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「話すは技術、聞くは器」→英語でいうと
「話すは技術、聞くは器」 これは客商売のところで使われている格言のようなものらしいです。 国語カテゴリーの過去質問で知りました。 その意味については、以下のようなことかと思います。 「話すは技術」というのは、人を説得したり、こちらの話に聞き入らせたり、話し相手を退屈させない、などのためにはある程度の話し方の技術、すなわち話術が必要だということでしょう。 「聞くは器」について、聞き上手な人というのは、聞く技術があるということではなく、聞く人の性格や度量の問題だということです。聞き上手な人というのは、とにかく人の話がどんなにつまらないことであっても、真剣に聞きます。ただただ真剣に人の話を聴くだけで、聞き上手になれるということです。技術ではありません。 しかし、つまらない話を途中でさえぎったり、反対意見を言ったりせずに、最後まで真剣に聞くということは、大変な忍耐力が必要で、心の広い人でないと勤まりません。度量がないとダメ、すなわち、その人の「器(ウツワ)」が大きくないといかん、ということになります。 (Q)「話すは技術、聞くは器」を英訳していただければと思います。 (また、上の解釈が違っていれば、ご意見ください)
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- Parismadam
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No.2です。お返事を有難うございます。補足質問にお答えします。 ご質問: <torelate←この単語、英和辞書にないんですが、難しい単語ですか?> これはtolerateのタイプミスです。失礼しました。
- Parismadam
- ベストアンサー率65% (2756/4211)
はじめまして。 1.まず、ここで使われている「話す」は、客と込み入った話、商売の話、ということになりますから、talkがふさわしいでしょう。 2.また、「聞く」は、hearだと意識しなくても自然に聞こえるという意味になりますから、ここでは、「注意して、耳をそばだてて聞く」のニュアンスを持つ、listenが適切です。 3.「話の技術」というと、辞書などにはartが載っていますが、ここでは、人を引き込むための、もう少しテクニカルな部分を指しますから、skillでも適切かと思います。 4.この格言は動詞が省略されています。それは「必要である」という動詞です。この格言は客商売用のものということですから、本来は「客と話すには技術が必要で、客の話を聞くには器が必要である」ということを言っているのです。 それは、ご質問文にある解説を見ても、「必要」という言葉が登場することからも、省略動詞が「必要である」というのは容易に推察されます。 5.そうするとこの日本語は、省略部を補えば「必要である」という意味の動詞、needやrequireなどが使われることになります。 ただ、端的で切れのよい標語のような格言ですから、そのリズムを崩さないためにも、長い英文になったり、動詞を入れてまともな文にすると、このリズム感が失われてしまいます。 6.そんなリズム感を失わないで、端的に「必要である」のニュアンスを出すテクニックが、形容詞的用法の不定詞になります。 形容詞的用法の不定詞は、名詞を後置修飾して、「~すべき」「~するための」といった、必要条件を補佐する動詞を不定詞で明示します。 従って、文にはなっていませんが、「必要」の意味を含む「名詞句」として、簡潔な格言表現に仕上がります。 7.では、どんな動詞を必要条件に提示するかというと、話術には「(客に)アピールする話術」「(客を)魅了する話術」、聞く術には「(客を)許容する包容力」「(客を)理解しよう・信じようとする度量」などになります。 8.以上を踏まえて訳例は Talking skill to appeal, Listening mind to believe (直訳)「(客を)魅きつけるための話術を。(客を)信じるための、(話を)聞く心を。」 →(意訳)「話すは魅了する術。聞くは信じる心。」 Talking art to fascinate, Listening capacity to torelate (直訳)「(客を)魅了するための話術を。(客を)許容するための、(話を)聞く度量を。」 →(意訳)「話すは魅了する術。聞くは許容量(度量)。」 となります。どちらも各文末で韻を踏んでいます。 以上ご参考までに。
お礼
わざわざ長文のご回答ありがとうございます。
補足
torelate←この単語、英和辞書にないんですが、難しい単語ですか?
- ANASTASIAK
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お説の通りとすれば、 Speaking is an art, hearing is a large heart. かと。韻を踏んでいるところがまたよいです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 見事に韻を踏んでいますね。こりゃいいや!
お礼
わざわざありがとうございます。