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フランス王 シャルル五世の発言
次の文章の間違いをいくつか指摘しなさい。 余は、神とはスペイン語で話し、 ご婦人とはイタリア語で話し、 男どもとはフランス語で話し、 馬にはドイツ語で話しかける という宿題が出て困っています。 もしよければ教えていただけないでしょうか? よろしくお願いします
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- aster
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これは、参考URLで、色々な意見が出ており、典拠する「引用伝承」の本によって、違うことが伝わっているようです。 参照URLの No.3 の人の述べていることが比較的に明瞭なのですが、 「*Oxford Dictionary of Quotations*, 2nd and 3rd eds」(「オックスフォード引用辞典」第二版及び第三版)では: 「神へはスペイン語、ご婦人へはイタリア語、男たちにはフランス語、余の馬にはドイツ語を話す」と言ったのは、神聖ローマ帝国皇帝カール5世,1550-1558(スペイン王カルロス1世)だとされています。 他方、「Bartlett's *Familiar Quotations*, 14th and 15th eds」(バートレットの「身近な引用集」第14版及び第15版)では、同じ言葉が、フランス王シャルル5世,1337-1380(賢王シャルル)の言葉となっているそうです。 この第二の場合だと、間違いはないことになります。第一の場合だと、その言葉は、フランス王シャルル5世賢王ではなく、神聖ローマ帝国皇帝カール5世(スペイン王カルロス1世)のものだということになり、ここが間違っていることになります。 しかし、色々ヴァリエーションがあり、どの「Charles V」か分からないのですが、「余の馬には高地オランダ語」というヴァリエーションがあり、また、別のヴァリエーションでは、「兵士にはドイツ語、ご婦人にはフランス語、王侯にはイタリア語、神にはスペイン語」というのもあるようです。 ヴァリエーションが色々あって、英語圏での引用辞典で、内容が違うとなると、何が正しいのか、よく分かりません。 最初の引用の言葉は、原語はフランス語のようですが、神聖ローマ皇帝カール5世も、フランス王シャルル5世も喋れたはずなので、どこが間違いかわかりません。 フランス語では、次のようだったようです:「"Je parle espagnol a Dieu, italien aux femmes, francais aux hommes et allemand a mon cheval."」 しかし、これだと、引用の通りの内容で、フランス王シャルル5世が間違いだということかも知れません。 カール5世皇帝は、元々スペイン・ハプスブルク家の当主で、絶対君主フェリーペ2世の父ですから、「神へはスペイン語」はカールの言葉が相応しいようにも思えますが、分かりません。 >Humanist Archives Vol. 5 : 5.0480 Rs: Quotation Cite (4/67) >http://lists.village.virginia.edu/lists_archive/Humanist/v05/0474.html
- 19san
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この質問をみて私も興味が湧きました。 どういった科目の宿題なのですか? 補足をお願いします。
- tanpopoclub
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文自体は間違っていないようですね。 (そういう意味じゃなかったらごめんなさい。) 相手によって言葉を使い分けることがいいことかどうか?ってことでしょうか? ぜんぜん自信ありません。 参考までに・・・・