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貝汁の食べ方
貝汁を食べる(のむ?)ときに、貝の身もたべたいのですが、これは作法・料理の意味合いとして邪道なのでしょうか。 食べてよし の場合、殻と身をはずす際、どうしたら良いのでしょう。 家ではとりあえず殻を持って箸でつまむか、そのまま歯でこさぎとってしまいます。 さすがによそでは びびってできませんので、不本意ながら身を残してしまいます。 作法の面、またはこうすると身をはずしやすいという方法をご存知の方 、宜しくお願い致します。
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貝の大きさによるのではないでしょうか。 一般的貝汁として、あさりをお考えでしょうか? しじみ汁は、いつも決まって思いだされるのが、太宰治の「水仙」。 しじみ汁を飲み、その身をたべる太宰治に短編の主人公が驚くという、以下の場面があります。 ~前略~蜆汁がおいしかった。せっせと貝の肉を箸でほじくり出して食べていたら、 「あら、」夫人は小さい驚きの声を挙げた。「そんなもの食べて、なんともありません?」無心な質問である。 思わず箸とおわんを取り落としそうだった。この貝は、食べるものではなかったのだ。蜆汁は、ただその汁だけを飲むものらしい。貝は、ダシだ。貧しい者にとっては、この貝の肉だってなかなかおいしいものだが、上流の人たちは、この肉を、たいへん汚いものとして捨てるのだ。なるほど、蜆の肉は、お臍みたいで醜悪だ。~後略~ (太宰治「水仙」新潮文庫「きりぎりす」より) しじみは、でも、身もいただきたいものですね。 人前では、貝を左手でつまんで、箸でこそげとるのがよいようです。箸で簡単にとれるものは、つまむ必要はありませんが。 お椀のフタがあれば、フタにいれて、たべおわったら、お椀のなかにもどします。フタがなければ、お椀のなかのままで。 ハマグリの蒸し物は、懐石料理店で、 「ハマグリの殻で、スープをおすくいください。」 と、案内されるくらいで、手で持つことは、不作法ではありません。 でも、ご自宅では、おもいきり、お好きなようにー。
お礼
ご回答 有難う御座います。 そうなんですよね。箸使い意にはそこそこ自信ありなのですが、しじみの身を必死でこそぎ取って食べるというのはみみっちいような気がして 人前ではなかなかできないです。 あさりはある程度いけるのですが・・・ ハマグリは見当がつきましたが、あさり・しじみも不作法でないと訊き、安心致しました。