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カンブリア紀やジュラ紀の生物って何であんなにでかい
恐竜がいい例ですがその他にもその前後の時代に生きた生物ってひとつ辺りの大きさが半端ないというイメージです。カンブリア紀で言えばハルキゲニアとか。 そこまで栄養豊富な時代とも思えないしせいぜいプランクトンや食べられるものも限られてるとは思いますが… ひしめき合うように生きててそれまでのスペースが地球にあったということなんでしょうか? また、大きい生物は大きいけどネズミや猿の祖先たちはものすごく小さいし…
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カンブリア紀というと、生物は数センチ~10センチ程度だったようです(洋泉社:古生物ビジュアル大図鑑)。 ハルキゲニアは3センチほど(比較対象としてメダカ並)と書かれています(同書)。見た事はありませんが。 年代をずっと下がって、石炭紀の巨大トンボ(正確にはトンボではない由)メガネウラでも、70センチくらいだそうです。 恐竜などの巨大生物が巨大であり得たのは、気温が高く酸素濃度が濃かったから、という話を読んだことがあります。酸素濃度が高かったせいで、新陳代謝(物質代謝)が進んだせいだと。 その分、落雷などによる火災も多かった、とも書いてありましたが。 > 大きい生物は大きいけどネズミや猿の祖先たちはものすごく小さいし… 弱くて隠れて生きる必要があった(大きいものは見つかって食われたから大きくなる方向への進化は阻害された)から、巨大生物が闊歩している間は、巨大化はできませんでした。 逃げまくる必要があったので、大きくなる代わりに卵のところに戻らなくてもいいように、胎盤が形成されるよう進化しました。 まったくの余談ですが、胎盤ができたのはウイルス感染の影響(ウイルスのDNAを取り込んだから)ではないか、という説もあります。
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- eroero4649
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ハルキゲニアではなく、アロマノカリスではないですか。ハルキゲニアは3センチくらいだったといわれています。アロマノカリスは現在ではだいたい40センチ程度だったのではないかといわれていますね。 カンブリア紀から少し時代が下ると、シルル紀のウミサソリは2.5メートルくらいあったといいますし、デボン紀の最強生物と呼ばれるダンクレオステウスは9メートルもあったといいます。 海は広くて大きくて、重力による縛りがありませんから、理屈上はいくらでも体を大きくすることができます。 現生のシロナガスクジラは、歴史上人類によって発見されているうちの過去のどの生物と比べても最大級の生物になるそうですよ。 またどうも、地球上の生物というのは根源的に昆虫だろうが爬虫類だろうが哺乳類だろうが「大きさの限界に挑戦」という種が出てくるようです。 恐竜が絶滅した後に哺乳類の時代になりますが、およそ3000万年前に生きていたインドリコテリウムは高さがキリンなみで、体重がアフリカゾウの3倍もあったといいます。でか!巨大なナマケモノであるメガテリウムなんてのもいますね。 最大の類人猿は約100万年前に生きていたギガントピテクスで、身長は約3メートル、体重は500キロくらいあったと推測されています。あのヒマラヤの雪男やアラスカに伝わるビッグフットはこのギガントピテクスの末裔では、なんていうロマンもありますね。
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現代の生き物であるシロナガスクジラって、主にプランクトンばかり食べているみたいですが、現存する最大の動物ですよ。 人間社会のできる前はそれだけの栄養を賄える動植物とそれが生きていくスペースがあったのでしょうね。
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- kon555
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スペースの問題というよりエネルギー効率の問題です。 当時の地球は今よりとても暖かく、二酸化炭素も豊富にあったために植物がとても育ちやすい環境でした。 餌が豊富、かつ体温をキープする苦労がないため、草食動物も、またそれを捕食する肉食動物も、身体が巨大な方が生き延びやすかったのです。 その後、巨大隕石の落下に伴い環境が激変したため、我々の知る『普通サイズ』の動物が生存に有利になりました。 身体が巨大だと、それだけエネルギーが必要になりますからね。
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