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はり モーメント・たわみ
すみませんが、みなさんのお力を貸してください。 自分で問題を解いてみたのですが、これであっているのか疑問なので 質問させていただくことにしました。 質問したい内容は以下の条件での最大モーメントとたわみです。 ・片持ち梁 梁は、50×50×3.2tの角パイプを使用 長さは1100mm ・梁にかかる荷重は均等な荷重で18.2kg この時の最大モーメントと最大たわみを算出したいです。 最大モーメントは M(max)= w×l÷2より 18.2×110÷2 = 11011kg・cm^2 で、よいのでしょうか? また、最大わたみは σ = (w×l^4) ÷(8×E×I) = (18.2×110^4) ÷(8×206×10^6×0.499) = 3.24cm と、算出したのですが、あっているのでしょうか。 自信がありません。
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- h191224
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単位が統一されていないのと、記号の混乱(wが式によって中身が違う)があるために、つまらない間違いをおかしていますねえ。 まず、単位ですが、今は、SI単位系の時代ですし、長さの単位には、mか、さもなくばmmを使うことになっています。(cmは、基本的に使わないことになっています。) しかし、SIを使えと言っているJISも、その出版物の「鉄鋼」の中では、断面定数の値をcm単位で表示している始末なので、業界慣習を無視してまで、cmを避ける必要はないと考えます。 ただし、途中の計算で、mmとcmを混ぜるのは、誤解の元ですから、どちらかに統一すべきです。 単位の混乱としては、長さのほかにも、 荷重の単位は、工学単位系のkgf 縦弾性係数は、SI単位系のmPa(ミリパスカル) と、アンバランスなことをしていますね? 荷重も不明確です。 ・梁にかかる荷重は均等な荷重で18.2kg は、 ・梁にかかる荷重は18.2kgfで、全長に均一に作用する。 という意味でしょう? まさか、1mmあたり、または1cmあたり、18.2kgfが作用するわけではありませんよね? デカ過ぎますから。 さて、対象となる片持ち梁を明確に定義しなおしましょう。 断面形状は、□50×t3.2(角パイプ) 長さL=1100mm 全長に均一に作用する分布荷重の合力F=18.2kgf=178.4N 単位長さあたりの荷重w=0.1621N/mm E=206 GPa(=206×10^3MPa) I=2.20×10^5 mm^4 (ただし、正方形頂点部のRは無視した値) 固定端のモーメントMは、 M=wL^2/2 =178.4N×1100mm/2 =9.81×10^4Nmm(=98.1Nm) (モーメントの単位としては、あなたの答にある、cm^2のような、長さの2乗という単位は出てきません。) 最大たわみδは、あなたの式は見かけは正しくとも、中身が間違っていて、 δ=wL^4/8EI =0.1621N/mm×1100^3mm^4/(8×206×10^3MPa×2.20×10^5 mm^4) =0.655 mm (あなたの答の3.24cmは、部材の断面寸法と同じオーダーになります。 たわみは、部材断面寸法の1/10以下に押さえるべきなので、3.24cmは直感的に現実的でない値だと見抜けます。) 計算間違いがあるかも知れませんので、必ず自分で値を入れて、計算してください。 もうふたつ、注意を! (1)たわみをσという記号で表示してはいけません。 σは、応力の代名詞のような記号ですから。 (2)力をkgで表示するときは、必ずkgfのように、fをつけましょう! それが混乱を防ぐための知恵であり、ルールです。
- no009
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>最大モーメントは・・・で、よいのでしょうか? 梁にかかる荷重は均等な荷重で18.2kg/cm^2(自重含む)にすれば、OK。 >最大わたみは 鋼材は一般的に E=2.1×10^6kg重/cm^2を使います。 50×50×3.2tの角パイプは I=20.4cm^4ではなかったかな。