五段活用の語根が閉音節のとき
五段活用の語幹では旧来の文法の教えるところによると
書く、は「か」までが語幹です。でも kak までを語幹とする考え方もありますよね?「思う」の語幹は旧来では「おも」、新来では omow です。どちらが合理的なのでしょうか?
もし後者の文法を選ぶなら、日本語の動詞はコンジュゲートせずに、ただ語根と不変化詞のみ合体させればいいわけで、シンプルになると考えます。
それで、五段の語根、omow と kak に u を付ければ終止形が得られます。ただ、上一段と下一段の終止形は、同じように操作すると oshie-u, uke-u, ki-u 「教えう」、「受けう」、「切う」とおかしくなります。だから r を間に挿入することで解決できるそうです。
<<では、上一段と下一段の終止形は「る」をつけなければいけないのか。やはり、この場合でも日本人は-uで終わりたいのですね。それだと「osie-u」「uke-u」「mi-u」「ki-u」になりますが、このとき母音が重なってわかりづらくなるため、終止形に限って r を挿入しているのです。>>
ここまでは理解できたのですが、ここからが理解できません。
<<ここで、五段「帰る」の「kaer」を発音してみてください。そして、うしろに「ない」や「ます」をつけてみましょう。自然と「帰らない」「帰ります」のように五段活用になりませんか。しかし、「教える」「見る」という動作の気持ちは「osie」「mi」で、これに「ない」や「ます」をつけてもそのままくっつきます。前の部分はなにも変化しないわけです。>>
ここをぜひ解説をお願いしたいのです。よろしくお願いします。
お礼
ありがとうございます。 すみません。質問の仕方が悪かったのですが、u-verb(5段活用動詞)とru-verb(1段活用動詞)との分類の仕方を学習しました。 以下の通りです。 u-verb ・辞書形が「る」以外で終わるもの ・辞書形が「る」で終わり「る」の前が「a,o,u」 ru-verb ・辞書形が「る」で終わり「る」の前が「i,e」 これによりますと、 釣る・・・u-verb 着る・・・ru-verb(これは例外でu-verbとはならないそうです) 練る・・・ru-verb 切る・・・u-verb と分類でき、二つずつになってしまって、他と異なるものが一つになりません。 詳しい解説を教えていただけたらと思います。よろしくお願いします。