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英語教師になるための学部
現在、高校3年の者です。 題の通り適正な大学の学部を教えていただきたいのですが、英語教師といっても漠然としているので具体的に書かせてもらいます。 (1)高校の英語教諭 (2)塾や予備校の英語講師 (1)と(2)では全く違いますが、どちらに進むかは大学にて決めたいと思っており、大学で学びたいことは、コミュニケーション法、英米語の背景、教育論・教育法(順に優先)です。あと、教育学部は無しでお願いします。教育学に重点をおいて学びたくはないので(;^^) 自分で調べてみた所、上記には神戸大学の国際文化学部が良いかと思ったんですが、他にここ以上に良い(ぜひ勧めると言う)大学学部をご存知でしょうか? また、教育(区別し難いですが、できれば英語における教育)の現場や社会において印象が良く就職に強い大学や、学生からの評判が良い大学も教えていただけたらうれしいです。
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>確かに大学で学んだ知識を仕事として役に立てたいなら、教員は不向きですね・・・。 誤解を招く書き方だったと思います。 大学で学んだことを役立てることは出来ますし、その機会は多くあります。 心理関係の科目の多くは、ちゃんと学べば、非常に有益でしょうし、英語学の知識は、自信を持って生徒に向き合うためにも必要です。 「発達心理」は、特に大切なものだと自分は考えています。 その他、どんなものをとっても、教員と言う職業を考えた時、役立たないものなど本当はなく、もし役立たないとするなら、その教員の力量不足のために役立たせることが出来ないというのが本当のところです。 また、教員の仕事の魅力は、何と言っても、あなたが言われるように、「人」と向き合うことにあります。 ただ、公に奉仕することが本来の仕事である公務員が現実にはそうなっていないのと同じで、教員の仕事も、現実には、生徒に向き合うと言うよりも、生徒管理に近いものであって、社会を管理する政府機関の一端をになうようになっているように感じます。 このことは、例えば次にあげるURLの記事を読まれればある程度分かるはずです。 http://d.hatena.ne.jp/amamu/20060522 自分自身も、以前、教員をしていましたが、現場はひどいものでした。組織的に、公教育を破壊しようとする動きが国レベルで行われているはずで、このままでは、日本の教育は、アメリカと同じように、公教育は単なるお飾りであり、私立の中高のみが高学歴社会を作って行く人たちを送り出す社会になっていくのだと思います。大学も、多分、東京大学でさえ、学問の府としての機能は果たさなくなりつつあるように感じています。 中国の四川大地震が起きて、建物の手抜き工事が明らかになりましたが、それと同じで、今の日本社会で明らかにならない危機が二つあり、一つは財政危機、そして、もう一つが公教育の崩壊であると考えています。エイズと同じで、なかなかその影響が表面化せずに、内面深く破壊が進行しているのです。
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- haruhyouby
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何度もすみません。途中で切れてしまいました。補足です。 >質問のようにやりたいことが明確である場合は、の部分 質問者のようにやりたいことが明確である場合は旧帝大や外語大のような専門大学で英語学やコミュニケーション学を専攻されるのも良いのかなとは思いますが。高等師範系にもこういうメリットがありますよ、ということだけど紹介したかったのです^0^; 沢山回答が!と糠喜びさせてしまってゴメンなさい!!!!
お礼
やはり文学系に進もうかと思います。 その方が将来の職の幅も広がりますし、教養にもなると思ったので。 教師も将来の一つの道として捉えて大学で実際学ぶことから始めようと思いますね。入れればいいのですが・・・ たくさんのご意見有難うございました。
- haruhyouby
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#5です。横レスすみません。 >同じ大学に文学部と教育学部がある場合、文学部の方が偏差値が高いので、教育学部は低く見られるのです。 どちらの大学かはわかりませんがひどいですね。全体的な傾向として人文科学系学部は社会の中で専門を生かしにくかったりしますからね。企業一般職(女性の一般職・総合職の別のことではなく、企業の一般の職業という意で)や公務員、教育職等であれば大丈夫でしょうが、専攻に即した専門職に就くのは狭き門でしょうね。 >私の大学は幸い、文学部がありませんでした。なので、教育学部の英語英文学科は文学部の英文科と比べられませんでした。ただ、国立大の教育学部は地味ですが、評価は高いです。 >そんなわけで、教育学部を低く見る風潮が世間にあることは知っておいていいと思いますが、A大学の文学部よりはB大学の教育学部の方がレベルが上、ということもあるので 国立大学も地方教育単科大学等は、専門化していますし、その地方での就職、ということになるでしょうから覚悟が必要ですね。人気により較べられるなんてひどいですね。私の周囲では教育学部はレベルが低い、とか、教育学部を低く見る、ということはなかったですが、成程そういうひどい学校も存在するのですね。(私の地元の所謂旧帝大では、文系最難関が教育学部でした。教員養成学部ではないのですが、教育哲学や教育心理学が有名ですよ)、ただ世代交代があるとは言え少子化の影響で教採はやはり狭き門だと思います。 取れる教職科目は本当に専攻・学科によって違うので、志望に応じてきちんと調べられた方がよいかと思います。私は高等師範系の家政学部出身なのですが、規定の中高家庭科教諭以外に、例えば児童学専攻などでは文学部の領域であるはずの幼稚園・小学校免許が取りやすかったり、栄養学科やアパレル学科では理学部の領域であるはずの化学の教職を取れたりしていたんですよね。教育内容は家政学会のみならず化学会、心理学会などにも発表できるような専門的なものでした。質問のようにやりたいことが明確である場合は、特に理系に多いのですが旧帝大等の専門学科に入った場合、教職の人数制限やコース制限をしている場合があります。その点師範系伝統校は比較的フレキシブルに対応をしてくれるのではないでしょうか?とは思っているのですが…。個人のやりたいことと志向によるでしょうから『ここがいい』とは一概に言えません。
No5さんの書き込み、教育学部出身の私には痛いほどよくわかります。 同じ大学に文学部と教育学部がある場合、文学部の方が偏差値が高いので、教育学部は低く見られるのです。 また、教育学部は民間企業への就職が非常に困難なので、教師には向かないとわかったときが大変です。 私の大学は幸い、文学部がありませんでした。なので、教育学部の英語英文学科は文学部の英文科と比べられませんでした。 ただ、国立大の教育学部は地味ですが、評価は高いです。特に英語科は偏差値が学部の中では高い方になると思います(私の出身大学は、現在、英語科が飛びぬけて偏差値が高い)。 また、文学部は小説を深く読むだけではなく、英語学もあれば、英語を使う国の文化や歴史を研究することもできます。 そんなわけで、教育学部を低く見る風潮が世間にあることは知っておいていいと思いますが、A大学の文学部よりはB大学の教育学部の方がレベルが上、ということもあるので、文学部、教育学部、外国語学部すべてを比較して、学部を先に決めてしまうよりもどこの大学のどこの学部にするかを決めていく方がいいと思います。前に書いたように、この3学部の英語科であれば、教員免許は取れます。
お礼
そんな風潮があるんですね。 確かに「教育学部」と言ってもパッとしないイメージもあるようですし・・・(実際友人もそうでした) うーん、大学選びも難しい物ですね。教師前提としてではなく、もう一度しっかり調べてみようと思います。 ご意見有難うございました。
- haruhyouby
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#3です!!!! あの、勿論ご存知かとは思いますが、 あの、教育学部ではなくとも教師は取れますからね!。 高等師範系は教育学部以外の学部も活躍していますしね。 卒業生の進路を見越してしっかりした進路を選択してください。 確認なのですが 師範系VS他校、教育学部VS他学部なんてのも今では殆どないですからね。 コネの出所などなんだかんだなりやすさは異なっているでしょうが、教員養成学部なんて専門以外は所詮虚学ですし、OBの数も多分教育学部の方が多いだろうけど、文学部や外国語学部などもっと実学から行く道もあるんですからね。それを自覚のうえで教育学部を選択なさってるのなら問題ないのですが…。 友人で、就職や進学で焦り、同窓会の力関係を利用しようとやたら政治的に動きすぎて自滅した子を沢山知ってますので、くれぐれも後悔のない進路と動きをしてください!
- haruhyouby
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多分国際○○学部と言われる学部(筑波-国際、上智-国際 など)は社会科学(国際政治学、国際経済学、政策科学、地域研究、ジャーナリズム)の色合いが強いのではないかなと思います。 webを見たところ、神戸大学国際文化学部は英語教育関連のコースを作るなど力を入れているようですね。ただ、私の学生時代(5年ほど前)を思い出すと、神戸大学国際文化学部の子は国際政治学や地域研究中心で、国際公務員やジャーナリスト、外資志望が多かったのではないかなと思います。 人文科学としての言語学メインで外国語を学びたいのでしたらやはり 東京外国語大学、大阪大学外国語学部を勧めます。 地域研究以外にも高度な言語学メインのコースもあると伺っています。 始めから教師を目指すことを決めていらっしゃるんでしたら旧高等師範系の筑波大学、広島大学、お茶の水女子大学、奈良女子大学も良いのでは?これらの学校は専門の研究に加え教職を取ることを前提としたカリキュラム編成をしていますから教職が取りやすいのではないでしょうか?OBも多いし。教育系大学は、学校によっては密かに近接領域(英語と歴史、英語と国語、英語と公民等)や近接課程(高校と中学は勿論のこと、中学と小学、小学と幼稚園)の教職も取り易かったりしますよ。 補足ですが高校の教師と塾・予備校の講師は教科教育の内容そのものは大差ないと思います。 ただ、学校教師はやはり資格が要るのと、教育法制・教育制度に加え心理学・教育原理などの知識も要るので、道は厳しいと言えば厳しいです。 塾・予備校は実力主義ですので、入試英語を上手く解けさえすればいいのです(よほど人格に難がある人ではない限り)。よって他専攻出身者も多いですよ。
お礼
国際文化学部は少し場違いかもしれませんね(;^^) No2さんの意見も踏まえると教育学部が良いような気がしてきました。 今度高校で先生方に伺ってみることにしますね。 ご意見有難うございました。
英米文学科、英語科などです。 学部は文学部、教育学部、外国語学部などですが、高校教師になるには教員免許が必要で、それには教職課程と教育実習が必要です。 多くの文学部、外国語学部ではそれに対応していると思います。もちろん、教育学部なら、そういう方面は充実しており、必修であるため、単位修得が楽です。 教育学部も実質的には英米文学科、英語科と変わりません。教員免許に必要な教職科目が必修になっているだけで、文学部などでも免許を取るにはこれらを取る必要があります。 私は国立大教育学部の英語英文学科でしたが、英文学の授業が多く、卒論も英文学でした。 そんなわけで、英語の教員免許が取得できる学部の学科であること、できれば、国立大の教育学部英語科と同レベルか、それ以上のレベルの大学がよいと思います。国立大の教育学部英語科の人と採用試験を争うことになるので。(教育現場で強いのは、やはり地元の国立大の教育学部です。) 神戸大学はよい大学ですが、国際文化学部で英語の教員免許がとれるかどうか、確認した方がよいでしょう。 予備校、塾は資格は必要ありません。
お礼
調べてみたんですが、教育学部でも「教育学の研究」をメインとした学校と「教師になる事」自体をメインとした学校があるようですね。 文学部は小説のかなり深い意味の読解等あるようで、ちょっとしんどそうですね・・・。教育学部についてもう少し調べてみようと思います。 参考意見有難うございました。
- taked4700
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回答にならないかもしれませんが、現実はこうだと言う意味で書きます。 (1)高校の英語教諭 学科試験の結果がよい人が採用になるとは限りません。また、現場で、英語学の成績がよい人がよい評価を受けるとか、英語学の理解を授業に役立てることができるかと言ったら、それは、一部の進学校に限られると言う答えになります。ともかく、学校の教員の仕事の大半は雑務と生徒指導です。教科指導は数割、多分、2,3割と言うのが大半の教員の実感であるはずです。優秀な大学を出た方が、現場の教員になる例はあまり多くありません。多分、その理由は、以上のようなことを知っているからでしょう。 (2)塾や予備校の英語講師 こちらも、英語の知識そのものというよりも、コミュニケーション技術と大学の試験問題の分析、そして、予備校によるでしょうが、大部分の予備校では、雑務がやはり多いのです。生徒集めのためのビラ配りから、答案の採点、プリント作りなどは、ほとんど場合講師の仕事ですし、時には、進学指導などのカウンセリング・教室の掃除なども講師の仕事になります。 以上の前提の上に、大学名をあげるなら、関西なら、京都、関学、同志社、立命館、南山などでしょう。
お礼
丁寧な意見ありがとうございます。 確かに大学で学んだ知識を仕事として役に立てたいなら、教員は不向きですね・・・。折角学んだことを活かせないのは悔しいですもんね。 ただ、国際的に英語で戦うにはかなり厳しいかと思うし、書き忘れていましたが、人間関係を求める自分としては教員が一番な気がします。 ご指摘参考にさせていただきますね。
お礼
URL拝見させてもらいました。 独善的と言うか何と言うか・・・。本当に教育に対する上層部の意図が見えてしまっていやになりますね。 理系では薬学部の方も将来の予測がひどい事になっているようですし(;^^) 話がだいぶ逸れてしまいましたが、大変参考になるご意見有難うございました。