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ミエリンの役割

 神経細胞の軸索を覆っているミエリンは絶縁体となっているそうだんですが、絶縁体はどんな役割をになっているのですか?  ミエリンにはところどころに絞輪という切れ目がありここで興奮が生じて絞輪から絞輪へと絶縁体を飛びこえて興奮が発生するとあります。意味がイメージ今一つわきません。教えてください。  さらにもう一つ。ミエリンと軸索の間はガングリオシドのGM1とそれを分解するシアリダーゼの相互作用が働くことにより構造の維持・安定化に働いているとありますが、分解することでなぜ構造の維持・安定化につながるのでしょうか?

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回答No.2

何をお読みになっているかわかりませんが、神経細胞のところは本屋さんで高校生物の図表とか見るときっと絵がありますよ。 参考までに書きますと、神経細胞には樹状突起という小さな突起と、軸索という長い突起とがあります。ミエリンという細胞はこのうち軸索に巻きついているのです。軸索は長いですからたくさんのミエリンが巻きついています。軸索というのは細胞の興奮を伝達するものです。軸索の表面を電気信号が伝わっていくことで興奮が伝わります。ですからそこに関係のない細胞が巻きついていれば もちろん電気信号は伝わらず、ミエリンが絶縁体となるわけです、でも先ほども言いましたように軸索に巻きついているミエリンは一つではないので、隙間があります。これがランビエ絞輪です。電気信号は仕方がないのでこのミエリンのないところまで飛んでいきます。これが跳躍伝導です。ミエリンがないときより長い距離を電気信号がすばやく伝わるので、伝導速度は速くなります。これがミエリンの一つの働きです。 わかっていただけたでしょうか??

taketaketakeo
質問者

補足

大変丁寧にお答え頂いてありがとうございました! 大体理解できたのですが、電気信号はミエリン内(軸索)を通ってランビエ絞輪に飛んでその後再び次のランビエ絞輪に飛ぶことを繰り返すことで信号を遠くに伝えていると理解してよろしいんでしょうか?

その他の回答 (3)

回答No.4

う~ん。そうですね。軸索は静止時には内側が外側に対して負に帯電しています。興奮するとその電気が逆になって、外側が内側にたいして負に帯電するんですね。 電気は正の方向から負の方向へと流れますから、その性質を利用して伝導するんです。電気は軸索の内側と外側とを反対方向に流れています。絶縁体のあるところは電気が流れませんからないところだけに電気が流れるんですね。

回答No.3

私たちの身近にある「電気コード」の構造と同じだと思います。 電気コードは、中心に電気を通す部分があり、その周りを塩ビなどの絶縁体が覆っています。 神経の場合は、塩ビの代わりに脂肪質のミエリン鞘が覆っているということではないでしょうか。

noname#211914
noname#211914
回答No.1

前半部分に関しては、以下の参考URLサイトには関連質問の回答がありますが、参考になりますでしょうか? この中で#1で紹介した成書も参考にしてください(読み易い!)。 ●http://www.gak.co.jp/TIGG/71PDF/kasahara.pdf (脂質ラフトを介するシグナル伝達における複合糖質の機能的役割) Refference等を参考に孫引きされては如何でしょうか? これもPubMedで検索されては如何でしょうか? (あるいは神経生理・病理の専門家の回答を待ちましょう??) ところで、 ●http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=149155 これは解決が着きましたか・・・? 補足お願いします。

参考URL:
http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=149544

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