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可変容ダイオードについて

部品メーカーのカタログには、ゲルマニウムを使用した可変容量ダイオードが見当たらなくて、シリコンを使用したものばかりですが、何故、ゲルマニウムを使用したものがないのでしょう? また、ゲルマニウムよりも、シリコンを使用した可変容量ダイオードの方のが優れているような記述は、どこかにないでしょうか?

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  • pen2san
  • ベストアンサー率37% (260/696)
回答No.5

>>逆方向漏れ電流の値、 >GeはSiほどには純粋なキャパシタになりにくいと言うことでしょうか? はい、そうです。Siの場合も一般のセラミックコンデンサーやチタンコンデンサー等に比べ並列抵抗成分が小さくなかなかQが大きく取れません。Geの場合はSiよりもう1桁小さいと思います。 >>SiよりGeの方が移動速度が速い >RF回路(電波の周波数)では、Geの可変容量ダイオードの出番があるということでしょうか? 可変容量ダイオードを使う帯域(~600MHz)あたりまでの周波数であればSiで十分だと思います。それ以上の周波数では可変容量ダイオードの需要も低くなって来ると思います。 余談ですが、EP(エピタキッシャル・プレーナー)型TrのB-Cの逆方向特性の方が一般の可変容量ダイオードよりも良い特性が出る場合があります。(ただし容量比は負けます)、可変容量ダイオードが手に入らない場合は試してみて下さい。

teo98
質問者

お礼

有難う御座いました。 >>はい、そうです。Siの場合も一般のセラミックコンデンサーやチタンコンデンサー等に比べ並列抵抗成分が小さくなかなかQが大きく取れません。Geの場合はSiよりもう1桁小さいと思います。 そうですね、Siの可変容量ダイオードの周波数特性の悪さに苦労させられたことがあります。 >>可変容量ダイオードを使う帯域(~600MHz)あたりまでの周波数であればSiで十分だと思います。それ以上の周波数では可変容量ダイオードの需要も低くなって来ると思います。 中間周波数で諸々の処理を行う理由の一つなのでしょうね。

その他の回答 (4)

  • pen2san
  • ベストアンサー率37% (260/696)
回答No.4

一般に可変容量ダイオードは共振回路で使う事が多く、Qが高い事が要求されます。 可変容量ダイオードは逆接続で使用される為、逆方向漏れ電流の値、またその温度変化特性を重要視する必要があります。 その為、GeよりSiが多く使われています。 質問とは直接関係ありませんが、SiよりGeの方が移動速度が速いため超高周波領域ではGeの方が有利です。 実際にSi-Geトランジスターが実用化しており、数百MHzを超える周波数帯域で実用化されています。

teo98
質問者

補足

>>逆方向漏れ電流の値、 GeはSiほどには純粋なキャパシタになりにくいと言うことでしょうか? >>SiよりGeの方が移動速度が速い RF回路(電波の周波数)では、Geの可変容量ダイオードの出番があるということでしょうか?

  • ts_2000
  • ベストアンサー率38% (8/21)
回答No.3

#1でURLが抜けていました。 ごめんなさい。

参考URL:
http://member.nifty.ne.jp/ts-mineral/minerals/world/german.htm
  • ojin
  • ベストアンサー率43% (280/638)
回答No.2

まずは、URLを参考にしてください。 パリキャップ(バリアブルキャパシティ) - 電圧を加えると容量が変化する。

参考URL:
http://www.rohm.co.jp/en/diode/what1-j.html
  • ts_2000
  • ベストアンサー率38% (8/21)
回答No.1

可変容量ダイオードに限らないと思いますが、一般的に ゲルマニウム半導体はシリコンに比べて温度特性が悪いので シリコン製のダイオードにとって代わられたのだと思います。 トランジスタも以前(何十年前?)はゲルマニウム製のものが 使用されていたと思います。

参考URL:
http://isweb8.infoseek.co.jp/school/speana_1/buhin/diode/diode.htm,http://member.nifty.ne.jp/ts-mineral/minerals/world/g

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