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「直す」は方言だよね?
西出身の人が「直す(しまう?片す?)」は方言じゃない!と主張しています。 私の知っている「直す」はrepairであり、習ってきた国語でもそのほかの意味はありませんでした。 関が原より西でしか使わない言葉なんじゃないのかと聞いたところ ↓ http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q108263700 微妙なソースを…。 むしろ、一意見であり、ソースでさえないと思うのですが、どなたか片すの意味の直すは方言ではないというソースはありますか?
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質問者様がそうという事では有りませんので、御気を悪くされないと良いのですが、東京の人が方言という言い方には田舎の言葉というイメージが有ります。 特に標準語と対比される場合「何々訛り」という言い方にそれが現れていると思います。 「標準」という言葉に有る「正しい」という印象が、方言を「劣った、誤った」というように決め付けているように思われる事から、現在は共通語と言われているようですが。 京都はかつて都だったし、大阪も豊臣秀吉の頃には天下の中心だった訳ですから、関西の人は「関東なにするものぞ」という意識が強い為、方言という言い方に強く反発されるのではないでしょうか。 ちなみに「片す」は東京方言ですし、東京の人が「標準語、共通語」と思って話している言葉にも、多くの東京方言が有るようですよ。 東京方言 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E6%96%B9%E8%A8%80 う~む、田舎者コンプレックス丸出しだったでしょうか。(笑)
- 35to1
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全国100人に 「ソレしまって」と言うのと 「ソレなおして」と言うのとでは 前者に「通じやすい」軍配が上がります。 提示されたソースからみると 「通じやすいかどうか」ではなく「『方言』かどうか」を 問題にしたいみたいですから 『方言』かどうかはともかく 「なおす」は全国区ではない・ 「しまう」「かたづける」より通じ難い と言うのはどうでしょうか。 正直 「かたづけるのイミの直すは方言ではないという(さらなる強い)ソース」は 「方言じゃない!」と主張しているかた本人に出して貰いたいです。
広範囲で使われている方言、だと思います。 決して標準語ではありません。 広範囲で使われている方言である、というソースは、薄口かもしれませんが(笑)こちらで↓ 「全国方言WEBほべりぐ」 http://hougen.atok.com/ 地方チャンネルの東日本・西日本の各郷土弁の「方言データベース」でな行をご覧ください。 私は土佐ですが、地域で「直す」は使いません。兵庫に行った時初めて聞いて、何の意味かわからず困りました。 「片す」も使いません。テレビドラマなどで聞くだけです。
高島俊男『お言葉ですが・・・』(文春文庫)内、『ウメボシの天神さま』によると、関西の「なおしておく」は、関東の「しまっておく」にあたるが、関西人には、それが方言であるという認識(自分たちだけの使い方)がうすいとのこと。 これは、同音衝突と言われる事例で、 ―― 同音の語が異なる意味を持つためにおこる混乱や誤解 らしい。 現在は、関東の用い方が標準語の扱いを受けているため、関西の用い方は、『同音回避』して、関東の使い方を受け入れている者が多いが、そうでない者もすくなくない。 「なおす」ということばが関東になければ、関東に来た関西人を悩ませたり、強情にさせることもなかっただろうが(単純な方言の問題ですんんだだろうが)、同音衝突のため、四十年前以上から、各所でいまだに議論を呼んでいるようだ(笑)。 まとめ。 なおすには、関東(の方言)と関西(の方言)でちがう意味があったが、関東の意味に関西の意味が負けて(同音回避して)、repairの意味が第一義となった。 しかし、どちらの意味が先にあったかはわからない。関東の意味合いの方は、源氏物語、徒然草、日葡辞書に見える。
失礼! ANo.5 は、“方言であること” を示すソースでした ( ^^;
> 片すの意味の直すは方言ではないというソースはありますか? まあ、国語辞典でしょうね。方言についての説明も載ってます ( ^^ ↓ なおす 【直す】 goo辞書 http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%C4%BE%A4%B9&kind=jn&mode=0&base=1&row=0 ちなみに標準語における「直す」の意味は、repair 以外にもあります。 ・性格を直す、順番を直す、世を直す correct ・尺貫法をメートル法に直す convert ・記事を直す(書きかえる) rewrite
「片す」というのもどこかで聞いたことがありますが、西日本の方言ではないような気がします。 私は西日本に住んでいますが、私自身は「片付ける」といいます。 しかし、片付けるという意味の「直す」は、確かに身近で使う人が多いですね。調べてみたところ、関西から九州まで広く使われているようです。 これほど広く使われていると言うことは、関西を中心とした同心円状の言葉の伝播があった可能性は高いですね。 昔は、否定の表現を「~ぬ」と言っていましたが、関東方言では、「~ない」と言っていたそうです。現在は首都が関東にある関係で、「行かない」が標準語とされていますが、西日本の殆どの地域では「行かぬ(=行かん)」という古い言葉が残っています。 「直す」については、はっきりした資料が見つかりませんでしたが、上の例と同じような経緯を辿ってきた可能性はあると思います。
- gootaroh
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私は関西出身者で東京圏、名古屋圏に在住経験を持っています。 「片付ける」という意味で用いる「直す」は方言です。 っとその前に、東京在住時に思ったことは、 >片すの意味の直すは方言ではない ・「片す」こそ方言やろ!ということです(笑)。 昔学生の頃、ゼミが終わりセミナー室の後始末をしているとき、東京出身の友人が突然机を指差しながら「かたそうか?」と聞くので、私が「そりゃあ硬いだろう」と答えたため、お互い「?」となって笑ったものでした。 ところで本題の「直す」ですが、 >関が原より西でしか使わない言葉なんじゃないのかと聞いたところ ・多分妥当な線でしょうね。 以前、岐阜市(関ヶ原より少し東側)の会社にいたころ、事務の派遣さんに伝票入力をお願いしました。 原本と入力データをチェックしたところ若干のミスがあったので「ここ直しといて」といって修正してもらいました。 2度目のチェックでは、また別の個所にミスがあったので「こっちも直しといて」と指示。3度目のチェックでは完璧になったので「じゃあこれ(原本)を(保管場所)直しといて」といったら、彼女は「まだダメなんですか?」と泣き出してしまいました・・・。 私は( )で補ったとおり、保管場所に保管するよう指示したつもりだったのですが、彼女は再修正という意味に誤解してしまったようです。誤解はすぐに解けましたが、泣き出されたので他の社員から一瞬白眼視され困りました(笑)。 今は関西芸人の活躍などメディアの影響により、東日本地区でも通じる場合はあるでしょうが、もともとは関西以西の言葉です。
- titokani
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「片す」も方言だと思います。 「片付ける」でしょう。
「なおす」を仕舞う・片すという意味で使う場合、それは立派な方言です。 西日本地方では広く使われてる言葉のため、その人が標準語と思い込んでるだけでしょう。 それが方言であることを示すものならいくらもありますが、方言ではないというソースはないでしょう。 http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A4%CA%A4%AA%A4%B9&kind=jn&mode=0&base=1&row=1 http://www2.odn.ne.jp/rira_no_page/kanto-kyoto2.html 上記を見ても判るように、西日本でしか通用しない使い方です。