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現代医学の「5年生存率向上」はトリックか?
がんの三大療法を否定する、ある民間療法家が、現代医学の5年生存率の向上に、こう異議を唱えているのを知りました。 「がんの5年生存率が上がったのは、以前に比べて、より早期の段階で発見できるようになったから、つまり発見時からの余命期間が長く見えるようになっただけ。がんの診断技術が上がっただけで、治療の方はちっとも進歩していない(だから病院の治療に意味はない)」 医学・医療の専門家の方の、この件についてのご見解をお教え下さい。 また、この反証としては、どういうデータや方法があると思いますか。
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質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。 随分奇妙な理論ですね。 治療の成果は5年生存率だけで見るという視野狭窄に陥ってるとそういう話が出てきます。 例えば食道ガンなどは昔なら手術するとその後の苦痛が凄まじく、治療する事によって地獄が訪れるような状況でした。 しかし、今は術後の苦痛除去技術が発達し、そういう事はまずなくなっています。 当然、積極的に手術が成されるようになり、術後成績も上がっています。 こういうのは評価に値しないって事になりますかね? 末期のガンは確かに「治った」といえる状況に持っていく技術は現在まで全くないです。 が、高カロリー輸液や消化管閉塞時のバイパス、ステントなどの技術によって、その後の生活状況はがらりと変わり、栄養も沢山取れるので生存期間もはっきり延びてますが、こういうのも評価に値しないのでしょうか? あまりにも幼稚すぎてツッコミどころいっぱいですよ。 各専門分野の方が読めば、お臍で大量のお茶が沸くことでしょう。
その他の回答 (4)
早期発見ができれば、完全治癒率も上がりますよね。 化学療法などで再発率が明確に変わってくるものもありますよね。 その辺りをまるで無視していて、あまりにも乱暴な意見のような気がします。 いろんな、民間療法を見てきました。 ほとんどはただのぼったくり商売でした。 効果があると思えたものもありました。 プラシーボ効果をさしひいたら、よくわかりません。 民間療法をやっておられる方が、死期を迎えた患者さんにどう接するか、 一度でも見るとその人の本音が見えると思います。 ほとんどの民間療法家はその場に立ち会わないようにしています。 私は、自分を任せたいと思った民間療法家にあったことはありません。
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ご回答ありがとうございます。
- ureds18
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消化器内科医です。 #3さんの回答の通りで、5年生存率は全患者というより、各ステージで比べないと意味はないです。また、治療についても消化器の癌の場合、以前であれば、大きな手術が必要であった患者さんも、内視鏡による切除も可能になってきています。患者さんへの負担を軽減できていますし、十分に進歩していると考えます。食道癌を挙げておられる方がいらっしゃいますが、食道癌は化学療法(抗癌剤治療)と放射線治療の組み合わせたものは、きちんと効果を認めています。 まあ、質問のような方は、そう言わないと商売にならないわけですし、結局、病気になったら病院に来るんですよね。
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- USB99
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癌の生存率の評価の時にはかならずステージ分類というのを行います。そこにいつどの段階で発見されたかという情報がはいります。ステージが上の人は、残念ながら早期発見できなかった人たちです。同じステージの患者さん間で5年生存率を比較するので、 ’発見時からの余命期間が長く見えるようになっただけ。がんの診断技術が上がっただけで、治療の方はちっとも進歩していない’は全く的外れに思います。
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ご回答ありがとうございます。
- gao_nyao
- ベストアンサー率33% (65/196)
ようは宣伝文句ですよね。 (だから病院の治療に意味はない)→俺の民間療法をやれ!!
お礼
ご回答ありがとうございます。
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