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原形質分離
こんばんは。次の問題で質問です! オオカナダモの葉を濃い塩化カルシウム水溶液に入れると,すべての細胞で原形質分離が起こった。原形質中の塩化カルシウム濃度をA,原形質と細胞壁の間にある溶液中の塩化カルシウム濃度をB,葉の外の塩化カルシウム濃度をCとするとき,A~Cの関係を選べ。 という問題で答えは、A<B,A<C です。 どうして、A=B,A<Cではだめなんですか??教えてもらいたいです。
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浸透圧は濃度に比例します。 原形質分離が起こり、細胞膜内外の濃度が等しくなったところで細胞の収縮は止まります。 原形質・原形質と細胞壁の間・細胞壁の外の濃度は等しくなります。 (本当はモル濃度や電離のことも考える必要がありますが) 細胞壁は全透性ですから、原形質と細胞壁の間・細胞壁には同じ塩化カルシウム水溶液があります。 細胞膜は半透性ですから、原形質の水だけが細胞膜外に出て、原形質の濃度が細胞膜外と等しくなりました。このとき、原形質には塩化カルシウムのほか塩化カリウムや塩化ナトリウムなどさまざまな物質が溶け込んだ状態です。細胞膜の外は塩化カルシウムだけが溶けています。 m[CaCl2]+[NaCl]+[KCl]+・・・=n[CaCl2] m<n