っているとして、逆算すると5キロの石鹸にしてしまえば良いわけです。もちろん使用する油によって、必要なNaOHの量は異なります(正確には油の鹸化価から必要なアルカリ量を計算しなければなりません)が、せっせと石鹸を作っていれば、5キロなんて割とすぐに作れると思いますよ。使い切るのは大変かもしれませんが、周りに配って歩くとか、最悪燃えないゴミで出せますので。 それが面倒だから、こういう質問をされた、というのであれば、やはり自治体を通す形で廃薬品を扱う処理業者に頼むのが一番正しい道と思います。変質によって純度も全くわからなくなった「元」苛性ソーダを、再利用のために引き取ってくれるところは無いと思いますよ。
お礼
アドバイスを頂き、頑張って残りの物で石鹸作ってみるか!と思っていたら・・蓋開けたら、皆さんが教えてくださったように空気中の水を吸ってぐちゃぐちゃになっていました(笑) エタノールで透明石鹸ができるなんて知りませんでした! エタノールは、他の事に使っていたのだと思います。 でもせっかく教えてくださったのに作れなくてちょっと残念ですね。 この「元」苛性ソーダ、やはりは医薬品の修理業者に頼むのが良いようですね。大変役にたちました。ありがとうございます。
- fluidicB
- ベストアンサー率46% (23/49)
市役所などの自治体に、淡々と相談して、安全な処理方法を聞いて、それに従う、ってのが一番いいと思います。 苛性ソーダの主要な危険性は強いアルカリ性だということです。直接さわると、少量ならぬるぬるする程度ですが、大量なら皮膚を痛めます。さらに粉末や溶液が、はねたり、手でこすったときに目に入ると、最悪の場合失明するかもしれません。 とはいえ、理科の実験で小中学生が最初に触ってみる劇物、って程度の試薬なので、過度におどおどするよりは、適切にしなきゃね、って程度の考え方でいいでしょう。体のどこかに付着したらたいていの場合洗い流せばいいわけですから。 苛性ソーダのやっかいさは、潮解性といって、湿気を吸ってその水に溶けていく性質があることで、見た目に大変なことになったのは湿度の上下を繰り返しているうちに、溶けたり乾いたりしたことでしょう。エタノールとグリセリンは、関係ないと思います。購入時の粒よりも粉っぽくなっているのではないでしょうか。油断すると粉が目に入って大変かもしれません。ホームセンターで数百円の実験用保護眼鏡を売ってますし、水泳用のゴーグルをお持ちでしたらとりあえず目の保護には役立ちます。 酸(お酢とか)で中和してしまえば、最終的にはまったく安全なものになります。中和熱が出て、粉や飛沫が舞いやすくなって、たいした作業ではなさそうなのに、結構面倒くさいことになります。中和できたかどうか調べるためのリトマス試験紙を買ってくるだけで面倒でしょ。 大量に廃液を扱っている側からすれば、所詮水酸化ナトリウムなので、何かの中和に使ってしまえばいいや、程度です。お金とるかもしれませんが、素人が安全に処理をしようとホームセンターや薬局でいろんなものを買いそろえることを思えば、十分安い話になると思います。 渡すときに粉をかぶってしまわないように気をつけてください。 とはいえ微量なら、涙が中和してくれます。気になるところは掃除機をかける程度で十分。念のため、大量の水で手洗いして、顔を洗って、服をとっとと洗濯する程度で十分すぎるほどでしょう。
お礼
溶けたり乾いたりしていたのですね。 なぜあんな形になったのか、謎が解けました。 エタノール等も関係ない、との事で安心いたしました。 蓋を開けてみたら、おっしゃる通り、湿気を吸っていて水っぽい雪みたいになっていました。ここで回答者様からのアドバイスを聞いていなかったら、また驚いていたと思います。 自治体に電話してみるのが一番ですね。ご丁寧にありがとうございます。
- nakaso
- ベストアンサー率48% (357/741)
固まっても大丈夫ですよ。 廃棄等考えずに掃除等に使ったらどうですか? 焦げ付き、しつこい油汚れ等一発で落ちますよ。 お湯に溶かしてつけておくだけです。 素手では触らないように気をつけて下さい。 しみ込まない素材しか使えませんしプラスチック等も溶けてしまいますので気をつけてお使いください。
お礼
苛性ソーダって掃除にも使えるんですか。 知らなかったです。 早速のご回答、ありがとうございます♪
お礼
今、固まった部分をとって、洗面器に水を張ってその中に入れたのですが、なかなか溶けないです。ほっとけば、溶けますかね? そして残りの苛性ソーダですが、蓋を開けたらおっしゃるとおり、すでに空気中の水を吸い、べちゃべちゃになっていました! 聞いていなかったら、二重にびっくりして、焦っていたと思います。 これでは石鹸作り無理ですよね(笑) 色々教えて下さって本当に助かりました。 ありがとうございます。