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他と外の違い
複数の物をまとめて表記するときに、「A他5枚」というような書き方と「A外5枚」というような書き方をする場合があると思いますが、この「他」と「外」に違いはあるのでしょうか?私は「他」の場合はAも含んで全部で5枚、「外」の場合はA以外に5枚、Aも含むと全部で6枚という意味だと思っていたのですが、違いますか?
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「ほか」という言葉自体は一つなのですが、それに当てる漢字が「他」と「外」の2種類あるとお考え下さい。ただし国が決めた常用漢字の制約上、現在のところ「ほか」と言う場合、公的には「他」と書いてはいけないことになっています ( ^^; ですが、両者の意味は一緒ですので、「他」と書いても「外」と書いても数量に与える影響はありません。 さて、コース料理のメニューに「麻婆豆腐他(ほか)5品」と書いてあれば、基本的には6品と解釈すべきです。 が・・・ 問題は世の中のすべての人がまったく同じ意味に受止めてくれるかどうかという点です。もし誰もが当たり前にそう解釈するのであれば、多分0621pさんはこの質問を投稿なさらなかっただろうと思います。 ですから、アバウトでよい場合は上記の表示でも構わないのですが、表示の解釈がトラブルにつながることが懸念されるなどの理由で厳密を期する必要がある場合には、 「麻婆豆腐他(ほか)全部で5品」 などと書くことが望ましいと思います ( ^^
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チョッと割り込みさせてください。すみません。 国が決めた「常用漢字表」では、次のようになっています。 【外】読み方:ガイ、ゲ、そと、ほか、はずす(外す)、はずれる(外れる) 【他】読み方:タ・・・(この読み方しかありません) ですから、国の基準では「ほか」の漢字は【外】しかないわけです。 「その他」と書いてあったら、「そのた」と読まなければなりません。 昔の国語辞書もそうです。「ほか」の漢字は【外】しかありません。 でも、最近の辞書では「ほか」を引くと【外】と【▽他】と書いています。▽がついているのは、常用漢字であるが常用漢字の音訓表にはない読み方ということです。 最近、【他】を「ほか」と読む人が増えてきて、「ほかに」を漢字混じりで書くとしたら、「外に」よりもむしろ「他に」の方が一般化しているように思います。 そういうことで、辞書は【他】を「ほか」と読んでもいいことになっていますが、国(文部科学省)は、まだ認めていないということになります。 大昔、日本に漢字が入ってくる前から「ほか」という言葉はありました。そして、中国から漢字が入ってきたとき「ほか」という言葉に「外」という漢字を当てました。長年それでやってきました。 近年、1.2.3.その他・・・のような書き方が増えてきて、「他」という漢字の使われ方が増加し、「他」も「ほか」と読む人が増えてきました。・・・ということだろうと思います。 で、私達は国の決めた常用漢字表の読み方を守らないと、いけないのでしょうか。別に守らなくても叱られることはありません。 常用漢字表の前書きに「一般の社会生活において、現代の国語を書き表す場合の『漢字使用の目安』を示すものである。」となっています。 国の公文書は別途「公用文における漢字使用等について」(事務次官申し合わせ事項)などによって、常用漢字表は守られているようです。 しかし、本省以外の役所や地方自治体の出す文書はアテになりません。 ということで結論は、「外」も「他」も一緒。「他」も「外」も全部で6枚です。
- sanori
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こんばんは。 違いはありません。 A1枚、ほかに5枚、あわせて6枚です。 下記の(2)をご参照。 http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A4%DB%A4%AB&kind=jn&mode=1&base=1&row=1
お礼
ありがとうございました。
お礼
他は使えないのですか、参考になりました。たしかに全員が当たり前に解釈するか?疑問はありますね。ありがとうございました。