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減圧濃縮

有機合成の実験でニトロベンゼンを生成する際、減圧濃縮にロータリーエバポレーターという装置を使ったのですが、ロータリーエバポレーターはどのような原理のものなのですか? 一応、ネットでも調べてみたのですが、思うような回答が得られるところが見つけられませんでした。もしかしたら、見落としてるサイトもあるかもしれないのですが・・・URLを教えていただけるのも嬉しいです。 よろしくお願いします。

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noname#21649
noname#21649
回答No.3

ロータリーエバポレーター(エバ)は. ナスフラをモーターで回転させて.ナスフラの表面に溶媒の膜を作り.膜から蒸発させる事で. 1.蒸発面積を増加させる。 2.加熱部分が狭い(約半分が加熱浴中.残りが大気中)ので.高温になりにくい 3.加熱部分・冷却部分(大気中の部分)が常に移動しているので.溶質の固まりができにくく.温度差ができにくい(加熱している部分に溶質が固まると簡単に高温になり.熱分解の原因になる)。 4.真空中なので.比較的低温(合成で低温といったら.液安なんて人がいるので)を保てる。 というかんじです。蒸発部分を常に移動させている.溶媒の膜から蒸発させている.というのが.「原理」というば原理ですが....。答えになりますか。 エバの回転を力で止める(ナスフラの付け根に棚が倒れて割れ目に挟まった)と.過負荷でモーターを焼く・制御装置を焼くなんてことになります(1回修理すると二度としたくなくなります。回路は簡単なのですが.真空管世代な私なので半導体の考え方が分からず苦労しました。)。位相制御で回転数を変えているのですが.こちらの原理も必要ですか。

bibix
質問者

お礼

わかりやすい回答、ありがとうございました。 位相制御による回転数の調整などは、ちょっと私には難しそうなんで 今回は触れずに行こうと思います。 とてもたすかりました。

その他の回答 (2)

  • asa1980
  • ベストアンサー率66% (2/3)
回答No.2

 エバポレーターを使うことで、フラスコ(多分ナスフラスコですよね)内の圧が下がります。圧が低いところでの、物質の沸点は下がります。フラスコ内の溶媒も、大気中での沸点より下がり、蒸発しやすくなります。そうして、気体になって蒸発した溶媒は、冷却水によって冷やされ再度液体になり、溶媒だけが別に分かれるというものです。エバポレーターを使うのは溶媒を飛ばすためですが、このときwaterbathやoilbathを使わないのは、沸点の高いものを蒸発させたいときや、熱をかけると分解したり別の反応がおこってしまうからだと思います。 ―と質問の答えになっていたでしょうか・・・ヾ(^-^ゞ)

bibix
質問者

お礼

わかりやすい回答どうもありがとうございました!

  • brassard
  • ベストアンサー率23% (23/99)
回答No.1

攪拌しながら減圧をかけるものです。減圧することにより沸点が下がり、熱をかけずに液体を速く蒸発させることができます。攪拌することにより、その効率がさらに向上します。

bibix
質問者

お礼

簡潔な回答どうもありがとうございました。

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