- 締切済み
民間伝承「桜の下には・・・」について
「桜の木の下には死体が埋まってる」という民間伝承について教えてください。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
みんなの回答
- sattin
- ベストアンサー率32% (10/31)
これはすでに回答のあるとうり、小説から きたものだと考えていいと思います。 が、小耳に挟んだ話しの一つに、昔、戦(いくさ) が終わった後、死んだ武士達を埋めて、 その跡に桜の木を植えて供養したというのが あります。 だから、桜の花は血を吸ってピンク色になった そうです。偶然でしょうけど。
- ekubo
- ベストアンサー率31% (29/92)
民間伝承かどうかはわかりませんが、私の知っている範囲のことでは、二つ考えられます。 (1)墓標説 何らかの理由で墓を立てることができない時(落人などが素性を隠す、巡礼など旅先、現在のような墓石を立てる習慣ができる前、などなど)、桜に限らず目印になる草木を墓標とした。 桜の木の下に遺体を埋葬したのではなく、遺体を埋葬した上に桜を植えた。 (2)供犠説 神の依り代となる神木の前で、供物となる動物を捧げた。木の枝に掲げる場合もあったらしい。 桜は、稲作と関係が深い木である。動物の骨の場合が多いが、人骨もあったかも・・・。 余談ですが、何年か前に実際に桜の木の下で、人骨が発見されたらしいです。桜の狂気にも似た開花のさまと人骨。これは、人にかなりの衝撃を与えるでしょう。実際には、数件。もしかしたら、1、2件の話がまわり回って、通説のように語られているようにも思います。
梶井基次郎(1901-1932)の小説『桜の樹の下には』(参照URLに全文があります)は > 櫻の樹の下には屍体が埋まつてゐる! で始まります。この他にも桜を題材にした小説は 石川淳『山桜』 坂口安吾『桜の森の満開の下』 など、どこか恐ろし気な雰囲気を持つものが多いように思います。
- endersgame
- ベストアンサー率38% (268/691)
民間伝承ではなく、梶井基次郎の「桜の木の下には」の言葉でしょう。 「檸檬」などの短編集に収められています。 とても短いので、ぜひ、一度お読みになってみては。 ちなみに、以前にも、同様の質問がありましたので、詳しくはそちらを。
- MARURI
- ベストアンサー率36% (56/153)
以前同じような質問がありましたので参考にどうぞ。http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=19049
- sesame
- ベストアンサー率49% (1127/2292)
それは、民間伝承じゃなくて、梶井基次郎の短編「櫻の樹の下には」の一節じゃないでしょうか?