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「サクラの木の下には死体がある」
「サクラの木の下には死体がある」 みたいな表現を聞いたことがあるのですが、 これはどうゆう意味なんでしょうか?? 一寸気になったので質問してみました。 皆様よろしくお願いします。
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こんにちは。 皆様のご回答の付録程度の小ネタなんですが・・・ 自然の植物で生地を染め付ける「草木染」のひとつとして、とてもきれいなピンク色の「桜染め」というのがありますが、ご存知でしょうか・・・? (以下、ご存知でしたらごめんなさい。) これは、”ピンク色の花びら”を使うのではなくて、花が咲く前の”枝”を使います。 花が咲いたあとの枝を使うと、茶色に染まります。花が散ると、ますます茶が増すそうです。 つまり桜の木は、幹や枝の中に「花びらの色のもと」を溜めているんですね。 子供の頃母親からこの話を聞かされたとき、「やっぱ死体の血を吸ってるんだ!」って思いました。 幹や枝の皮を剥ぐと、真っ赤な色をしているのかも・・・(そんなことはありません^^;)なんて想像しました。 #4の方が紹介されているokwebの過去回答にもあった ”桜の花はもともと白くて、屍の血を吸っている”などは、確かに俗説のようにも聞こえますが、 桜染めの話を聞くと、なにやら説得力を感じてきたりします・・・。 もしかすると、梶井基次郎氏が作品に記して非常に有名な表現になる前から、 桜染めの技術を知っていた昔のひとびとが、口々に語り始めたものだったのかも知れません・・・ ってなことを、勝手に、個人的に、想像しております・・・ なにかのご参考になれば幸いです(^^
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- MoONLightdRIVE
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梶井基次郎の「檸檬(レモン)」という作品で、最初に用いられたといわれているそうです。 http://www.sound.jp/tsuyori/20010330.html http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=116448 意味は多分そのままで、桜の木の美しく神秘的な感じや(綺麗なものにはトゲがある の様な)、歴史の長い桜の下では、それだけ土地にも色々と歴史があるという事だと、 私は思っていました。 薄明かりに照らされた夜桜などは、少し何か不気味でもありますよね。 前に説得力のあるご回答がありましたので、良かったら参考にしてみて下さい。 桜は、人骨を吸って大きく育つという説もあるそうです。 http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=57827 http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=242838
お礼
OKWEBサーフィンしてしまいました(笑) けっこういろんな意見があって少しビックリしました。 僕が今まで考えていたのは、 サクラ=美しいもの(見た目) を人間に置き換えるとお金持ち だからお金持ちってのは貧乏な人を犠牲にして生きているんだよ! ってことかと思ってました。 その作品をよんでみないとどの説が正しいのか判断がなかなかつきませんね。 ありがとうございました!
- minatouri
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梶井基次郎の「桜の樹の下には」が原典です. 書き出しはこうです. 「桜の樹の下には桜の樹の下には屍体が埋まっている! これは信じていいことなんだよ。 なぜって、桜の花があんなにも見事に咲くなんて信じられないことじゃないか。 俺はあの美しさが信じられないので、この二、三日不安だった。 しかしいまやっとわかるときが来た。 桜の樹の下には屍体が埋まっている。 これは信じていいことだ。」 「屍体が埋まっている」ということで妖しいまでの桜の美しさ(どうしても夜桜のイメージがあります)を表現したものです. 梶井のちょっと変わった,でも「あ~言われてみればあるな,そういうこと」という表現は,作品を離れて広く人の口に上ります. この「桜の樹の下には」然り,他に「愛撫」の中の「猫の耳といふと、一度『切符切り』でパチンとやつて見度くて堪(たま)らなかつた」然りです.
お礼
梶井基次郎さんってかたの作品なのですね。 全然知らなかった(泣) 教えていただいた書き出しを見てみると、 なんか村上春樹さんの小説の鼠っぽいキャラなのかななんて想像してしまいました。 いま「竜馬が行く」一冊目の20ページくらいを読んでいるのですが、この本を先によむのもいいかなーって思ってます。 夜桜って実はあんまり・・・ 見たことは絶対あるんですけど、そこまで注意して見たことありませんでした。 来年は何時頃咲くのかな? きになっちゃいます(笑)
- nyozegamon
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- kuu-9
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こちらに説明が載ってます。
お礼
参考になりました! ども!!
お礼
こんにちは! 参考にとってもなります。 サクラ染めって聞いたことありましたけど、 咲く前の枝やなにかを使わなきゃダメなんですね。 これはなにやら不思議なというかおもしろいですね。 いろんな意見を見てみましたが、 「サクラの下には死体が眠ってる」っていうのを、 比喩的にとるか物質的(現実的というのか)にとるかがまた人によって違うものですね。 もしかすると、梶井基次郎氏が作品に記して非常に有名な表現になる前から、 桜染めの技術を知っていた昔のひとびとが、口々に語り始めたものだったのかも知れません・・・ ってなことを、勝手に、個人的に、想像しております・・・ ↑をきくと僕もその通りのような気がします! どうもありがとうございました!!