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反応液の濃縮
酸無水物とエタノールで、酸触媒中でエステル化を行った後、トルエンを加えてからエバポレータで濃縮、と実験書に書いてあったのですが、トルエンを加える理由がわかりません。原料であるエタノールを取り除きやすくするためなのでしょうか? お願いします。
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共沸という現象でエタノールを飛ばしているのです。詳しくはホームページをどうぞ。 余談ですけど、エタノールを純粋にするためには、ベンゼンを添加して共沸蒸留する必要があります。
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noname#160321
回答No.2
一つには#1のお答えの件があるでしょう。ベンゼンの方が使いやすいのですが、発ガン性等肝臓、脾臓、骨髄に害があるとのことで、最近学生実験では用いられなくなる傾向のようです。 その他に何かあるかと考えると生成したエステル(無極性)を酸無水物から出来た副産物の酸(や、時に水)から分ける事で安定化させているのではないでしょうか。 少し分らないのは、酸無水物が低分子量の酸の無水物だとトルエンと沸点が近くなり、蒸留して分け取るのに不便なのではないかということです。 かなり高分子量でトルエン等で再結晶する等で取れる酸なのでしょうか?