3つの部門で登録している技術士です。
技術士という資格は、資格をとってから仕事を探すというような性格のものではありません。
何らかの専門的な技術者として、ある程度実績をもった人が、自分の実力を申請して認めさせるという性質の資格です。
ですので、原則として、技術士試験を受験する人は、みんなその分野における専門家の筈なのです。
医療機器や成分分析機器を開発研究するという仕事は技術士をとってからなるというものではなく、その分野の仕事をして実績を積んでから、電気・電子部門とか、機械部門とか、環境部門などの自分の専門分野に近い部門の試験を受けるというのが正道だと思います。
まずは技術士を目指すのではなく、それらの機器の開発ができるような科学的・技術的な知識を身に付け、その分野の会社に入ることが先決だと思います。
技術士は、試験を受けて「もらう資格」ではありません。自分の実力を示して、「なってやる資格」です。
ですので、技術士試験の問題も、「技術士としてふさわしい業務実績」を問われるのです。
「私が技術士になってあげよう。日本のためになってあげよう。」これが正しい技術士試験の受け方です。
勉強して、資格を目指す・・・それが悪いとは言いませんが、役に立つ一人前の技術者になれば、技術士なんか黙っていても受かります。一人前の技術者になること、それこそが目指すべき道です。
まだ若いのですから、がんばって勉強してください。受験勉強をではありません。仕事の上での勉強です。
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