私も、シリコン、ゲルマニウムダイオードの温度許容の範囲が広
いとは思わないですねえ。
その理由は、
◆半田付けの際、熱で壊れるから気をつけろとさんざん警告さ
れたから
( 抵抗器・コンデンサ・コイル…よりは、壊れやすいはず )
◆温度の影響を受けて特性が変わるので、それの対策を考え
ないといけないから
などです。
( 人間が暮らせる温度範囲よりは広いですけれど )
誰も回答を書かなかったのも、そのような理由からだと思います。
さて、
「 真空管は固体素子では無いのですか?? 」
につきまして。
確かに、真空管には気体も液体もはいっていませんから、それは
もっともな疑問です。
半導体素子だけを“固体素子”と呼ぶのは、次の2つの理由のど
ちらかだと思います。
(1) おそらく英語で半導体素子のことを「 solid な素子 」とい
うような事を書いてあって、それを固体と訳したのです。
じつは solid には固体という意味の他に
「 空洞が無くて、中までみっしりと詰まっている 」
という意味があります。
その使い方では、真空管は solid でない、トランジスタは
solid であると言えます。
( トランジスタでも金属缶に入っていて空洞がある物も
ありますが… )
(2) 物理学では、「 固体とは結晶のことだ 」みたいな考え方
があるらしいです。
固体物理学というのは結晶を研究する物らしいですし、また
この 教えてgoo にはしばしば「 ガラスは液体なのですか? 」
という話題が登場します。
とすれば、トランジスタは結晶を使ったものですからまさし
く“固体素子”ですね。
もっとも、非晶質半導体などという物もあるようですが。
お礼
回答ありがとうございます!! 中々回答が来ないので、半ば諦めていました・・・。 >何に対しての比較でしょうか? 比較と言うか、単純にどちらとも温度許容の範囲が広いからどうしてかな~~と思ったからです。 >「固体素子だから」 これってどういうことなのでしょうか?? 真空管は固体素子では無いのですか?? (変な質問だったらすみません・・・。)