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大地震は、「だいじしん」?「おおじしん」?
アナウンサーがこの単語を読むたび、うちの旦那がどうでもいい薀蓄をたれてうるさいので、教えてください。 大地震の正しい読み方は、日本語の規則として「だいじしん」でしょうか?「おおじしん」でしょうか? 私の記憶によると、単語は、訓読みのときはすべて訓読みで、音読みのときはすべて音読みで、という風に教わりました。 とすると「だいじしん」が正しいと思うのですが、 アナウンサーは、「おおじしん」と読むらしいのです。 そのたびにうちの旦那が、「正しくは「だいじしん」だ!!」と五月蝿いので・・・ なにか、発音上の都合があって、その様に読んでいるんじゃないかと 思うのですが、そのあたりの事情にお詳しい方、 教えていただけますでしょうか? 夫におしえて、静かになってもらいたいので、よろしくお願い致します。
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結論から言えば、どっちも正しい。 報道では「おおじしん」を使うということのようですね。 地震学で言うと、「巨大地震」のワンランク下が「大地震」であって、それが「だいじしん」と読むようです。 それと紛らわしいので、大きな地震のことは「おおじしん」と呼ぶということでしょうね。
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- shino911
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回答は出ているようですので、補足というかご参考までに。 音読みの語 (漢語) の上に付いた「大」を「おお」と読む語は、「大火事」のほかにも、 大袈裟・大喧嘩・大御所・大騒動・大太鼓・大道具・大所帯・大入道・大掃除・大風呂敷・大文字 などがあります。 「大」を「ダイ」と読むか「おお」と読むかについては、特に規則性はなく、 多分に慣習的なものであろうと思います。 なお、「大地震」のように、両様の読み方がある語としては、 「世論」の「せろん」と「よろん」、「早急」の「さっきゅう」と「そうきゅう」 等がありますね。 なお、No.8のtoysmithさんの、 >「ぢしん」では無く「じしん」であるところに疑問を感じてたりしますが、 については、下記参考URLの回答No.5の後半をご覧下さい。
お礼
すごくわかりやすいご説明ありがとうございます。 その時々で読みやすいように変化するということですよね。 ますますなっとくです。 shino911様をはじめ、短時間にたくさんのご回答ありがとうございました!! 感謝します!!
- toysmith
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「おおじしん」に一票! 「だいじしん」が一般化したのはチャールトン・ヘストン主演の映画「大地震(だいじしん)」のヒットからでしょう。 私的には「ぢしん」では無く「じしん」であるところに疑問を感じてたりしますが、それはまた別の話。
お礼
映画は詳しくないのでわかりませんが、地震、もすなおにふりがなに濁点をつけるとぢしんですよね。 清き一票ありがとうございます。
日本語としては大地震の方が正しいと思います。旦那さんのうんちくは間違ってはいないと思います。 ただほかの方も仰っているように巨大地震と区別するために「おおじしん」といっているのだと思います。 こういった類のものにはどちらも本来シコウと読む「試行」と「施行」があります。本来どちらも「シコウ」と読みますがそれでは区別が付かないので試行=シコウ、施行=セコウと勘違いが起きないようにしています。そうそう私立(ワタクシリツ)と市立(イチリツ)もそういったものといえると思います。 つまり便宜上そのように読むようにしているといえば旦那さまも納得してくれると思います。
お礼
数々の例示をあげて丁寧な解説、ありがとうございます! 便宜上でなければ今ごろきっと直っているはずですものね・・・ 私立と市立で説得を試みます。
- primani
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間違えましたぁ! 「おおじしん」が2つになってました。下の行(マグニチュ-ド)が「だいじしん」ですm(_ _)m
- primani
- ベストアンサー率34% (253/734)
「火事」も音読みですが「大火事」は「だいかじ」とは読みません。 「事件」「災害」については「大」をつけた場合「だい」と読みます。 かように統一性がないのですが、地震については以下のような見解もあるそうです。 おおじしん:大きな波がやってきて揺れて被害がおきること(震度) おおじしん:震源での地震の大きさ(マグニチュード)
お礼
だいじけん、だいさいがい、ですよね。 やっぱりいろんなところで見解がでているのが、お示しの資料でよくわかりました。 みんな不思議に思っていたんですね。 ということは、もう少し自分で調べれば自分でわかったってことですよね・・・ 少々反省です。 お手間をかけました、ありがとうございました!
- yomyom2001
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わたしが以前に教わったことですが、参考までに書いてみます。 日本語には和語と漢語があってそれぞれ熟語の時には、それにあわせて読むのが正しいそうです。 で、大地震は「だいじしん」が正解です。 ところが、「だいじしん」と読むと、発音的に本当に大変なことが起きたようなニュアンスに聞こえてしまうので、アナウンサーはパニック防止のために、少しやわらかく聞こえるように「おおじしん」と読んでいるらしい、とのことです。 ちなみに、わたしに教えてくれたのは外国人相手の日本語学校の先生でした。
- a-kuma
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では、静かになってもらいましょう。 一応、アナウンサーは「おおじしん」と読むことになっています(→参考URL)。 # 「だいじしん」でも、間違いではないようですが。 因みに、 > 私の記憶によると、単語は、訓読みのときはすべて訓読みで、音読みのときはすべて音読みで、という風に教わりました。 これも、そんなことはなくて、音→訓と読むのを「じゅうばこ(重箱)読み」、 訓→音と読むのを「ゆとう(湯桶)読み」と言います。 # なんてえらそうに書いてますが、「おおじしん」については、私も初めて知りました (^^;
お礼
>これも、そんなことはなくて、音→訓と読むのを「じゅうばこ(重箱)読み」、 >訓→音と読むのを「ゆとう(湯桶)読み」と言います。 この↑知識で、だんな沈黙の上にわたしにアドバンテージが得られそうです。 そういえば昔の記憶がよみがえってきました。 ありがとうございます!
- kanten
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質問2 「大地震」の呼び方は、「おおじしん」なのか、 それとも「だいじしん」なのでしょうか? 「おおじしん」と「だいじしん」の区別があれば教えてください。 回答2 呼び方としては、「おおじしん」でよいと思います。 民放でも利用されている「NHKことばのハンドブック」 (NHK放送文化研究所)によると、「おおじしん」と読むきまりと なっているようです。ただし、「だいじしん」と呼んでも必ずしも 間違いではありません。「だいじしん」というのは、地震の規模 (マグニチュード:M)に対する階級を示しており、 M7以上の地震を指します。ちなみに、M7.8以上の地震は、 「巨大(きょだい)地震」と呼ばれています。 (地学事典(平凡社)より一部引用) 補足: 「NHKことばのハンドブック」とは、放送でのことばの扱いを載せた 現代日本語の最新データベースで、数字の発音・助数詞の使い方に ついても書かれています。これらはNHKの放送用語委員会が、 国語学者の意見や世論調査結果に基づいて決めたものだそうです。 とのことです。
お礼
ありがとうございます~ ますます納得してもらえそうです。 ことばのハンドブック、探してみます♪
お礼
ありがとうございます! やっぱりそうですよねぇ、わけもなくアナウンサーの方が、間違った呼び方をしているわけはないですよね、これで納得してもらえると思います!