- ベストアンサー
「いちご」の「ご」
以前、「を」の発音についての質問がありました。 私自身は、「お」ではないと思っていましたので、かなり驚きました。 そして、記憶が甦ったのですが、小学校のころ、「いちご」の「ご」は、正しくは(?)、(昔は、だったかも知れませんが忘れました。)「ご」よりも、こもった発音だと習いました。 文字では書きにくいですが、「ごぉ」「ぐぉ」のような発音です。(口の中の形は「ご」のままで、喉の奥を閉じたまま発音する感じです。) 何か理由か意味があったと思うのですが、ご存知の方いますか? 「いちごぉ」以外にもいくつかあった気がします。 この辺りの事情をご存知でしたら、教えてください。 ちなみに、私も「いちご」は普通に「いちご」と発音します。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
鼻濁音のことでしょう。 簡単に言いますと、が行を「ンが」「ンぎ」と頭に短い「ン」をつけて発音するイメージです。 「やきぐり」や「私が」など、が行が言葉の真ん中や最後に来た時に鼻濁音にすると美しいと言われています。 「ガム」や「二十五」など、頭についた時や数字は鼻濁音ではなく濁音として発音します。 たまに例外も見られますが、主にそういうルールだと思ってください。 ことばを職業にする人たち・アナウンサーや声優などは鼻濁音の勉強をします。(私も学んでいます) NHKなど顕著に現れておりますので、ニュースを聞く際は鼻濁音が出来ているアナウンサーかどうかチェックしてみてはいかがでしょうか。^^
その他の回答 (3)
- mataauh1made
- ベストアンサー率45% (102/224)
鼻濁音ですね。なぜ「いちご」の「ご」をこれで発音するかと言いますと、語尾にあるからです。鼻濁音で発音するガ行は、語中・語尾にある場合です。語頭にあるガ行は鼻濁音にしません。 >>私も「いちご」は普通に「いちご」と発音します。 鼻濁音が何かをお判りになっていないと、質問者様のおっしゃる「普通に」がどういう発音なのか判りませんね。 >>「いちごぉ」以外にもいくつかあった気がします。 「以外にもいくつか」とおっしゃるのがどういう意味か不明ですが、「ご」以外にも、という意味であればガ行全部、従って「が」「ぎ」「ぐ」「げ」にも同じことが言えますよ、ということがお答えになります。 「そういうこと」以外をご希望でしたら、No. 3の方の後半部分を読んで思い出しましたが「無声母音」というものもあります。普通、母音は有声ですが、「アキコ」という人名中などで、[ki]の[i]音は無声母音です。 こんなお答えで良いのでしょうか?
お礼
すみません。私もよく分かっていなかったのです。 「いちご」の「ご」は鼻濁音ではなく、普通の発音という意味でした。 ガ行が全部だったんですね。「いちご」と、それ以外のいくつかの言葉だけしかないのかと思っていました。 無声音というのもあるんですね。勉強になりました。 ありがとうございました!
- luune21
- ベストアンサー率45% (747/1633)
すでに出ていますが、鼻濁音のことでしょうね。 TVで芸能人をみていると、おおよそ育ちの良い東京人かどうかが「が」の発音でわかります。 小学校などの教育の場では、gaは鼻濁音と発音するのが"正しい"という教え方になるでしょう。しかし、大人の教養としては、やはり東京(東日本方言といってもよい)の発音を標準語にしたためである、と理解されたほうがいいと思われます。 他にこのようなものとしては、 「徳島」とか「ネクタイ」などの「く」のように「ku」ではなく「k」と子音しか発音しない例があります。 関西では「とkuしま」と発音(kuにアクセント)しますが、厳密な標準語発音は「とkしま」(toにアクセント)なのです。
お礼
日常では、自分も使わないですし、特に意識していなかったのですが、TVなどでも注意して聞いてみたいと思います。 そうなんですよね、鼻濁音より方言のほうが気になってしまいます。 「とくしま」、何度か口に出してみましたが、ちょっとだけ「と」にアクセントがあるようです。因みに私は関東です。 ありがとうございました!
- hikki-hikki
- ベストアンサー率26% (1198/4585)
鼻濁音のことでしょうか・・・?
お礼
鼻濁音と言うのですね。ありがとうございました!
お礼
そうそう、「頭に短い「ン」をつけて発音するイメージです。」まさしくこれですね。 なるほど、美しく発音するためでしたか。 早速TVでチェックしてみます。ありがとうございました!