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「としては」のforとasの区別がつきません
下の2つの文の中で、「としては」の意味でforとasが使われているのですが、 どのように使い分けているのか分かりません。 It is unfit for consumption. それは食料としては不適だ。 He is not competent as a doctor. 彼は医師としては不適だ。 forとasは入れ替えが可能なのでしょうか。
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no.3で回答したものです。 御礼をありがとうございました。 今まで考えたこともなかったポイントだったので、自分の勉強のためにもちょっとまとめてみました。 ○入れ替えると意味が違ってしまう場合もしくは入れ替えがきかない場合がある ・・・no.4の方が明確にしてくださった時間的/空間的差の有無が意味にある場合 ○入れ替えのきく場合がある no.3では半ば無理矢理分析してしまいましたが、pass for は確かにasで入れ替えられますね。 また、I know it for a factは、そういえばI know it as a factも「アリ」ですね。 I know it for a factが圧倒的に"普通"の表現だと思いますが・・・ 入れ替え可能な場合の「ルール」というものは特になく、『あまり「時間的/空間的差」が意味上で重要ではない部分では入れ替えが効く』というゆるい感じ、でしょうか・・・。 とにかく、この質問が投稿されるまでは直感的に選択していて深く考えもしなかったことだったので、とても勉強になりました。 回答ともつかない内容で恐縮ですが、勉強になった御礼かたがた、投稿いたしました。
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- taked4700
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>It is unfit for consumption. それは食料としては不適だ。 >He is not competent as a doctor. 彼は医師としては不適だ。 >forとasは入れ替えが可能なのでしょうか。 この文章の場合は、入れ替えは出来ないでしょう。 forの場合、その最も基本的な意味合いは、「そちらの方向へ向いている」のようなものです。つまり、時間的・空間的に差があることを前提にしています。 asは、基本的に文章を結びつける接続詞的な感覚があり、「何かと共に」と言うのが最も基本的な意味合いであると思います。つまり、時間的・空間的に差がないことを前提にしています。 そして、unfit の場合、何かの分野で使うのに「適している」とか、これから何かをするのに「適している」と言う意味ですので、どちらにしても、時間的・空間的に差がある、つまり、「まだやっていない」と言うことが前提になっているので、forが使われます。 competentの場合、「有能だ」は、何かの分野で実際に活躍してみて「有能だ」と判断されるとか、今まで何かをやってきて「有能だ」と思うと言う意味ですので、時間的・空間的に差はなく、forは使えないことになります。
お礼
回答ありがとうございます。 おっしゃるとおりだと思います。 その2つの文については、今までの回答のおかげもあって、 入れ替えが出来ないということで納得がいっています。 それは一件落着として、ではasとforの使い分けはその距離感のルール (どの回答もそれを説明しているのだと思います)で説明がつくのか、 ということを考えると、No.3の回答で補足した I know it for a fact. それを事実だと知っている。 という文がそれで説明できないのです(私がそう思うだけなのかもしれませんが)。 それで、そのルールはもしかしたら欠けている要素があるのかもしれない、と今思っています。 例外もある、と済ませるべきことなのかもしれませんし、 ここまでくると本来の趣旨とは逸れてしまっているので、 本当ならもう質問を締め切った方がいいのかもしれませんが、もう少し様子を見たいと思います。
- rodney2007
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とりあえずは「としては」という日本語から離れないと、forとasの違いはなかなか見えにくいのでは、と思います。 かなり直感的な要素の多い判断にはなりますが、 for・・・(まだ)その状態になっていない。for以下は「これからの状態(またはこれからなる可能性のある状態のオプションのひとつ)」 as・・・その状態になっている。as以下は現在の状態。 たとえば、質問者さんの例文 It is unfit for consumption →ここではitはまだ食料ではありません。 「食料として供する」というのは将来的な状態のオプションの一つで、itは今現在食料として機能していない、ということです。 他の例文: They chose him for their leader. みんなは彼をリーダーに選んだ。 →これはわかりやすいと思います。 彼は選ばれる時点ではまだリーダーの状態ではありません。 これからリーダーに「なるべく」選ばれたわけです。 He passes for a rich man. 彼は金持ちだということになっている。 →これは少しtrickyかもしれませんね。 一応、この場合のforは、pass forという「で通っている」という慣用句の一部として理解するのが妥当だとは思うのですが、ご質問にそって分析を試みてみると、彼は「金持ち」として「通っている」ということであり、「金持ちの状態に現在ある」という意味ではない、ということになるでしょう。 「これからなる可能性のある状態」とはいえませんが、現在その状態にあるという意味ではない、ということです。 わかりにくくてすみません・・・ 一方、 He is not competent as a doctor. 彼は医師としては不適だ。 →こちらの場合、「彼」はすでに「医師」です。 その現在の状態に不適、というわけです。 うまく説明できずもどかしいのですが、「としては」の文脈におけるasとforの違いは、このように現状と今後の状態の違い、というように大雑把にとらえてそう遠くはないと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 何度も補足して申し訳ないのですが、 They chose him for their leader. の文では、forの代わりにasやto beも使えると辞書で説明されています。 また、pass forに関しても、今気付いたのですが、forの代わりにasが使えるようです。それから、 I know it for a fact. それを事実だと知っている。 という文もあります。この文はforが使われていますが、現状としてit=a factです。 ちなみにこの場合はasを代わりに使うことはないようです。 よく分からなくなってきましたが、今までの回答で、 質問文の2つの文に関しては入れ替えると不自然になると思えるようにはなりました。 例外があるだけで、どの回答も少なからず正解に近いのだと思います。 ただ、もしかしたらまだ別の視点からの回答もあるかもしれないので、 もう少し様子を見ようと思います。
- NooGarde
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He is not competent as a doctor. 彼は医師としては不適だ。 he is a doctor he is not a doctor のように使える。 It is unfit for consumption. それは食料としては不適だ。 The food is unfit for human consumption.その食物は食用に適さない。 the food is human consumption the food is human consumption とはならない。
お礼
回答ありがとうございます。 回答のNo.1の方でも補足したのですが、1つめの文は辞書のforの項目の、 【特性・帰属】…として という語義のところにあった例文で、そこには He passes for a rich man. 彼は金持ちだということになっている。 They chose him for their leader. みんなは彼をリーダーに選んだ。 といった例文もあり、 He is (not) a rich man. He is (not) their leader. と言うことは可能なので、それだけでは説明できないと思います。
例で言うと、for は「~の目的のためには」、as は「~という立場と しては」という意味になるので、「としては」にすると同じですが、 意味は異なります。従って、入れ替えはできないと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 上の文は辞書のforの項目の、 【特性・帰属】…としては という語義のところにあった例文で、そこには He passes for a rich man. 彼は金持ちだということになっている。 They chose him for their leader. みんなは彼をリーダーに選んだ。 といった例文もあるので、それだけでは説明できないと思います。
補足
×【特性・帰属】…としては ○【特性・帰属】…として でした。すいません。
お礼
回答ありがとうございます。 まとめていただいて、こちらも整理ができ、とても助かりました。 それからI know it as a fact.も使われているのは知りませんでした。 これで今までの文が全て、まとめていただいたルールで (多少のゆるさがあるにしろ)説明できますね。 実際、"know it as a fact"も、"know it for a fact"ほどではないにしろ、 少なくない数google検索でヒットしました。 例外もある、で済まさずに済んで、本当に良かったです。 また機会があればよろしくお願いします。