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首の後ろで・・・
ヒトの身体の右半分は左脳から、左半分は右脳からの指令によって動いており、それを司る神経は首の後ろで交差しているそうですが、ここで質問なのです。 どうして、神経は交差しているのですか? 交差しているのと、交差していないのとでは、身体に及ぼす影響はどう違ってくるのですか?
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ヒトに限らず、脊椎動物はみんなそうですから、進化の過程で、脊索動物ができる最初のときに、何故かそういう方式が採用になったんでしょうね。それ以後の脊椎動物(ヒトを含む)では、一旦採用された方式がずっと踏襲されているんだと思います。 なぜその方式が採用されたんでしょう?何か利点があるのでしょうか?理由はわかりません。可能性として、そのときは利点があったがヒトなどでは別に利点はない、そのときもヒトでも共通して利点がある、そのときも今も、一旦体でできてしまったら関係ないが、発生の過程で神経系ができるときに意味がある、実はただの偶然で意味はない、などいろいろ考えられそうです。(もっとちゃんと体に影響があるのか、説明できる人がいるといいですね。) この問題に関しては、過去に参考になるのがひとつありましたので、ご覧下さい。『それを司る神経は首の後ろで交差している』...その場所の名前を、「錐体交叉(すいたいこうさ)」と呼びます。脳幹の下のはじっこ(延髄の下部)にあります。
お礼
早速参考URLを見させて頂きました。未だ明確な答えはないのですね。でも、少しすっきりしました。それにしても、ヒト(に限らずだけど)の身体の仕組みには不思議がいっぱいです。 本当にどうもありがとうございました!