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ロシアン・アバンギャルドとは?
ロシアン・アバンギャルドとは何か知りたいです。 調べてみたのですが、いまいち良くわかりません… ご存知の方、お願いします!!
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2001年春に東京都庭園美術館にてロシアアヴァンギャルド展が開催されました。その時のカタログを持っていますのでその中から。 1910年代初頭にロシアで誕生し1917年ロシア革命を契機に大衆に広まった未来派、構成主義を主とした前衛芸術です。特にグラフィックの分野ではフォトモンタージュやタイポグラフィーなどの前衛的手法が駆使された斬新なポスターが作られました。とあります。 この展覧会ではステンベルク兄弟を中心としていて当時の印刷技術がリトグラフ(現在はオフセット印刷で網点を使って4色で様々な色がでます。)印刷といって限られた色数で(主に4~5色でした。)大胆な構成のものが多かったです。確かに政治色の強い作品が多いのですが(レーニンの寛容な文化政策があってこそのものでしたので。)映画のポスターなど今見ても新鮮なものも多く逆に限られた色数を逆手にとったようなステンベルク兄弟の作品はとてもカッコ良かったです。 http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/russian/exhi.html ↑その時の展覧会のサイト ↓ステンベルク兄弟ギャラリー
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- oresot
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僕の浅い知識で良ければ・・・。 ロシアンアバンギャルドとは、グラフィックデザインにおけるブームみたいなもので、古いデザインの歴史からヨーロッパを中心にアールヌーボー、アールデコやバウハウスの流行など徐々に世界に広がり行く中、ロシアでは政治にグラフィックデザインを取り入れました。(バウハウスと同時期もしくは少し以前?)まだテレビやラジオの放送が全土に広がってなく、又、十分に時を読めない人達もいたので、国の政策を広く、いち早く国民に伝えるためにはグラフィックデザインの技術と発想が最適だったわけです。なので、デザイン自体も軍事的な絵を使っていたり、目に止まる様にとてもあくの強いものばかりでした。
お礼
ご回答ありがとうございました!! わかりやすいです。 今度、作品を探して見てみようと思います!
お礼
ご回答ありがとうございます!! 年代とかも、くわしく分かって良かったです。 展覧会のサイトなども見てみます。