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ガスタービンのサイクル
熱力学の質問です。 理想気体へ行う仕事は∫Pdvで計算できることは 仕事が力x距離ということから理解できるのですが、 ガスタービンのブレイトンサイクルにおける断熱圧縮 における仕事が∫vdPで計算されるのはなぜですか?
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No.1のものです。 ∫1~2 vdP=-P1v1-∫1~2 Pdv+P2v2 (1) と書きましたが、これには右辺の三つの項に対応する三つの過程 が含まれています。圧縮機のする仕事はこれら三つの和になりますが、 ご質問をよく読み返してみますと、 「ブレイトンサイクルにおける断熱圧縮における仕事」 とありますので、サイクルの中で断熱圧縮しているときだけの過程、 すなわち(1)式の第二項のみを意味しているのですね。 失礼しました。そうするとおっしゃるように∫1~2 Pdvが 圧縮機のする仕事になりますね。 で、結局わからないのですが、以下のどれかではなかろうかと思 っています。 1、文献(教科書?)が間違っている。 2、実は三つの過程全てを含んでいる。 あまり力になれませんが、以上アドバイスいたします。
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- physicist_naka
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気体へ行う仕事は-∫Pdvで計算できますが、これは理想気体で ある必要はなく、一般に成り立ちます。 ブレイトンサイクルは知りませんが、文献「超伝導・低温工学 ハンドブック」のp157によると、圧縮機が気体に対して 行う仕事は、∫vdPで与えられるそうです。 ∫1~2 vdP=-P1v1-∫1~2 Pdv+P2v2 (1) となり、∫1~2 vdPはP1v1の気体を取り込み、∫1~2 Pdvの仕事を 加えてP2v2で取り出すのに要する仕事となります。 ということから、これは圧縮機が気体に対してする仕事を 意味することになります。
補足
早速のお返事いただき有難うございます。 ご回答の中の(1)式は間違っていないのですが、ご回答の文中に 「∫1~2 Pdvの仕事を加えて」 とあるように圧縮機がする仕事は∫1~2 Pdvではないか?と疑問に感じているわけです。(揚げ足をとるつもりではないのです。お許しください。) 私の理解が間違っている自信(?)はあるのですが、どのように間違っているのか、ご指摘願えませんでしょうか?よろしくお願い致します。 (補足:ブレイトンサイクルでは圧縮前後で加える仕事が、∫1~2 vdPで計算 されているのです)
お礼
遠心圧縮機もしくは軸流圧縮機が使われており、連続的に圧縮が行われているので、3つの過程すべてを含んでいるのだと思います。どうも有難うございました。
補足
ご回答有難うございます。 アドバイスの1)ですが、熱力学の教科書にはどれも、ブレイトンサイクルについてこう書かれているので、すごいことになってしまいますね(笑) アドバイスの2)ですが、三つの過程ということですが、残りの2つは気体を「吸い込む」、「吐き出す」という過程ですか?うーん。もう少し考えてみます。 回答締め切りも、少し先に延ばしたいと思います。ご容赦ください。