松岡正浩「量子光学」12.3 EPR実験について
松岡正浩さんの「量子光学」12.3の
もつれ状態の発生とEPRパラドックス実験について質問です。
お力添えお願いします。
BBO結晶を用いて、2光子もつれ状態を発生させ、それを偏光角θの検光子を
二つ用いて同時計数測定を行い、
|Φ>1,2=((|x,y>1,2-|y,x>1,2))/√2
になることを観測したという流れです。
質問は、
光子1側の検光子の偏光角をθ1、光子2側をθ2
とした場合、同時計数確率は
(sin^2(θ1-θ2))/2
と計算できます。
実際に測定を行った論文の実験結果が載っており、
θ1=-45°で固定、θ2を0~360°回転させ、
縦軸が同時計数、横軸がθ2でグラフが与えられています。
ここからが私には理解できなかったことなのですが、
θ2=45°、sin^2(θ1-θ2)=0で最小となる、という説明及び結果が与えられているのですが、
sin^2((-45)-45)=1
となり最大な気がするのですが、私は何を勘違いしているのでしょうか?
添付の画像のグラフの
HV-VH
というのが、今回扱っている、もつれ状態に相当します。
読みづらい、わかりづらい質問であるとは思いますが、よろしくお願いします。
お礼
楕円偏光の軸と楕円率を測定している,という 基本的なことを知りませんでした. お恥ずかしい限りです. もう一度基本的な部分から勉強したいと思います. ご回答ありがとうございました.