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分数の形の漸化式

分数の形の漸化式は、なぜb[n]=a[n]-αとおくのか? a[1]=4、a[n+1]=(4a[n]-9)/(a[n]-2) (n=1,2、3,・・・) で定められる数列の一般こうa[n]を求める。 という問題で、b[n]=a[n]-αとおいて漸化式を解くとあるのですが、 なぜ、b[n]=a[n]-αを思いついたのか? 教えていただけますか? 参考までに、問題の答えは、a[n]=(1/n)+3です。

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  • kabaokaba
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回答No.1

>分数の形の漸化式は、なぜb[n]=a[n]-αとおくのか? 数列{a_n}が極限aをもつということは 数列{a_n - a}が0に収束するという意味. そして,数列{a_n}が漸化式a{n+1}=f(a_n)を満たすならば a=f(a)であることが「期待できる」. #あくまでも「期待できる」だけで実際はfの形に当然依存する. ここで,b_n=a_n-a とおくことで b_{n+1}=g(b_n) とうまく変形できれば,0=g(0)となることが期待でき, 0はいろいろ扱いやすいところがある. b_n->0は|b_n|->0を示せばよいことになる. 絶対値がついたので,今度は絶対値に関する 各種の不等式(大抵は三角不等式)の応用が可能になる. こういうような流れ. これは分数の漸化式だとかに限定の話ではない. 一般項が不明だが極限だけはわかるというケースは この手の流れが多く, 0と絶対値と「はさみうち」を使う.

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