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ERP(SAP R/3)の将来性について、意見をください。
私はシステムエンジニアとして採用された新入社員です。 私はSEとして採用されたのですが、配属先運用関係の部署で、仕事内容はバックアップ作業(いわゆるテープ交換等)が大半で、プログラムに触る機会の少ない毎日です。 私は大学が文系(経済系)で、プログラム経験は皆無でしたので、最初は違和感なく業務に入れそうでいいと思っていたのですが、だんだんと不安になってきました。 SEとして、プログラムに関する知識がないのはいけないのではないかと考え、基本情報技術者試験等を受け、C言語をみようみまねで勉強をしてみました。 社内でSAP社R/3のアドオン開発を行っている部署があり、その部署で最近、社内公募がありました。ABAPという言語を使うそうです。 ERPについてはうわべの知識程度です。 SAPというものを調べたら、将来性がありそうな気がしました。その一方で、ERPの人気はあまりないようなことも書いてありました。 新しい技術に触れるチャンスではないかと思い、興味を持ちました。 しかし、運用に関しての業務にも、まだ数ヶ月しか携わっていないので、運用というものはどういうものか、ということも理解していないので、もう少し運用について学ぶほうが自分にとってプラスになるのではないか、という気持ちもあります。 今の部署にいたほうがいいのか、社内公募に挑戦したほうがいいのか迷っています。 様々な方に話が飛びましたが、ERPの将来性や、SE経験者、新入社員の方の意見等、わたしにアドバイスを頂けたら、と思います。
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私はシステム部門に5年程いますが、私も元は文系(しかも経済系!)の人間ですので syakouさんのお気持ちはよく分かるつもりです。 まずsyakouさんは新入社員との事ですが、お書きになられているとおり運用部門の 仕事も重要です。今はまだバックアップテープの交換が主だそうですが、ご存知の とおりこれは運用業務の中でも初歩の初歩です。 これからまだまだ学ぶべき事も多い時期ですし、syakouさんの会社の業態とそれぞれ の部署の仕事内容が分かりませんので何とも言いにくいところではありますが私個人 的には社内公募に申し込んでみる事をお勧めします。 理由は以下のとおりです。(私の極めて個人的な私見です) ・運用業務のスペシャリストになるよりはSAPのスペシャリストになった方が社会的に 買われる人材になれる可能性が高い ・SAPのパラメータ設定作業を経験する事でERP全般に渡る知識を得る事ができる 私が常に考えているのは、自分の会社が倒産した場合、もしくは他社から引き抜きが あった場合、自分を高く売れる知識や仕事を経験しておきたいと思っています。 そういう意味ではSAPの業務を経験しておく事は運用業務よりは社会的に高い評価 が得られるのではないでしょうか(当然ながら両者の業務内容によっては運用業務 の方が高いスキルを得られるかも知れませんが、詳しい事が分からないのであくまで 私の想像です)。 SAPは日本では導入実績も限られ、既存の業務を変えないといけない部分も多いため 一部機能の導入になる事も多いですが、アメリカではトップ企業10社のうち7社(確か) がSAPを導入しています。最近は日本でも大手企業を中心にSAPを導入する企業も 増えてきていますしオラクル社もSAPと同等のソフト(EBS)を販売し、今後これらへの 期待感は高まる傾向にあるようです。 他の方も書かれていますが、SAPはとにかく高い!というのは事実ですが、安く導入 する価格体系やライセンスも導入されています(それでも高いですけど)。 ただし単に高いだけではなく、対価に見合った機能も備えている事も確かです。 そういう意味ではSAPは将来性もあると言えると思います。 いずれにせよ、syakouさんの将来へ向けてのひとつの分岐点である事は確かです。 どちらを選んでも自分のプラスになる事は変わりませんから、周囲の人達とよく相談して 決める事をお勧めします。
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- kinnkinn
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あらかじめ申し上げますと私は開発サイドの人間ではなくユ-ザサイドの者です。 ここにこうして質問をされていることやその内容を拝見すると、かなりの興味をお持ちなのではないでしょうか。そうであれば将来性はさておき挑戦されてはいかがでしょうか。 私もR/3導入を経験したことがあります。勿論syakouさんが立つかもしれない立場とは逆の立場で、ですが。既にご存知かもしれませんが、R/3は日本の商習慣、会計処理をベ-スにしているのではない為、やむをえずアドオン開発が要求されました。その際私などはSEの方とここはこういった処理をして欲しいといったような注文を出したり、質問をしたりしました。 その際に感じたことは、こうした立場に立つSEはシステム的知識や技術だけでなくいわゆるビジネス、つまりそれぞれの業界の商習慣などといったことや会計、人事といった多岐に渡る知識が必要なのだなぁということです。実際にはそれぞれ担当があるので隅々というわけではないようですが(当たり前ですね。) そして同時に感じたことは意外にそれができるSEって少ないんじゃあないの、ってことでした。まあこれは業者次第なのかもしれませんが。とはいえそうしたものを習得して絶対に損になることはないと思いますよ。 ERPの将来性はさておきR/3の将来性ですが個人的には先の方と同様にばら色ではないと思います。 ・とにもかくにも投資額が大きすぎる!! ・効果的に活用するには相当の技量が必要 ・先の商慣習などの絡みで日本製でないゆえに対応できない部分が多く融通が利かない と言ったことがよく私の周囲でも聞きます。やはりIT投資も順調(?)に削られると追い打ちです。他のパッケ-ジにも当てはまるのでしょうが。熱が冷めれば・・ということもあるかもしれません。
お礼
貴重なご意見をありがとうございました。 SEはプログラム技術だけではいけないということを普段から上司に言われていたのですが、その意味が、少しわかったような気がします。 私は今の状況を何とかして改善したくてとても焦っていました。 落ち着いて自分のやるべきことを考えていきたいと思います。
- yatoaa
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個人的意見なので、間違いがあったらすみませんが。 1.運用業務員はプログラムをさわる機会は まずありません プログラマー転用の可能性はまず0です 運用では自分のノウハウの蓄積はありません プログラマーが自分の開発したシステム 運用のために運用員を兼務することはありますが 運用からプログラマーになることはまず無いです 2.プログラマー、SEとなるには 初心者の場合、独習はたぶん無理です 入り口でつまづきます まずメーカーなどの初級教育(3-5日?)を 何回かうけて、入り口を突破することが必要です 初級から中級になるには独習でも可能ですし 努力しだいです さらに中級から一流になるにはやはり独習は 無理なようで、高度教育をいくつか受けることで 一流への道が開かれるとおもいます 3.sapの将来性ですが、独断意見として言えば 暗いと思います しかし、そのアドイン開発の時に汎用的な システム・プログラム技術を身につければいいと 思います 結論 開発への転籍をする アドイン開発時に、各種講習会に行かせてもらい プログラム技術を身につけていくべきです VB、JAVA、C、COBOLなどが有望です 独習で入門・習得するのはかなり困難ですが 講習会に行ったり、先輩に教えてもらったり、 実際のハードを使用しての実技体験は プログラマーやSEへの最短路でしよう ERP、SAPのニーズが仮に無くなっても プログラム技術を習得しておけば、自分の武器と なります
お礼
ご回答ありがとうございます。 このアドバイスを見て、SEとしての危機感を感じました。 自分にとってとてもよい刺激になりました。 自分の武器となるものを身につけていきたいと思います。
お礼
ご意見ありがとうございました。 常に先のことを考えていくべきですよね。 今、自分のできることは何かを考えました。 何でも挑戦してみようという気になりました。