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toの不定詞用法について

原文の一部  He snatched at the last possible advantage to be wrung out of this meeting. ある人の訳文  彼はこのチャンスにすがる思いだった。 質 問です  1:to be以下はadvantageを修飾する不定詞の形容詞的用法でしょうか  2:to be wrung out of this meetingが今ひとつ自分なりに納得できる訳が出来ませんので、回りくどくとも結構ですから、解説お願いいたします。

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  • toko0503
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回答No.1

形容詞的用法でいいと思います。 snatch → ひったくる、つかみ取る、 the last possible advantage →最後の可能性のある(見込みある)利点 be wrung out of → ~から絞り出された、~からようやく得た なので、直訳でしたら 「彼は、この会合でようやく得た最後の見込みのある利点(チャンス)をつかみ取った」 のようになるかと思います。 前後の文脈によっては、おっしゃるような訳文(……すがる思いだった) も可能かと思われます。

hachiemon
質問者

お礼

大変解り易いご回答誠に有難うございます。 <be wrung out of → ~から絞り出された、~からようやく得た> ようやく得た という訳文は私には到底思いつきませんでした。 国語力も問われている思いです。 重ねて御礼申し上げます。

その他の回答 (1)

  • Parismadam
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回答No.2

こんにちは。3/18のご質問ではご丁寧なお返事を有難うございました。 ご質問1: <1:to be以下はadvantageを修飾する不定詞の形容詞的用法でしょうか> その通りです。 ご質問2: <2:to be wrung out of this meeting~解説お願いいたします。> 1.このto不定詞は、ご想像の通りすぐ前のadvantageにかかる、形容詞的用法の不定詞です。 2.A to Bの関係は、形容詞的用法では、AがBの主語、または目的語になることが可能です。ここでは、Aが主語の関係になっています。 3.つまり、advantageはbe wrungという受身の動詞の主語になります。 例: advantage is wrung 「チャンスが、搾り取られる」 ここではadvantageは「チャンス」と訳すのが適訳です。 4.このような無生物が主語になる受身の文は、主語を目的語のように訳すときれいな訳になります。 例: 「チャンスを絞りとる」 5.possibleはここでは、「何とか~できそうな」という訳がきれいにきまります。 6.out of this meeting:このout ofは「~から」というある対象(ここではthis meeting)から、「外に」という意味を含む前置詞です。 7.なお、snatched atは「~に飛びつく」というイディオムで、「チャンスに飛びつく」といった場面で使われます。 8.以上を踏まえて全訳の流れは以下の通りです。 (直訳)「彼は、この会議から、搾り取れる、最後の可能なチャンスに、飛びついた」 → (意訳)「この会議から、何とか引き出せそうな最後のチャンスに、飛びついた」 9.これがご質問にあるような抄訳になります。ただ、抄訳では、to be wrung out of this meetingの訳が出ておらず、かなり意訳されているようです。 以上ご参考までに。

hachiemon
質問者

お礼

この度はまたまた大変ご懇篤なご回答を賜り厚く御礼申し上げます。 失礼な申し上げかたですがご造詣の深さに感じ入るばかりです。 こうして英語を勉強してみて、プロの翻訳家の力は並大抵のものでないなと痛感する作今です。

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