• ベストアンサー

生き物は、大きい方が有利ですか?

ちょっと、自分の中でも整理出来ていないのですが、恐竜の頃って、みんな大きいイメージがあります。 恐竜やでかいトンボ(メガネウラ)とか。 (これは、化石の問題もある気もしますが。 なんで大きくなったのでしょうか? 生物学的には、”バカでかい”というのは、どうなのでしょうか? 考古生物学でも、いいし、今のでかい鼠(カピバラ)とか、でかいダンゴムシの生態に例えてもらっても、かまいません。 生物学的に、”でかい”というのは、どうなのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kokecocco
  • ベストアンサー率50% (36/71)
回答No.3

 エネルギー効率から考えると、体が大きいほど表面積が減りますので逃げていく熱が少ないため体の割りに少ない食料ですみます。また、体に脂肪という形で多くのエネルギーを溜め込むことができます。体が小さいと逃げていくエネルギーが多く多くのエネルギー摂取が必要となります。ただし、これは体に対する食料の比率なので、実際は体が小さいほうが食料は少量ですみ、狭い面積で多数の個体が生息できることになります(ネズミとゾウで考えるとわかりやすいかと)。海底にすむオオグソクムシ(でかいダンゴムシ)の例を見ると、餌の少ない海底でエネルギーを溜め込むために大きいといえます。  子孫を残すという視点から見れば、体が大きいほうがメスや食料をめぐる争いに有利です。また、体が大きければ外敵にも襲われにくくなります。(象とか)  以上のことから、生物は生存競争の中で体が大きくなるが、多くの食料や生息域が必要となるため、環境の変化による食糧不足や生息環境の減少等には弱く、過去の巨大生物は滅んでいったと考えられます。

noname#58606
質問者

お礼

大きいと表面積が大きくなりますからねー。 体の大きいオスが、メスを巡る競争から、大きい遺伝子が残っていく・・・、が繰り返されて、大きくなったんですかねー。 でも、巨体ゆえに環境の変化には、弱かった。 一概にはいいとは、言えないのですね。 ありがとうございます。

その他の回答 (4)

回答No.5

こんにちは。 すでにNo3の方が述べているので必要ないかもしれませんが、ちょっと補足させてくださいね。 まず、大きい生物が有利だった訳ですが、恐竜は爬虫類です。最近の研究では必ずしも変温動物だからといって体温の維持を外気温にゆだねていたわけはなかったようですが、体温が一定以上無いと動くことが出来なかったことに変わりはありません。その意味からすれば、体温を逃がす体表面積が割合的に少ない大きな固体は大変効率がよく、種の中では優れた固体といえます。もうひとつは餌の問題ですが、やはり太古の環境は食料的にはかなり恵まれていたようです。でもこれも爬虫類だったからです。体温を生み出すエネルギーを食料から得る必要がないということはすごいことなんです。たとえば体の代謝機能が違うからなんですが1トン以上の大きさのワニでもその体の維持に必要な餌は1週間に1回程度で鶏1~2羽でも生きていけるんです。恒温動物なら絶対飢え死にしてますね。あと爬虫類などは栄養状態と年齢で大きさが規定されているようです。つまり生きて満足に食べていて病気しなければずっと成長し続けるということです。

noname#58606
質問者

お礼

なるほど。 ティラノザウルスが、ハイエナのような(死肉を主な)食生活では?という番組を見たのですが。 その時も、1週間に一度、お肉を食べればよかったのでは?との、事。 恐竜が爬虫類だからなせる事だったのですねー。 体が大きいほど、中に熱がこもりますからねー。 ありがとうございました。 だいぶすっきりしました。

  • moritan2
  • ベストアンサー率25% (168/670)
回答No.4

どんな体の大きさが有利かは環境で決まります。体が大きいと、戦いには当然有利ですが、食糧不足には弱くなります。 孤島のように食糧が十分ではないが敵がいないなら、体の大きさは小さい方が有利になります。逆に捕食動物がいて、食糧が十分にあれば、捕食動物と戦うために体が大きい方が有利になります。 巨大な恐竜が繁栄したジュラ紀には現在より気候があたたかく降水量も多く、巨大な植物が繁栄し、食糧が十分にあるので体の大きいデメリットが少なく、また肉食恐竜もいたので体の大きい方が有利でした。草食恐竜と肉食恐竜のあいだで軍拡競争がおこり、物理的に重量を支えられる限界まで大きくなってしまいました。

noname#58606
質問者

お礼

あの巨体は、暖かい気候が、生み出した結果なのですねー。 あー、なるほど、なんとなく、疑問が埋まりました。 ありがとうございます。

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.2

外骨格の場合は「デカいほど有利」とも言い切れません. 筋肉の発生する力は断面積に比例します. ということは, およそ拡大率の 2乗に比例するとしていいでしょう. この場合, 「小さいときと同程度に動く」ためには, 外骨格の重量も拡大率の 2乗に比例させる必要があります. 表面積が拡大率の 2乗に比例することを考えると, 結局「体の大きさによらず外骨格の厚みは同じ」ということになります. でも, これって「外骨格が弱くなる」ことを意味しますよね. ちなみに哺乳類の場合は「絶海の孤島など孤立した状態ではほぼ同じ大きさ (ウサギくらいだったかなぁ) になるように進化する」んだそうです.

noname#58606
質問者

お礼

それは、おそらくウサギサイズが、地球で暮らすには、効率サイズがいいって事なんでしょうねー。 そう言えば、トンでも系の本では、ゴジラや巨大怪獣は自重でつぶれると、書かれていたっけ。 なぜ、恐竜があれほどでかいサイズになったのかも、疑問です。 ありがとうございます。

  • zorro
  • ベストアンサー率25% (12261/49027)
回答No.1

食料に困らず、外敵にも強ければでかい方がよいに決まっています。種の保存のために生物は進化し、淘汰され現在に至っています。

noname#58606
質問者

お礼

やはり、大きい方が有利なのは、決まっているんですねー。 ありがとうございます。

関連するQ&A