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動詞が二つ?
toを使った物や、その他(あまり分からない)の文みたく一つの文に動詞が二つ入ってきているパターンのものはどんなものがありますか? また、一つの文に動詞が二つ入っている時は何かしらの文法が働いていると考えていいのですか?
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こんにちは! ご質問の趣旨、分かっているつもりですが、取り違えていたらごめんなさいね。 1つの文に、主語が1つ、動詞が1つ、ときっかり決まっていたらこんなに理解しやすいことはないですね!主語は、頭、動詞は心臓で、どっちも1つなのが自然です。 しかし現実には動詞が幾つも出てくるんですよね。 整理して考えてきたわけでなく、泥縄式で今考えますと、確かに幾つかタイプがありますね―― 1)等位接続詞をつかって複数の動詞を使うタイプ。 等位接続詞とは、and, but, or なんかです。 これは、We went to the park. We had lunch there. We had a nap there. というのが羊のフンみたいに思えますので、つなげて、 We went to the park, had lunch, and had a nap there. とするわけです。3つの動詞は全部等価で、全部主動詞ということになります。でも、これは理解しやすいですね。 2)句の中に動詞が使われるタイプ to 不定詞は代表的ですが、to go there と言うと、もう動詞ではなく、名詞か形容詞か副詞になります。 ア)名詞として I decided to go there. (そこに行くことを決めた) イ)形容詞として I made a decision to go there.(同上) ウ)副詞として I got up early to go there. (そこに行くために早起きした) こうした例では、decided, made, got upが主動詞で、go は品詞は動詞ですが、to go となることによって、動詞以外の品詞に転用されているわけです。 3)補語として使われるタイプ ア)感覚動詞の後 I saw him go in. (私は彼が入るのを見た。) イ)使役動詞の後 I made him go in. (私は彼が入らせた。) ウ)helpや All you have to do などの決まった構文の後 例1)I helped him go in. (私は彼が入るのを手助けした。) 例2) All you have to do is go in. (あなたがすべきは、入ることだけだ。) これらは、感覚動詞や使役動詞の使い方を学ぶ中で見分けがつくようになります。 4)節の中で動詞であるタイプ おそらく初学者が一番つまずきやすいものだと思います。節には ア)名詞節 イ)形容詞節 ウ)副詞節 の3つがあり、ア)の代表は、that節、イ)の代表は、関係代名詞節、ウ)の代表は多くの接続詞に導かれる接続詞節です。事例が多すぎますので、それぞれ1つだけ例をあげると ア)I think【that he is honest】. イ)This is the house【that I bought 10 years ago】. ウ)He came【while I was out】. 上記の例では、【】の中のis, bought, was は主動詞ではなく、【】という別の品詞を作る小道具として使われているものです。主動詞は、【】の前の think, is, cameです。 もしこれがきちんと見分けられれば、英語の文法の半分以上はクリアしたことになると言ってもいいくらいです。1)を除けば、1つの文に主動詞は1つです。この文の主動詞は何か?というのが、英語を理解するカナメの問いです。主動詞以外に動詞が使われていたら、動詞以外として使われているということです。じゃあ、それは何として使われているのか?という問いに答えねばなりません。それに答えるには、基本的な文法をしっかり勉強することです。そして実際の生きた文の中で試し、分からなかったら人に尋ねることです。そうやって、一歩一歩進んで言って下さいね!そんなに高い山ではなく、コツコツやれば誰にでも登れる低い山です。英語が読めない人が多いのは、1)基本を無視すること、2)分からないことを分かったふりをしてしまうこと、が二大原因です。 以上、ご参考になれば幸いです!