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血液型を決める糖鎖の役割について

人間の細胞の表面には10万個もの糖鎖が付いているそうです。この糖鎖の役割は何なのでしょうか? 私が思うに、これは哺乳動物の体毛のようなものだと思います。例えば赤血球は他の赤血球や血管壁とぶつかりながら体中を駆け巡っているわけですから、もし糖鎖で表面が覆われていないと本体が傷ついてしまうのでしょう。 つまり糖鎖で細胞は守られているのです。だとしたら体毛である糖鎖は長い方が良いでしょう。つまりA型やB型の長い糖鎖にも意味が有ることになります。

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  • otx
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回答No.2

糖鎖の機能については奥が深い研究分野です。 様々な重要な機能をもっていることが徐々にわかってはきています。 質問者様のような考え、構造維持ということをあえて探して言うならば、 高等植物の細胞壁(セルローズ)と昆虫、エビやカニの殻(キチン)がありますが(URLを参照してみてください)、 動物においてはそれ以外の機能の方が多いと思われます。 つまり糖鎖で細胞は(構造が)守られているという仮説はあまり成り立たないので、 質問者様の「だとしたら・・・」の以下は成り立たないです。 http://www.chem.miyazaki-u.ac.jp/~webms/sugar.html

noname#52130
質問者

お礼

ありがとうございました。

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noname#160321
noname#160321
回答No.1

糖鎖は免疫や細胞認識のためにあると考えられています。 この糖鎖で「同じ組織」の細胞(例えば肝臓の細胞)が集まり、「他の組織」の細胞とは排除し合う事によって、生体の「組織」が構成されています。また、隣り合っても良い組織同士では隣り合うための境界の糖鎖が出来、これが組み合わさって生物全体の構造ができあがります。 特に受精卵から生物が「発生」してくるとき、大きな役割がありますし、当初述べたように免疫もこの糖鎖の親密度によって決まります。 この辺りは「自己と他」などの科学哲学とも重要に結びついています。

noname#52130
質問者

お礼

ありがとうございました。

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