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語源・由来について
よくうまくいく原則みたいなものとして、 「気と機」が取り上げられますが、 この由来・語源はどのようなものでしょうか? 学生時代、国語の授業か何かで聞いたことがあるような 覚えはあるのですが、ちょっと正確な意味を知りたいと 思っています。 できるだけ詳細な情報をご存知の方がいましたら教えてください。
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- Parismadam
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はじめまして。 ご質問1: <この由来・語源はどのようなものでしょうか?> 1.気: (1)もともとは象形文字です。 (2)水蒸気が立ちのぼる形にかたどり、水蒸気、「いき」の意味を表します。 (3)そこから「気の動き」「状態などに関する意」を示す意味に使われます。 例: 「気運」「気鋭」「気概」「天気」「気象」「気性」 2.機: (1)もともとは会意形声文字です。 (2)幾「はた、わずか、ねがう」に木へんを加えて「幾」と区別し、おもに「はた」ひいては「からくり」の意に用いられるようになったものです。 (3)そこから「仕掛け」「発動・運転する仕掛け」「働きの起こるところ」「働き」「作用」といった意味になります。 3.気と機: 1.以上から、「気」とは動き・働きの元になる「起源」、「機」とは働きぶり・作用・動作などを表します。 2.この2語が対比されて使われている場合は、「気」と「機」のそれぞれの意味を対比的に使って、状況・文脈に応じて解釈できます。 例: 「原動力とその作用」 「エンジンと運転」 「発動元と発動」 3.例えば気功健康法は、「気」をどのように人体にとりこみ、それをどのように人体で作用させるか「機」、という一種の「気と機」をうまく作用させる運動ということになります。 以上ご参考までに。
- jo-zen
- ベストアンサー率42% (848/1995)
以下のURLを参考にしてみてください。 http://www.geocities.co.jp/Technopolis/2225/wimolwan.htm 「気」とは「人間に元来備わっている生命エネルギーそのもの」であり、これを自在に操ることにより人間はどこまでも強固になることができるとされます。また、「機」とは、「タイミングと集中力の概念」でです。いかにひ弱な人間であろうとも、必要な機会に、必要な集中力をもって攻撃を仕掛けることによって大男さえ打ち負かすことができるとされます。「気と機」とは剣術の極意から生まれた言葉だと思われます。
補足
とても専門的な解説で、「気」と「機」のそれぞれの意味がよく分かりました。 ただ、「気と機」がセットで用いられるようになった由来とか概念は何なんでしょうか? 気功法がそうなんでしょうか?