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高校英語 文法
複数質問あります。 (1) I could tell he was only pretending to read, because his book was upside down. 「彼は読むふりをしてただけじゃないのかなあ。だって彼の本は逆さまになってたもん」 という文がありました。 「じゃないのかなあ」はcould tellが反映した結果だと思うんですが could tellにこんなニュアンスの用法ありますか?? (2)Those refugees had no money to buy food with. 「with」とはなんでしょうか (3)He looked for the glasses with which to examine the papers. to不定詞のなかでも関係代名詞の繰り上がりの用法は使えるんでしょうか。 これはそれを使ったものだと思うんですが。する意味がないような・・。 (4)Which is the better way of getting to know the city, walking with friends or taking a guided tour? の文の仕組みがわかりません。 ,の前までは「都市を知るようになるためのよりより方法」って感じになるところまでは分かります。
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こんにちは。4/29のご質問ではお返事を有難うございました。 だいたいの回答は出ていますが少し補足します。 ご質問1: <could tellにこんなニュアンスの用法ありますか??> 意訳の妙だと思われます。 1.can tellで「言える」「言い切れる」「わかる」「判断できる」といった意味になります。 2.he~readはtellの目的語となる内容で、名詞節となるthatが省略されています。 3.そのthat節の内容が、確かにそうだと判断できない時、断定を避け婉曲的に推量する用法が、このcouldの働きになります。 4.このcouldは元々仮定法に起因しますが、ここでは「断定を避けた婉曲用法のcould」と覚えておかれるといいでしょう。 5.そのニュアンスからここでは can tell「~だと言い切れる」(断定) →could tell「~だと言い切れるだろう」(婉曲) →「~だと言えるんじゃないかな」 という流れになります。 ご質問2: <「with」とはなんでしょうか> 後置前置詞と呼ばれる用法です。 1.形容詞的用法のto不定詞が前置する名詞にかかる時、その名詞が本来あった場所で使われていた前置詞なのです。 例: to buy food with money 「お金で、食料を買う」 2.moneyという名詞だけが前置されたため、前置詞だけが取り残されているので、後置前置詞と呼ばれます。 3.この前置詞は名詞との関係を示唆する重要なヒントになります。不定詞の動詞と名詞が同じでも、この後置前置詞によって文でも働きが多いに異なってくるからです。 例: I have something to write with. 「書くもの=書く手段となるもの=ペンなど、がない」 I have something to write on. 「書くもの=その上に書くもの=紙など、がない」 I have something to write about. 「書くもの=それについて書くもの=話題など、がない」 それぞれ「書くものがない」という意味になりますが、前置詞の持つ意味によってsomethingが何なのか特定できるのです。 3.なお、ここでのwithは買うための「手段」の意味を持つ前置詞です。 ご質問3: <to不定詞のなかでも関係代名詞の繰り上がりの用法は使えるんでしょうか。> 使えます。 1.ここはおっしゃる通り、whichを使わなくてもwithを後置前置詞として機能させれば、同意の文は作れます。 例: He looked for the glasses to examine the papers with 「書類を(それで)調べるための眼鏡~」 2.一方関係詞も名詞にかかる、という点では形容詞の働きになります。ここでは、前置詞を伴う代名詞の代わりとなる関係代名詞として使われている用法です。 つまり、このwhichはwith themのthem=the glassesに代わる関係代名詞なのです。 3.通常関係代名詞は、節をとりますが、このように不定詞をとって節とせず句的用法になるのは、疑問詞の同様の用法から来たといわれています。 例: I don’t know which to take. 「どちらを選ぶべきか、わからない」 4.ご質問文のwhichは疑問詞ではなく関係詞なので、前出の名詞を受けながらwhich句を前文につなげる働きをしています。 例: I don’t know the theme about which to write for Naoki prize. 「直木賞用に書くテーマがわからない」 5.4の例文では動詞の後にfor Naoki prize、ご質問文ではthe papersと別の修飾語が置かれているため、先行詞と節内の動詞との関係にワンクッションがかかるので、関係詞内での先行詞の働きをはっきりさせるために、関係詞を代名詞代わりに使って、後の句の中での働きを先にクリアにさせているのです。 ご質問4: <文の仕組みがわかりません。> 既に回答にあるように、コンマ以降は2つの選択肢になっています。 1.walkingもtakingも動名詞で、それぞれ名詞句になります。 2.名詞として、疑問代名詞whichの選択肢になっています。 3.このwhichは主語S、補語Cどちらにもとることができます。つまり、これらの動名詞は主語または補語となる名詞句ということです。 4.従って回答は Walking with friends is.(whichが主語の場合) It is walking with friends. (whichが補語の場合) という、2つの訳が可能となります。 以上ご参考までに。
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- ydna
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(1) could は、意味的には「現在」だと思います。 仮定法過去の帰結節です。 自信があれば、 I can tell (you that).... と言えます。 自信のなさや、遠慮がち、遠回しに言う場合、「もし言えるとするなら、」などの仮定の条件節を言外に含み、I could tell (you that).... を使います。 「(おそらく)~と言えるでしょう/言えるかもしれない。」が直訳的です。 似た例として、 I should think (that).... I should/would say (that).... など、他の助動詞にもあります。 -------------------------------------------- (2) 本来、with の後ろに入ることのできる money が 先行詞的に前に出ています。with は、「手段、道具」の with です。 money は、with の目的語です。 They buy food with money. money which they have to buy food with money to buy food with ★money with which they have to buy food money with which to buy food★ to 不定詞とそれが修飾する名詞には、関係代名詞/副詞などと先行詞の関係がよく似ています。 someone to stand by you someone は、to stand の主語 something to eat something は、to eat の目的語 Do you have something to write with? something は、with の目的語。この場合、用紙などではなく、筆記具のことを言っています。この場合、yes を期待して、something です。 No, I don't. I have something to write on, though. なら、用紙などになります。 I've found someone to write to and talk with. Well, I have to find something to write about. などもあります。 同格関係(接続詞 that に似ている)もあります。 the chance to win to win の部分のどこにも the chance は、入ることができません。これが同格関係です。この時、余分に見える前置詞のことは、考えなくてもよくなります。 本文では、日本語で考えると余分な前置詞に見えてしまいがちですが、不定詞句と密接な関係があることがお判りになったでしょうか。 例文では、道具など「方法、手段」ですが、場所などもあります。 This is the case to keep the ring in. (This is the case for the ring.) (3) これは、(2) の発展形です。★~★を参照して下さい。 the glasses to examine the papers with と同様の意味になります。 この場合、with が離れすぎるので、 the glasses with which... の方が意味が取りやすいように感じます。 (4) Which / is / the better way of..., /A or B? which が S/C と考えられます。SVC(C=名詞) の文型です。 「, A or B 」で、which の選択肢を具体的に言っています。 「which の疑問文+ , +選択肢」で使われます。 Which is the taller (boy) (of the two), Tom or Jerry? Which do you like better, tea or coffee? ちなみに、the better way, the taller の場合、形容詞の比較級なので、the をつけます。 「2つのうちの better/taller な~」の意味で、1つに限定できるから the がつきます。 2つのものを言う、one と the other の時の the と同じ感覚です。 以上、少しでもお役に立てたでしょうか?★★
お礼
詳しい解答どうもありがとうございました。 大まかに理解できました。
- go_urn
- ベストアンサー率57% (938/1643)
こんにちは! (1) I could tell he was only pretending to read, because his book was upside down. 「彼は読むふりをしてただけじゃないのかなあ。だって彼の本は逆さまになってたもん」 という文がありました。 「じゃないのかなあ」はcould tellが反映した結果だと思うんですが could tellにこんなニュアンスの用法ありますか?? ● could は「過去の1回限りの達成には使いにくい」という、日本人泣かせの禁止条項があります。でもここは達成ではなく、「分かった」という意味ですから、「~と言うことができた」で結構です。知覚、認識の動詞であれば could を使えますよ。 (2)Those refugees had no money to buy food with. 「with」とはなんでしょうか ● No. 1のお方のご回答と同じです。to不定詞の形容詞的用法は、繋がらなければなりません。もし with がなければ、 ×buy food money で意味をなしません。 ○buy food 【with】money で、英語になりました! ゆえに money to buy food with なのです。 (3)He looked for the glasses with which to examine the papers. to不定詞のなかでも関係代名詞の繰り上がりの用法は使えるんでしょうか。 これはそれを使ったものだと思うんですが。する意味がないような・・。 ●使えます。英語では前置詞がブラ~ンと最後にぶらさがっているのは金魚のフンみたいでかっこ悪いという美学があります。で、to 不定詞の前置詞残りは、たくしあげた前置詞と to の間に which を入れるという形で、カッチリ体になるんです。格調高い文章では好まれます。 (4)Which is the better way of getting to know the city, walking with friends or taking a guided tour? の文の仕組みがわかりません。 ,の前までは「都市を知るようになるためのよりより方法」って感じになるところまでは分かります。 ● No. 1のお方のご回答と同じです。Which is better, A or B? の構文ですね。A=walking with friends B=taking a guided tour です。 以上、ご参考になれば幸いです!
お礼
解答ありがとうございました。
- Tacosan
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簡単なのだけ: (2) の with は「no money」を目的語とする前置詞です. 例えば I buy food with the money. とかになるところ, the money が no money にかわって前に出てきて, with がとりのこされています. (4) の which は (複数の選択肢のうち) どれか, を尋ねています. 今の例だと , のあとの 2つのうち「どちらがよりよい方法か」と聞いています.
お礼
解答ありがとうございました。
お礼
いつもありがとうございます。 助かりました。