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さびの発生 続編
先日 さびの発生について質問しましたものです。No.408191 回答者の皆さんには、分かり易く教えていただき大変理解できました。 さびの発生についてもう1つ疑問があります。 「さびの発生には水分と溶存酸素の両方が必要」って文献ではいうけれど、酸素とのみ結びついた 酸化鉄や亜酸化銅等など水分を必要としていませんが、これらも同じさびというククリになるのでしょうか。 なんかどうでもいい話ですが、さびの簡単な勉強会資料を作っていまして、 あれっ?酸素だけでもいいじゃん。 と、ふと思ってしまいました。 またまた低レベルですが、よろしくご指導願います。
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金属の腐食は,酸化数ゼロの金属が酸化されてイオン化する (例えばFe→Fe2+など)現象をまとめて言うものです. 鉄の腐食については,水+溶存酸素存在下の反応速度が 非常に大きいので,この条件が問題になるわけです. もちろん,それ以外の条件,例えば水が存在しない条件でも反応は 進行します(つまり,さびます). 例えば,鉄を焼くことで表面に黒さびを形成させることができますね. 赤さびは内部に進行する「悪性」のさびですが,黒さびはそれ以上は 進行せず,むしろ赤さびの発生を抑える「保護層」の役割を果たします. このほかにも,塩素イオン存在下で塩化鉄になったとしても, それはさびと言えますね. 「金属が電気化学的反応によりイオン化する現象」というのが 広義の「さび」だと思います.
その他の回答 (1)
ちょっと高レベルですね。 N.F.Mott(多分.有名人なので.錆を研究している人ならば正しいスペルをご存知でしょう)の総説が昭和30年か40年頃に出ていますので.ケミアブで拾って読んでください。
お礼
ありがとうございます。 N.F.Mott? ちょっと調べてみます。
お礼
ありがとうございます。 shota_TKさんは前回も回答いただきました。 助かります。