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多変数関数?
a,b∈R^N,0<ε1<ε2,||a-b||=ε1+ε2, A:={x∈R^N:||x-a||=||x-b||} とする。このとき A∩B(a,ε1)=not0かつA∩B(b,ε2)≠not0 が成り立つことを示せ。ここで、B(y,ε)={z∈R^N:||y-z||<ε}とする。 どうやって示せばいいか全然分かりません。お願いしますm(_ _)m
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こんばんは。何度も回答してすみません。 質問QNo.4136832をかってに、変更解釈して 「a,b∈R^N,0<ε1<ε2,||a-b||=ε1+ε2, A:={x∈R^N:||x-a||=||x-b||} とする。空集合をΦで表すことにする。このとき、 A∩B(a,ε1)=ΦかつA∩B(b,ε2)≠Φ が成り立つことを示せ。ここで、B(y,ε)={z∈R^N:||y-z||<ε}とする。」 と変えてしまったものに回答します。 [命題1] 任意のx∈R^Nに対して、次の不等式が成立する。 ||x-a||+||x-b||≧ε1+ε2 ・・・(*) 「証明」距離空間 R^Nの三角不等式より、 ||aーx||+||x-b||≧||aーb|| であるが、(a-x+x-b=a-bだから) 条件||a-b||=ε1+ε2から||xーa||+||x-b||≧ε1+ε2 となる。 ([命題1]の証明終わり) [命題2] (ε1+ε2)/2<ε2 「証明」ε1<ε2よりなりたつ ( [命題2]の証明終わり) まず、 (1) A∩B(a,ε1)=Φを示します。 背理法で証明します。もし、A∩B(a,ε1)≠Φと仮定すれば、 あるx1∈R^Nが存在してx1∈A, かつ x1∈B(a,ε1) となる。x1∈A より、||x1-a||=||x1-b||・・・(ア) x1∈B(a,ε1)より、||x1-a||<ε1 ・・・(イ) (ア)を[命題1]の(*)に代入して、 2||x1-a|||≧ε1+ε2 ・・・(ウ)。ところが。(イ)から。 2ε1>2||x1-a|| ・・・(エ)。(ウ)、(エ)より、 2ε1≧ε1+ε2 → ε1≧ε2 となって条件ε1<ε2に矛盾する。 よって、A∩B(a,ε1)=Φが示された。 次に (2) A∩B(b,ε2)≠Φ を示します。一つでもA∩B(b,ε2)の要素が あることをいえばよい。 [命題3] (a+b)/2∈A∩B(b,ε2)が成り立つ。 「証明」 (a+b)/2∈A ・・・(オ)、かつ(a+b)/2∈B(b,ε2) ・・・(カ) をいえばよい。 まず、 (オ)を示そう。 ||(a+b)/2-a||=(||(b-a)||)/2=(ε1+ε2)/2 ・・・(キ) ||(a+b)/2-b||=(||(a-b)||)/2=(ε1+ε2)/2 ・・・(ク) (キ)、(ク)より、||(a+b)/2-a||=||(a+b)/2-b|| よって (a+b)/2はAに属す条件を満たす。ゆえに (a+b)/2∈A つまり(オ)が示された。 次に(カ)を示そう。 ||(a+b)/2-b||<ε2 ・・・(ケ)をいえばよい。 ところが、(ク)から||(a+b)/2-b||=(ε1+ε2)/2 ・・・(コ) ここで、[命題2]より、 (ε1+ε2)/2<ε2 ・・・(サ) (コ)(サ)より、||(a+b)/2-b||<ε2 つまり(ケ)がいえた。 よって、(a+b)/2∈B(b,ε2) ゆえに(カ)が示された。 ([命題3]の証明終わり) 以上(1)(2)から、私がかってに変更した問題がとけました。 P.S もし、私が回答ANO4で述べたように、 あなたの問題が「A∩B(a,ε2)≠ΦかつA∩B(b,ε1)=Φ」 の場合だったら、上の私の解法で、aとbを交換して下さい。
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- kup3kup3
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すみません。私の回答ANO.3で >2つの円はabの中点 (a+b)/2で外接しています。 は、間違いで正しくは 最初の問題では「2つの円は線分ab上で外接し、その点は 線分ab上にあり、で中点(a+b)/2よりも、点aに近い方の点である」と 訂正しておきます。 すみませんでした。
- kup3kup3
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>not0は空集合でないということです。 と、ありますから、。もしかしたら 「A∩B(a,ε2)=not0かつA∩B(b,ε1)≠not0」 の様に、問題がなっていませんか。 それから、 最初の回答で、図を書くと、 2つの円はabの中点 (a+b)/2で外接しています。 ◎補足 R^Nの点x,yは座標がN個あるので、 「x,yはベクトル」と考えて、x-yはベクトルの引き算 をしたもので、また「ベクトルであると同時にR^Nの点」でもあります。 (a+b)/2も「ベクトルであると同時にR^Nの点」でもあります。
- kup3kup3
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こんにちは。御返事ありがとうがざいます。 > a>0、a<0<b、b<0の場合を考えてみましたが||a-b||のことですよね? まず、a,bはN次元空間の点だから、a>0、a<0<b、b<0 などと考えてはいけません。平面でも座標が2つあるので・・・ ◎これは、そうではなく、||a-b||は「点aと点bとの距離」です。 だから、「||a-b||=線分abの長さ」と考えられます。 ||a-b||=ε1+ε2から「線分abの長さはε1+ε2」です。 ◎一般にN次元空間 R^Nにおいて、 ||x-a||は、「点xと点aとの距離」を表します。 また、 >すいません、なぜこうなるのでしょう? 問題が集合AとB(a,ε1),集合AとB(a,ε2)との 共通部分を考えているからです。 次に B(y,ε)={z∈R^N:||y-z||<ε} について説明します。 定義から、yは固定した点で ||y-z||はzとyの距離です。 ||y-z||<εは、zがyからの距離がεより短い点zの集まり ですから、 「B(y,ε)は『yを中心』とした円の内部で境界は含まない」 となります(平面では)。 よって B(a,ε1)={z∈R^N:||z-a||<ε1} は点aを中心とした半径ε1の開円板となります。 (高校で学習した「不等式と領域」の内容を思い出して下さい。) B(a,ε1)={z∈R^N:||z-a||<ε1}は 点aの開近傍ともいいます。 ◎ ||a-b||=ε1+ε2で、かつ 0<ε1<ε2 から線分abの中点(a+b)/2を 考えることがポイント。 ◎なお蛇足として 平面ではC(a,ε)={z∈R^N:||z-a||=ε}と 定義すれば、これは点中心a、半径εの円です。 ◎ あと、問題の「=not0」「≠not0」でかきかた の問題点があるのでは無いかなー。 問題 おかしくないかなー
お礼
すいません!not0じゃないですね…問題に0に斜め線が入ってるのをnot0と解釈してしまいました(>_<)ベクトルのことですよね?すいません…馬鹿な解釈をしてしまいました(-_-)そのせいで余計に悩ませてしまいましたでしょうか? ごめんなさい・・ 沢山投稿してもらって嬉しいです>< すいません…頭が痛いので月曜じっくり考えてみます。。こちらの都合ですいません汗
- kup3kup3
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おはようございます。 質問に >A∩B(a,ε1)=not0かつA∩B(b,ε2)≠not0 とありますが、0は空集合のことですよね。 そして「A∩B(a,ε1)=0かつA∩B(b,ε2)≠0」の 間違いではありませんか?(0<ε1<ε2とあるので) こういうのは2次元の平面(か、3次元空間) つまり、R^2で考えるとわかりやすくなります。。 Aはa,bから等距離にある点の全体、 つまりaとbを結んだ線分abの 垂直二等分線(R^3だと二等分面)です。 aを中心に半径ε1の開円板(R^3だと開球体) bを中心に半径ε2の開円板を図にかくと・・・ この図を見てあとは証明をを考えてみては?
お礼
おはようございます。回答有り難うございますm(_ _)m >A∩B(a,ε1)=not0かつA∩B(b,ε2)≠not0 とありますが、0は空集合のことですよね。 はいそうです。分かりにくいですがnot0は空集合でないということです。 >そして「A∩B(a,ε1)=0かつA∩B(b,ε2)≠0」の 間違いではありませんか?(0<ε1<ε2とあるので) いえ、問題は合ってるはずなんですが…印刷ミスでない限り。 2次元で考えるのですね。。 >Aはa,bから等距離にある点の全体、 つまりaとbを結んだ線分abの 垂直二等分線(R^3だと二等分面)です。 なるほど。A:={x∈R^N:||x-a||=||x-b||}はこうなるんですね!まだまだ理解力が足りないです汗 >aを中心に半径ε1の開円板(R^3だと開球体) bを中心に半径ε2の開円板を図にかくと・・・ すいません、なぜこうなるのでしょう? ||a-b||=ε1+ε2から言えるのだと思うのですが…||a-b||=ε1+ε2となる場合が想像出来ません…a>0、a<0<b、b<0の場合を考えてみましたが||a-b||は線分abのことですよね?理解力がなくてすいません…
お礼
何度も回答して下さって有り難うございましたm(_ _)m そして大変返信送れて申し訳ないです。 回答は締め切りますがゆっくり考えてみます><