フランスのルイ17世のDNA鑑定について
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フランスのルイ17世とマリー・アントワネットの親子関係は
DNA鑑定で証明されているそうですね。
ルイ17世(ルイ・シャルル)はハプスブルク家の血筋なのは証明されていますが、
父王のルイ16世との血縁は未証明だとか。
ルイ・シャルルは、ルイ16世の子ではない可能性はありますか?
※フェルセンは1784年6月にもべルサイユを再訪し、
それから9ヵ月後にルイ・シャルル、後のルイ17世を出産しますが、
アントワネットとルイとの夫婦仲は、趣味・気質などの不一致や、
ルイの性的不能もあって(後日、その治療を受けるまで子どもは生まれませんでした)、
思わしくなかったと言われており、
シャルルはフェルセンの子供ではないのかという根強い噂があり、
ルイ16世も、シャルルが誕生したときに、
『王妃、ノルマンディ公を出産。すべて我が王子と同様に取り扱う。』
と、不可解な言葉を日記に残しています。
この言葉は解釈する人によりますが、一般的に
「自分の子供ではないけれど、他の王子と分け隔てなく扱う。」
そう受け取られているようです。
実際、ルイ16世がシャルルのことを『わが子』と呼んだのは、
たった1度、断頭台に向う直前のことで、
ルイ・シャルルがわずか10歳で牢獄の中で
幼い命を散らせたことを知ったフェルセンは、
『あの子はフランスに残してきた最後の、そしてたった一つの心配事だった』
と言い残しています。