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E型粘度計

E型粘度計のコーン角度はなぜ粘度によって変える必要があるのでしょうか?

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  • titimomo
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回答No.3

コーン角度を変更する理由は、2つありまして、粘度によって変えるだけではなく、サンプル自身の構成成分による理由の方が大きいです。 なぜかというと、コーンセンサーを使用して粘度を測定する場合、その角度によって測定するギャップ(センサーと測定下部との距離)が決まっています。コーンセンサーの形状から中心部が一番狭く、たとえば角度1°のセンサーの場合50μm程度になります。(角度2°では100μm程度)このとき、サンプル自身に無機粒子などが入っている場合、測定ギャップに対して、大きいサイズの粒子が存在する場合センサー中心部でサンプル粒子が詰まってしまい、サンプル全体の粘度・流動を正しく測定することができません。粘度測定の基本として測定時にサンプルは層流状態であること前提となるためです。目安としては、サンプルに粒子が完全に1次粒子の状態で分散されている場合は、粒子径が測定ギャップに対して10分の1程度にしておくこと。粒子が凝集している可能性がある場合は、凝集した粒子径として考慮してください。 もちろん、粘度によって変更する場合はあります。非常に粘度が高いものの場合、サンプルを測定部にセットした時にサンプルがなかなか緩和せず、測定面に対して垂直方向に力が残っている状態で測定をすると再現性が得られづらくなってしまうためです。 粘度によってコーンセンサーを変更するのは、角度よりもコーン直径を変更する場合が多いです。

回答No.2

簡単に言うと試料が外に向かうする速度(力)勾配を変える為ですね。 コーン半径が同じだったら角度をつけた方が試料と接する面積と中心から端までの長さが増えますよね。 ちなみに、コーン半径も粘度によって変えますね。

noname#160321
noname#160321
回答No.1

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