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what could you possibly need ~の文について

こんばんは。ドラマHEROESで、 "What could you possibly need so bad that you had to steal it?"という台詞がありました。 場面から「盗んでまで何が欲しかったんだ」と解釈していたのですが、改めて書いてみると何だか違う気が…。 ネイティブに聞いたところ、"Why did you steal it?"と同じだよと言われました。ニュアンスというかどんな時に使うのかは何となく分かるのですが、どうして"why"ではなく"what"なのか、直訳するとどうなるのか、文構造がどうなっているのか気になって仕方がありません。(聞いてみたのですが、よく分からなくて) どなたかお知恵を拝借願えませんでしょうか。よろしくお願いいたします。

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回答No.6

アメリカに住んで40年目になりました。 私なりに書いてみますね。 >"What could you possibly need so bad that you had to steal it?"という台詞がありました。場面から「盗んでまで何が欲しかったんだ」と解釈していたのですが、 ちゃんとこの文章のフィーリングをつかんでいましたね。 >改めて書いてみると何だか違う気が…。 直訳的にはそう感じるかもしれませんね。 日本語で、君以上に可愛い人はいないよ。と言えば、君は一番可愛い、と言う意味としてとりますね。 そんなに急ぐ理由があったのか、といえば、なぜ急いだんだよ?ととりますね。 盗む必要があったのか?と言えば、そんなに必要だったのか、そんなに盗むほど必要だったのか?、ととりますね。 そんなに盗まなくちゃいけないほど必要だったのか?と言えば何で盗んだんだよ?ととりますね。 どちらの表現も同じフィーリングなのです。 同じ事を違う表現をしたに過ぎないのですね。 そして、最後の例がまさしく今回の文章なのです。 文法用語なんてまったく必要ないのです。 まして、~用法なんていうことは必要ないのです。 このso~thatは日本では結果用法と言うのですか。 そこまではいいとしても、では、何でこの文章を見て結果用法だと分かるのでしょう。 私は恐ろしいと言ってもいいくらい普通じゃ考えもつかない教え方だと思いますよ。 この文章の解釈に困っている人に、そして、これからもいつか同じような文章が来ると分かっているにもかかわらず日本ではこれを結果用法だよ、だから、、、、、で終わってしまうと言う事はすなわち、その場限りの教え方であり、いつかまたこのような文章が来たときに判断する方法を自分だけに取っておくと言う考え方なのでしょうか。  これからも使えるように指導する事がすなわち教えるという事だと信じている私にとってこれほど教える、自分を分け与えると言うことをしようとしない日本人なんだなと多くの人は感じると思います。 >ネイティブに聞いたところ、"Why did you steal it?"と同じだよと言われました。 「そんなに盗まなくちゃいけないほど必要だったのか?と言えば何で盗んだんだよ?ととりますね。」でしたね。 外国人が日本語表現について質問してその日本語表現が、「と聞いたら、あなたは「何で盗んだんだよ?」と言いませんか? この考え方をそのネイティブはしたわけですね。 そして日本語のネイティブであるあなたは「何で盗んだんだよ?」と答えるわけです。 フィーリング的に難しいことではないですね。 >ニュアンスというかどんな時に使うのかは何となく分かるのですが、どうして"why"ではなく"what"なのか、 何を必要としてのか?ときいているからwhatなのですね。 なんで・なぜ必要だったのか?ときいているからwhyなのです。  needと言う動詞があるから、ではないのです。 what could you possibly need so bad thatと言う表現方法、言い方をしたかったからなのです。 その表現を使いたいと頭が言ったからなのですね。 そういう言い方を今回は使え、と指示したのです。 それだけなのです。 こういう表現をすればそういう意味合いとして相手には分かってもらえる、と生まれてきてから体で覚えてきたからなのですね。 ちょうど、何で盗んだんだよ?と言う表現の代わりにそんなに盗まなくちゃいけないほど(何が)必要だったのか?」と言う表現を使いたかったから使ったのですね。 Thank youの代わりにAppreciate it.と言う表現を選ぶのと同じなのです。 >直訳するとどうなるのか、 文章って、初めから終わりに移動しますね。 日本語でも英語でも同じなのです。  What 何を could you possibly する事があるのだろう need so bad  そんなにひどく必要とする that ほど you had to steal it? それを盗まなくてはならない と感じていくわけです。 最終的に頭のなかでこれらのつながりをリンクさせているわけです。 何が(を)そんなに必要で盗まなくてはいけなかったのか?と言う文章の構造になっているわけです。 had toと過去形になっているからwhy did youと過去形になっているわけです。 このcouldがcanと言う現在形であっても同じなのですね。 ただ、「必要なものなんてあるはずがない」とこの人は感じているからcanではなくcouldを使っただけなのですね。 >文構造がどうなっているのか気になって仕方がありません。 もうお分かりですね。 needでなくてもwhatは使います。 たとえば、What is the reason you had to steal it?とか What were you thinking when you had to steal it?とかWhat made you steal it?と言う感じですね。 何が理由なんだ、何を考えていたんだ、何があなたをそうさせたのか?と言う感じですね。 これらの表現を使いたいと感じればそれなりに疑問詞もあわせるわけです。 つまり、What could you possibly needと言う言い方をして、必要なものなんてない(はず)とこの人は言いたいわけです。 必要なもの(事柄)なんてないならなぜしたんだ?と言うフィーリングなのですね。 そして、更に、なぜしたんだ?と言うフィーリングは、何が不満なんだ?(#4さんのフィーリングですね)となり、あったら言ってみろ、となり、更に、ないんだからこれからはするな、とか、責任を取れ、罪を認識しろ、と言うフィーリングが底に流れている狩野背があるわけです。 これは、一度日本語の表現の方をちょっと考えてみれば自然に出てきますね。 ですから、#4さんのフィーリングを使って、このフィーリングがあるとき、つまり、何が不満で盗みをしたんだ?と言いたいときにはこの英語表現がこれからは使うことが出来るようになりますね。 これを「身につける」と言う事なのです。 いくら文法用語を当てはめてもフィーリングを感じることの大切さを前に持ってこなくてはこれらの「意訳のフィーリングがあるときに」文法だけを頼りに英文を作ってしまうわけです。 今誰かが「だから文法だけを頼りにしている人たちは英語表現に疎いんだ」と言いましたね。 いつかこの表現を聞いたときに「直訳」が「盗んでまで何が欲しかったんだ」となり、そのフィーリングを感じる日が必ず来ます。  つまり、なんとなく分かった、と言うレベルから、今日からは、この表現を聞いたら、フィーリングを綺麗に感じることが出来た、と言う自分に気がつくのです。 心配ですか? だったら、もう一度Heroes観て下さい。 今回ご質問で持った「なんとなく分かった」と言うフィーリングはもうでてこないで、いろいろなレベルの「意訳とした」日本語表現が目に浮かぶと思いますよ。 今日また英語力が更新したのです。 文法で英文を理解しても更新はしないでしょう。 参考になりましたでしょうか。 分かりにくいところがありましたら締め切る前にまた書いてくださいね。

pokodog
質問者

お礼

Ganbatteruyo様 訳や構造についてだけでなく、勉強の仕方(吸収の仕方…でしょうか)のアドバイス、ありがとうございます。 >日本語で、君以上に可愛い人はいないよ。と言えば、君は一番可愛い、と言う意味としてとりますね。 >そんなに急ぐ理由があったのか、といえば、なぜ急いだんだよ?ととりますね。 >盗む必要があったのか?と言えば、そんなに必要だったのか、そんなに盗むほど必要だったのか?、ととりますね。 >そんなに盗まなくちゃいけないほど必要だったのか?と言えば何で盗んだんだよ?ととりますね。 >どちらの表現も同じフィーリングなのです。 同じ事を違う表現をしたに過ぎないのですね。 たしかに仰るとおり日本語でもそうですね! 今回たくさんの方から、いろんな意訳をいただきましたが、 それは日本語でも「いいたいこと同じでも、いろんな言い方がある」ということで、その時の状況で、どんな表現が自分の意図、というか心を適切に伝えられるかを、頭で瞬時に分けてるんですね。 >何が不満で盗みをしたんだ?と言いたいときにはこの英語表現がこれからは使うことが出来るようになりますね。これを「身につける」と言う事なのです。 これから映画やドラマを観るときにも、いただいたアドバイスを忘れずに、英語を「身につけて」いきたいと思います。 重ねてお礼申し上げます。 ご助言、本当にありがとうございました。

pokodog
質問者

補足

Ganbatteruyo様 こんばんは。ただいま帰宅しまして、PCを開きました。 大変丁寧にご指導いただき、恐縮しております。 貴重なお時間を割いていただきまして、本当にありがとうございます。 今晩、じっくり読ませていただいて 明日改めてご報告とお礼を申し上げたいと思います。 ありがとうございます

その他の回答 (6)

  • birdflew
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回答No.7

"What could you possibly need so bad that you had to steal it?" 「盗みを犯すほど絶対手に入れねばならないものって、どんだけ??」 説教ですな、簡単に言えば。盗みに走らざるを得ない程入手しないと満足しないものってあるはずないから(盗みは非社会的な悪質の犯罪ですから)皮肉たっぷりの修辞疑問文です。 それから、口語でこのような表現は多く使われますが、正しくは badly ですね。

pokodog
質問者

お礼

birdflew様 ご回答ありがとうございます。 >口語でこのような表現は多く使われますが、正しくは badly ですね。 そうなんですか。じゃあもしテストなんかで What could you possibly need ( ) that you had to steal it? て出たら、アウトかもしれないのですね。 気をつけます!ありがとうございました!

  • googoo1956
  • ベストアンサー率47% (623/1316)
回答No.5

○ 「いったい何の不満があって、そんなものを盗んだのか。」 --- 親子関係であれば、「お前には何でも与えていただろう。それなのに・・・。」という感じでしょうか。

  • googoo1956
  • ベストアンサー率47% (623/1316)
回答No.4

>"What could you possibly need so bad that you had to steal it?" ○ 「need so bad」は口語でよく使われる表現で「それほど(または、大いに)必要とする」です。「bad」は副詞です。 ○ 「so ... that ~」は、「結果」とされることが多いのですが、本来は「程度」を表すので後ろから訳すことも可能です。 ○ 「could (possibly)」は「現在」または「過去」の推量を表します。「possibly」をつけると驚きの意味が加わります。 ○ 日本語訳(直訳)  「そんなものを盗まねばならないほど(の思いをしてまで)必要としたものはいったい何だったのか。」  ※ この場合の「必要としたもの」は決して「品物」ではなくて「心の中で欠けていたもの」という意味ですね。相手の「心の有り様」を尋ねているのでしょう。 ○ 日本語訳(意訳)  →「いったい何が不足でそんなものを盗まなければならなかったのか。」  →「いったい何の理由でそんなものを盗まねばならなかったのか。」  →「いったい何故そんなものを盗んだのか。」

pokodog
質問者

お礼

googoo1956様 返信が遅くなってしまい申し訳ありません。 大変丁寧で詳細なご解説をありがとうございます。 badを名詞と勘違いしていました。 couldはこの場合は推量だったんですね。 質問というか非難の意味合いも含まれているのですね。 ニュアンスまで丁寧にご指導いただき、ありがとうございました。

  • Parismadam
  • ベストアンサー率65% (2756/4211)
回答No.3

はじめまして。 No.1で回答されている通りですが、少し補足します。 ご質問: <どうして"why"ではなく"what"なのか> 1.ここでは疑問副詞のwhyでなく、疑問代名詞のwhatが必要だからです。 2.理由は、動詞needが目的語を必要とする他動詞だからです。 3.needの目的語がwhatという疑問代名詞になっているのです。 4.ここでのso~that…は「~して…した」という、「結果」の用法で使われています。従って、前から訳し下げます。 5.possiblyは疑問文を強調する用法で、「いったい」という意味で使われます。 6.以上を踏まえてこの英文の訳出の流れは (直訳)「どんな悪いことが必要で、盗みをしなければならなかったのか」 →(意訳1)「いったいどんな悪い動機づけが必要で、盗みをすることになったのか」 →(意訳2)「いったいどんな悪い動機から、盗みをすることになったのか」 となり、これが 「いったい何故、盗みなんかしたのか」 という訳出になるのです。 以上ご参考までに。

pokodog
質問者

お礼

Parismadam様 返信が遅くなってしまい、申し訳ありません。 大変丁寧なご指導ありがとうございます。 ステップを踏んでのご解説で、よりくっきりと理解することができました。 このステップで組み立てれば自分でもこんな文が作れるようになりそうです。 貴重なお時間を割いてご教授いただき、本当にありがとうございました。

  • ANASTASIAK
  • ベストアンサー率19% (658/3306)
回答No.2

What could you possibly need (so bad that you had to steal it)? 何がほしくてそれをぬまなければならなかったわけ? so...thatは結果構文。 必要だと思った結果、それを盗まなければならなかったのはどうして? という結果の関係。

pokodog
質問者

お礼

ANASTASIAK様 お礼が遅くなってしまい、大変申し訳ありません。 早々にご回答いただき、ありがとうございます。 so…that構文。そういえばそういうのを習った覚えが…。 ご教授いただき、感謝申し上げます。

回答No.1

What could you possibly need so bad that you had to steal it? なせ what なのかは need の目的格だからです。 肯定文に直すと You needed something so bad that you had to steal it. 「あなたは盗まなければならないくらい何かとても悪いものを必要としている。」 「あなたは何かとても悪いものを必要としている。その結果盗みをした。」 ということです。 possibly は could を強める働きがありますが日本語に訳す必要もないでしょう。 結局 Why did you do that? ということですが、こういう言い回しがあるということを覚えておけばよいということです。と私は思います。

pokodog
質問者

お礼

seegrammar様 早々にご回答いただいたにも関わらず お礼が遅くなりまして大変申し訳ありません。 丁寧に解説いだたきまして、ありがとうございます。 2週間近く、もやもやしていたものがすっきりしました。 迅速で丁寧なご指導、本当にありがとうございました。

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